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400: 行った人さん    7月24日(水)06時37分 by 私もスケベ

ありがとうございます。川上さんの写真展もあるようなので今週末に難波屋へ行って見ます。観劇の予約もしてみます。

401: 行った人さん    8月10日(土)21時28分 by 朱美さん大好き
行った人さん
一昨日の四谷アウトブレイク行かれましたか?私は久しぶりに朱美さんのステージ観劇させて、いただきまして、とても感激しました。最後の踊り子さん達5人のショーは最高でした。願わくば観客の皆様方が定時に、お集まりしていただけましたら、ありがたかったです。行った人さんの詳細レポ楽しみにしております。

402: 朱美さん大好きさんへ    8月12日(月)20時20分 by 行った人
四谷アウトブレイク行ってきました。(^^)
このあとレポ載せますので、時間のある時に見て下さい。

403: さろんど四谷「55☆1」レポ    8月12日(月)20時26分 by 行った人
8月9日(金)四谷アウトブレイクに行ってさろんど四谷「55☆1」というイベントを見てきました。肉まんチェーン店とは関係なく、歌ありダンスありライブ演奏ありSMショーありの楽しい約4時間でした。まずは時間を追って。

JR四谷駅赤坂口を出たのは開場の午後6時半の少し過ぎ。新宿通りを歩いて四谷アウトブレイクに着いたのは6時45分ころ。ここに来たのは去年の2月27日の四谷キャバレー「冒涜(ぼうとく)の夜」以来です。地下に下り、受付で、予約しておいたので4000円+ドリンク代500円。フライヤー類とレジ袋をもらいました。靴を入れるためだそうです。場内に入ると、床のステージ側半分にはグレーのカーペットが敷かれ、ここは靴を脱いで上がる席のようです。
すでにお客はいっぱい。女性客もけっこういます。出演する踊り子さんたちもお客の誘導やドリンクを運ぶのに忙しそうです。場内後ろの方には大型ビデオカメラが据えてあり、録画するようです。舞台には映画スクリーンのようなものが下がっていますが、これは映写用ではなく幕の代わりでしょう。舞台からは(ストリップ劇場のような)エプロンステージがつながっています。
なお出演は発表順に、2代目一条さゆり、ミラ狂美、おいおい教バンド、朱魅、ルーシー、かすみ玲、麗華、夏川あき、内山沙千佳(MC)、愛子、シャンプーの皆さん。なお既に公表されていることですが、朱魅は卯月○美さん、ルーシーは春風○なさん、麗華は華野○るさんの今の名前です。

開演の7時を少し過ぎたあたりでMC(司会)役の内山沙千佳さんが浴衣姿で舞台下手の方に現れ「そろそろ始まりますから前の方に詰めて下さい。お飲物は今のうちに…」
また少ししていよいよ
「みなさんゴゴイチにお集まり下さりありがとうございましたー」とご挨拶。拍手。
そのあと写真撮影禁止など注意事項。そして本日トップの紹介
「ミラ狂美(みらくるみ)と2代目一条さゆりです」
それだけ言って引っ込み、舞台暗転。スクリーンがするすると巻き上げられます。

笛と太鼓のイントロ。そして「火を抱いて闇の中…」と石川さ○りの歌が流れ、舞台に照明がつきます。舞台奥には格子の障子のようなものが立てかけられています。ここは吉原か。
ここで2代目一条さゆり姐さん、黒か濃い紺色に金襴の和服、それに金色の帯を前結びにして登場。拍手。頭飾りはなく、髪は垂らしています。そして演歌に乗って舞います。愁い(あるいは怨み)のまなざしで。ただものでない鬼気迫る舞い。場内のざわざわ感は一掃されます。
やがて踊りながら帯を解いて上衣を脱ぐと、白無垢に。
ここで光が点滅。
女は刀を出して抜くと、自らの喉に…。そして去ります。
ここでミラ狂美氏、下手から登場。東洋的な衣裳。
数珠(じゅず)を取り出して何やら呪文。と、ここで
後ろの格子に大きく「呪」(しゅ/のろい)の字が現れます。陰○師のテーマが流れ
格子の後ろから白無垢のさゆり姐さん幽霊のように現れます。
男「迷うたか!」
そして悪霊払いの儀式になっていきます。
「南無阿弥陀仏」と書かれた札を出して見せると、女は驚きます。
そして女を縛り上げ、SM宙吊りショーに展開。不気味な曲に乗ってくるくる回転したり逆さ吊りしたり。
はだけた胸。さゆり姐さんの美巨乳が露に。
そして宙吊りのまま竹ムチで姐さんの体をピシピシ叩くと、あぁー、あぁーという喘ぎ声。
一頻りいためつけると下に下ろし
南無阿弥陀仏を書かれた札を出すと、パッと炎が上がります。さすがマジシャン。拍手。
そしてそのあと清めの塩か何かを横たわった女の体にふりかけていきます。
このあと刀を抜いて女を格子の後ろにひきずっていって
ここで障子に赤い血のりが。
静寂。
無事に成仏できたのでしょうか、それとも…
静かにスクリーンが下りてきます。拍手。7:43。

場内が明るくなります。
MCの内山沙千佳さん洋服に着替えて再登場。
スクリーンの後ろでは次の準備をしていますが、その間に内山さん物販コーナーの案内などしていきます。Tシャツやエコバッグや、かすみ玲さんの写真集、それにドリンクの案内など。
準備ができたようです。
「呪いのあとは神聖な儀式、それではおいおい教バンド」です。拍手。

スクリーンが上がると、さっそくバンド演奏。顔を白く塗った男やサングラスの男など(ギター2ドラムス1の)計3人。パワー全開で飛ばしていきます。
1−2曲演奏するとギターの一人が「教祖カモーン!」
そして、おーいおい、おーいおい、というかけ声にのって下手から現れたのが
赤いフンドシの股間からマイクをにょっきり立てたおい師。拍手。例によって露悪的・破滅的ギャグを入れながら歌います。
そして「今日は2代目一条さゆり姐さんの誕生日でおい。ご本人は出番のあとで疲れているので身代わりを使うでおい」とか言って、かぶりつきの男性を1人舞台に上げて椅子に座らせ、かじった長ネギを顔にぶっかけたりなどなど、その男性客は分かっているのか終始ニコニコ。ラストはビニール袋を頭からすっぽりかぶせておい師がしっかりキス。女性客たちからキャーという悲鳴。終わるとおい師、
「ご利益があるでおい」とか言って男性を下ろします。拍手。
そのあと「目の前がブルー」という歌。
大きなごみバケツをかぶって絶叫するように歌いますが、
その合間にハーモニカで「夕焼けこやけの赤トンボ」を演奏。小沢昭一のハモニカみたいに哀愁のある音色です。
そのあとまた叫ぶような歌。
次はさゆり姐さんに捧げる「真夏の熟女」。ちょっと歌詞が聞き取れなかったのが残念。
このあとおい師、なぜかフライパンをもってきて水と即席ラーメンをまぜて、それを客席にばらまいたり。
そのあと最後の歌
「自分としてままじめに作りすぎたでおい」と言って
「教祖と一緒に」とかいう歌になります。
教祖は黒い帽子をかぶり、舞台中央に立ちます。ここでスモーク。後ろからのライトで教祖の姿が神々しくシルエットになります。この中で山上の垂訓ならぬおい師のありがたい説教になります。ただバックバンドが大きすぎて声が聞き取りにくかったのが難。要約すると
「人の運命は神によって最初から決定されているのか私はちがうと思う。一人一人の人間力によって作られていくものだと思う。…このような笑いの宗教が広まることによって世界に平和がもたらされるでおい」といった内容だったと思います。そして歌になります。例になく哀愁を帯びた声で
「…泣いてもいいよ…」というリフレーンのところでは、おい師、メガネか何かから水が吹き出します。そのままおい師、場内を歩き回ります。あちこちで拍手・歓声。笑う人・引く人。
そんなふうにして終わります、大きな拍手。一方で「ちょっとやり過ぎだよ」という声も。8:25。
スクリーンが下りてきます。

内山さんと、さゆり姐さん(黒いシンプルなドレスに着替えて)前に出てきて打ち上げのご案内。
参加費が1500円、特製一条サヤリTシャツが2000円、Tシャツと参加費込みだと3000円だとか。そして
さゆり姐さん
「今年は初代一条さゆり十七回忌ということで世の中に偽(にせ)一条さゆりがいっぱい出たんですが、私としては亡くなった方の名前でお金を儲けるイベントというはあまり好きじゃない」。どうせ偽ならいかがわしくやろうってんで一条サヤリと言ったのだとか。そして
「さっきおい師が言っていたけれど、きょう8月9日長崎原爆の日は私の誕生日です。
私も55歳になりました。そこでGo Go一条ということでこのTシャツを作りました」。買った人には後でaをuに書き直してくれるとのこと。
私もさっそく1着買いました(参加費込みで3000円)。
肉まんをかじっている姐さんのイラストに、「55☆1→jo Sayari」と文字がプリント。
そうこうするうちに次の準備が出来たようです。
「次は愛子&シャンプーです」8:40。

スクリーンが上がると、舞台下手側にはフラフープ大のリングが、
上手側には黄色いカーテンのようなものが下がっています。
そしてサラ・ブライ○マンの「ハ○ム」に乗って
愛子さんブルーのアラビアンな衣裳で登場。拍手。
リングに上ったり、カーテンに上ったりしてポーズを取っていきます。
少ししてシャンプー君登場、拍手。
このあたりで愛子ちゃん衣裳を少し脱いでブルーのツンブラ姿に、そして
ペアで踊ります。フィギュアスケートのように息の合った踊り。
やがて愛子ちゃんは去り、残ったシャンプー君
上半身裸になって
「月光の曲」をアレンジしたものに乗って、
男性ソロのダンス。
これが中々良い。男性客たちからも盛んな拍手が。
少しして愛子ちゃん再登場。
ペア再開です。
ここからは更に乗り良く更にアクロバチックに
二人で一緒にリングに上って両手両足を大きく伸ばしたり逆さになったりペアでポーズを決めていきます。
愛子ちゃんは終始笑顔、シャンプー君は純朴な好青年といった感じなのも良かった。
そんなふうにして終わります。拍手、「ブラヴォー!」の声。8:53

ここでまた準備の間にさゆり姐さんが出てきてTシャツの宣伝。
そこへ、この種のイベントにはよく出てくるラブセクシーローズ氏が登場して告知をしていきます。
次の準備に時間がかかっているようです。
MCの内山さん「次は夏川あきさんの歌で4人のダンサーたちが踊ります。さあ4人とは誰でしょう」とお客の1人を指名。
そのお客、考えながら「…かすみ玲さん、レイカさん、あけみさん,ルーシーさん」。合格。
準備が出来たようです。
さゆり姐さん「それでは夏川あきプラス踊り子4人によるコラボレーションでーす」拍手。9:00。

スクリーンが上がると、
舞台中央に夏川あきさん、黒いノースリーブのシックなドレスで
「L is for the way you look at me…」(ナット・キング・○ールの「L-○-V-E」)と往年のポップスを軽い乗りで歌います。そこへ後ろから
ピンクのドレスのかすみ玲さんと、黄色いドレスの麗華さんが出てきてデュエットで踊ります。2人とも長身なので映えます。歌に乗って二人仲良く手でハートマークを作ったり。
そんなふうに明るく踊ると2人去っていき、
残った夏川さん、
「…遠い昔のトルコの国の
かなしい恋の物語…」と歌います。意外な選曲。
「…ヤムスターファヤ ムスターファ…」
坂本○さんの歌。そう言えば間もなく彼の命日です。
(注)1985年8月12日,日航ジャンボ機事故で乗員乗客520名死亡、生存者4名。単独機の航空事故としては世界最大の惨事となった。死亡者の中に歌手の坂本九(43歳)もいた。
ちなみに歌は「悲しき六○才」。少子高齢化がここまで進むとは予想できなかった時代の歌。
歌「…なげきのじーさんムスターファ」
そう歌って夏川さんは去ります。
暗転。

少ししてアラビアンな曲が流れ、照明がつきます。
そして朱魅さん渋い黄金色のロングドレス(背中にガウンのようなものが長く垂れ下がっていて、広げると鳥が翼を広げたような形になる)で登場。アラビアか,古代ギリシャかエジプトを思わせるような衣裳。
そして曲に乗って翼を広げたりしながら踊ります。手拍子。
時に妖艶な笑みで腰を振ったり。
鳥というよりは、大きな蝶のような、あるいは(ものによっては蝶より美しいとされる)蛾のような。

2曲目。静かだがエネルギーを秘めたような曲に乗って、落とした照明の中で
ゆっくりドレスを脱ぐと、その下は
胸から足先までつながった黒い薄地の網で2つの乳房だけ出ている衣裳。
エロチックだが媚びはなく、挑発的というより挑戦的な表情。
そしてオナベッドになっていきます。
卯月朱美時代の代表作の一つ「花魁」の、アラビアン・バージョンのように。
うつぶせになったり
あおむけになったりしてオナります。ゆれる白い乳房。
そのあと上体を起こして
手を自らの股間に当てがって激しく動かします。
自らを罰するのか、愛するのか
苦痛なのか、快感なのか
手の動きは更に速くなり、そして、果てます。
舞台中央にうつぶせに横たわります。
一瞬の静寂。
そこへ
「るーるるるるー」と歌いながら夏川さんが入ってきます。
舞台下手に来て立って歌っている夏川さん。
舞台中央で横になっている朱魅さん、この対比、まさにアート。
みごとな演出です。
歌「ラーララララーララ…」さいきん再び人気が出てきた由紀さ○りの「夜明けのス○ャット」。
ここで朱魅さん
ゆっくり起き上がります。髪が少しほつれていますが
晴れやかな笑顔。
そして立ち上がると(ストリップでいう)オープンステージのようになっていきます。手拍子。
歌は「バラ色の○生」(英語版)になり
歌の中で朱魅さんは去り,入れ代わりに
ルーシーさんが入ってきます。黒と赤の踊り子衣裳。右の二の腕に蜘蛛のタトゥー。
しばらく夏川さんの歌で踊り,夏川さんが去ると一人で踊ります。
小柄ながらダイナミックにブリッジを決めたりしながら踊ります。
踊りながら自分で目隠ししてエプロンステージ先端まで出てきますが、ここで
下に落ちてしまった!
ルーシーさんすぐステージに上がり踊りを続けます。ナイス・ファイト!
更に乗りよくパワー全開で、このへんでブラをはずしたようです。
そんなふうにして踊るとルーシーさん引っ込みます。拍手。
暗転。

少しして舞台に照明がつき
かすみ玲さん、麗華さんの2人、ピンク系のドレスで再登場。
女性のシャンソンに乗ってデュエット。踊りながら2人脱がしっこしてトップレスになると
2人ポーズベッドショー。ペアで様々なポーズを決めていきます。
このへんで夏川さん入ってきて
「何億光年輝く星にも 寿命があると
教えてくれたのは あなたでした…」と歌います(山口○恵の「さよならの向○側」)
いよいよ大詰めです。
2人、夕日のような照明の中で踊り、
最後は対称の形でブリッジを決め、
立ち上がって手を取り合って笑顔。「ブラヴォー!」
そして2人去っていきます。拍手。
ここで次の曲のイントロ。
一人残った夏川さん
「ヒールを脱ぎ捨て…」と歌います。
出るべくして出た,沢田○二の「スト○ッパー」
歌いながらスカートを少し持ち上げて美脚をチラリ。夏川さんは、今日はこれだけ(^^)
ここで、みんなおいで、ということで女性出演者みんなが出てきます。夏川さん順にメンバー紹介したり歌ったり。総勢8名集合。さすがに華やかです。Tシャツに着がえた人も。
そしてMCの内山さんやさゆり姐さんがごあいさつ
「本日はご来場ありがとうございました。このあと打ち上げになります。参加する人はチケットを目立つように服に貼ってください。準備がありますので参加しない人はさっさと帰ってください」
そんなふうにして拍手と笑いの中をスクリーンが下りて来ます。9:46。

カーペットの上には紙吹雪やラーメンの破片が散らばっています。スタッフが掃除していますがとても間に合いません。そのままテーブルがセットされおつまみが並べられて打ち上げになります。
私はせっかくだから買ったTシャツに着替えました。
テーブルにはサラダ、いなり寿司、餃子、フツーツなどなど。踊り子さん手作りの料理や、お客さんの差し入れ、そのほか紙皿や割り箸など。皆にドリンクが行き渡った所でおい師の音頭で「お誕生日おめでとうでおい。かんぱーい!」
人が多いので、良いものはすぐ食べ尽くされてしまいます。
踊り子さんと話し込む人、仲間うちで議論する人、黙々と食べる人,何やら沈痛な表情で飲んでいる人など、さまざま。さゆり姐さんはカセットコンロに大きな鍋で何か煮ています。少ししてミラ狂美氏だったかしら、舞台に上がってスイカ割り。割ったスイカは切り分けて皆で食べました。鍋が煮えたようです、中味は上海式ラーメンだとか、私もさっそくいただきました。やわらかめのタンメンみたいで中々いけます。
このあとさゆり姐さんがTシャツに書き直してくれるというので私も順番について書き直してもらいました。
姐さんマーカーでさらさらさらと書いています。「Sayari」の後ろのaを消してuに。そして「二代目一条さゆり 60まで踊りたい!!」とサインしてくれました。60とおっしゃらず、生涯現役で踊って下さい。
宴はまだまだ続いていますが、11時になったところで私は中座しました。

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

404: 行った人さんへ    8月13日(火)13時34分 by 朱美さん大好き
行った人さんへ
詳細レポ拝見させて、いただきました。行った人さん観劇なさりながらレポ書かれていらっしゃるのですか?本当に行った人さんは、スゴい方ですね。来月リトルシアター浅草観劇なされますか?今回は私行きたいと思います。レポありがとうございました。

405: 朱美さん大好きさんへ    8月13日(火)21時43分 by 行った人
レス有り難うございます。9月の「浅草艶絵巻」私も行くつもりです。
なおレポにいくつか訂正があります。
  おいおい教バンド」です→おいおい教バンドです」
  「自分としてままじめに→「自分としてはまじめに
  イベントというはあまり→イベントというのはあまり
  餃子、フツーツなどなど→餃子、フルーツなどなど
初代一条さゆりさんについては様々な思い入れ・アプローチの仕方があると思いますが、没後16年になってなお多くの人々に熱く語られること自体が彼女の存在の大きさの証明なのでしょう。
改めてご冥福をお祈りいたします。

406: 匿名さん    8月14日(水)20時49分 by 朱美さん大好き
匿名さん
行った人さんも行かれる
のですね。是非一緒の日に観劇したいです。行った人さんも朱美さんファンの方ですか?

407: ↓ ・・・    8月14日(水)20時51分 by 朱美さん大好き

ごめんなさいです。行った人さんへのレスです。大変失礼致しました。

408: 朱美さん大好きさんへ    8月26日(月)15時59分 by 行った人
浅草艶絵巻、行くつもりですが仕事の都合で直前にならないと予定が決まらなくて(^^;
このあと「昭和ストリップ ノスタルジア」レポになります。

409: 「昭和ストリップ ノスタルジア」レポ    8月26日(月)16時00分 by 行った人
8月11日(日)新宿シアターPOOに行って「昭和ストリップ ノスタルジア第2弾〜あの日の化粧前〜」を見てきました。「昭和ストリップ ノスタルジア」としては昨年の7月2日以来ですが、今回はダンスショーも多く、スペシャルゲストに美加マドカさんを迎えての豪華版でした。以下,時間を追って。

JR新宿駅東南口を出たのが午後6時半少し過ぎ。雷雨の後の雨上がり。劇場に着いたのは6時45分ごろ。予約してあったので5500円。ドリンクとフライヤー類をもらって中に入ります。もうほとんど満席。椅子席の3列目にかろうじて座れました。桟敷席には熱心なファンが詰めています。女性客もけっこういます。お客だか関係者だか分からない人がいるのはこの劇場らしいところ。
舞台にはエプロンステージが据えられてあって、奥の下手寄りには椅子が置いてあり、白い大きな羽根扇が乗っています。優雅なダンスショーが始まりそう。

開演予定の7時を7分ほど過ぎて、場内後ろの方から松本格子戸氏が
「やーやーどーもどーも」と元気いっぱいに出てきます。メガネをかけてギンギラのスーツに紫系のズボン。拍手。
「えー本日8月11日はストリップではお盆興行の初日、そんな時になんでやるんだという非難を無視してやります」(笑)
そして今日の出演者をざっと説明し
「終電までには返します(笑)。それではトップの藤乃さんでーす」と言って後ろに下がります。
暗転。

1藤乃
BGMが流れ,照明がつき
左から白いはねはねドレスに白いブーツで登場。拍手。
洋楽に乗って軽く踊ります。色白で鼻筋の通った小顔。ちょっとクールな美形。
2曲目あたりでドレスを脱いで白いツンブラに、そしてブラも外してトップレスになりますが、
白い羽根扇でたくみに胸を隠し、じらしてくれます。その、じらしかたがエレガント。ストリップの王道って感じです。
椅子に腰掛けたり上体を反らせたり、
3曲目あたりで床に腰を下ろし、ゆっくりヌードになると妖艶に踊り。
立ち上がり〜オープンではブリッジなどなど様々なポーズを決めていきます。
そして踊りながらエプロンステージぎりぎりまで出てきます。
背中に小さなタトゥーがあったような。
そして鳥のように羽根扇を後ろに立てながら本舞台に戻ると
両手を広げて、ここで始めてニコ。拍手。7:30

松本「いやいやいやーすばらしいー」と松本氏が出てきます。
そして藤乃さんと2人でおしゃべり。藤乃さんは今はフロアーショーが専門なので舞台で踊るのは久しぶりだとか。
松本「カウンターで踊ったりとかもあるの?」」
藤乃「あるよ。お好み焼き屋さんのカウンターでおどったりとかも」
松本「踊りながらアチチチじゃないの?」(笑)
そのあと昔話に花が咲き、そして
松本「はーい、藤乃ちゃんでした」
藤乃ちゃん椅子を持って下がっていきます。拍手。7:35
残った松本氏「えー、次は若林美保ちゃんです。最近はストリップよりお芝居の方が多くなって、8月3日の初代一条さゆりの命日には
ここで一人芝居を演じてくれました。9月6日〜10日はVIVID COLORで日高ゆりあちゃんたちと女の子ばかり総勢約20名のお芝居に出演です。
それでは盛大な拍手でお迎え下さーい」と言って下がります。7:40
暗転。そして

1若林美保
演歌のイントロが流れ、照明がつきます。
若林さん、白っぽい夏着物に紫の帯で、和傘をさして涼しげに登場。拍手。
歌に乗ってしっとり舞います。サビの
歌「あめあめふれふれもっとふれ…」
では歌と完全に一つになっています。まさに昭和のストリップ。
2曲目は、静かな和のインストルメンタル。
ここでわかみほさん腰を下ろし、束ねていた髪を解きます。
このへんから今まで静かだった三味線が、津軽三味線のように激しくなります。
若林さん動きが速くなり
踊りながら帯を解いて着物を脱ぐと、その下は淡いグリーンの襦袢。
そしてはげしく踊り回ると、左へ去っていきます。拍手。
一旦静寂。

次の曲のイントロに続き、今時の女の子の歌。
若林さん、肩と背中の大きくあいた白い夏ドレスに
パラソルを持って再登場。拍手。
笑顔で踊ります。手拍子。
そしてパラソルを置いてゆっくり前に出てくると
ぱっとドレスを脱いでバストを露に。
次の曲
「あー、みず○ろの雨…」
アップテンポな別れの歌に乗って
晴れやかな笑顔で踊っていきます。
踊りと音楽と照明と手拍子が一つになって盛り上がります。
歌「もどれない もどれない あの日のふたり
ここで急に音楽が消えて場内が真っ暗に。「あー」というどよめき。「ブレーカーが飛んだ!」
少しして客席からなぜか拍手が起こります。
1分ほどして照明がつきます。若林さんエプロンステージに座って笑っています。
音楽が流れ、踊りが再開。前よりも盛り上がり
アクロバチックなポーズベッドになっていきます。
ブリッジを決めたり、などなど。
そして次の曲
「しずかにしずかに…」多くの人がカバーした「星影の○径」
ここで再びパラソルを持って
ゆっくりと踊ります。
歌「アイラヴユー アイラヴユー 
 いつまでもいつまでも…」
そして笑顔でゆっくり去っていきます。拍手。8:05

「いやいやいやー」と松本氏が出てきます(拍手)
「アクシデントがあるのがライブの良いところです」(笑)
そして若林さんを呼び戻してトーク。
芝居やイベントの予定がいっぱいだがストリップの予定がない言われて
若林さん「9月21日と29日にデラカブに出ます」とか。
それだけしゃべって若林さんは引っ込みます。拍手。

残った松本氏は次の出演者を紹介し、
「朱魅ちゃんはMDを持ってきたのですが…」ここの劇場の機械と相性が悪くて音が出なかったので急遽、ここにある音源から朱魅ちゃんに選曲してもらってBGMを作ったとか。
松本「はい、それでは朱魅ちゃんです」と言って下がります。
暗転。

3朱魅(卯月朱美)
軽いイントロが流れ、
紺色の浴衣に赤い帯、赤い和傘を持って笑顔で登場。拍手。
「いなせだね夏をつれてきたひと…」(め組の○と)
に乗って赤い鼻緒の下駄で踊ります。
歌「お前のニュースでビーチは突然パニック…」
今と昔の混ざった夏。
少し踊ると傘を置いて
黒い扇子を出して、ヒラヒラさせて踊ります。
歌「めっ」
そして扇子を下に置くと笑顔でポーズ。
昭和初期のビールのポスターみたいな風情。
そんなふうにして1曲終わります。拍手。
2曲目
ポール・モー○アのカバーだったか、女性ボーカルの「雨だれはショ○ンの調べ」が静かに流れ
朱魅さんここでゆっくり赤い帯を解いて左へ置きます。次に
下帯の一端をかぶりつきのお客の1人に持たせ、
くるくるくる、はらりっ
そして浴衣を脱いでいくと
その下は白い、下着だったか襦袢だったか
急に大人の表情になります。
そして
立てかけた傘の後ろに回り、窓辺からこちらを見ているみたいに
傘の縁に手をかけています。目が何か訴えています。
ここで髪を垂らしたような。
3曲目。
静かなイントロが流れ、男性ボーカル
「もっと勝手に恋したり…」(安全○帯の「ワイン○ッドの心」
ここで腰を下ろして
オナになります。
しだいに着物ははだけ
胸と太ももが露に。
「今いじょうそれ以上愛されるのに…」
そしてパンツの中に手をつっこんだりして
激しくオナります。
手の動きは更に速くなり、のけ反り、あえぎ声。
そしてイったらしく、仰向けになります。
同時に曲も終わり
静寂の中であえぎ声だけが響いてきます。

次の曲。
ピアノのイントロ、そして
「汽車を待つ君の…」(イ○カの「なごり○」)が流れます。
朱魅さんまだ横になったまま、
呼吸をするたび胸が上下に動いています。
そして少し落ち着いたのか
左手を擧げて
両手を擧げて
ここで上体を起こします。
ほつれた髪で、笑顔がもどります。
このへんで次の歌
「恋人よ…」(太田○美の「木綿のハンカ○ーフ」)
別れの歌なのになぜか明るいメロディ。
朱魅さん立ち上がって再び傘を持って
笑顔で踊ります。泣いた後の笑顔。盛り上がります。
そんなふうに踊って曲がフェードアウト。
朱魅さんバイバイして笑顔で去っていきます。拍手。8:30。

松本氏「いやいやいやー」と言って出てきて朱魅さんを呼び戻し
「始めての曲でよくやってくれました」拍手。そして2人でトークと告知。
お手伝いをしている西川口のバーAHの割引券を配って「今月まででーす」。
あと9月1日から7日まで浅草のリトルシアターで牧瀬茜さん結奈美子ちゃんたちと「艶絵巻」。それから
9/12に新宿ロフトプラスワンでSM神社祭。「縛りに興味を持ってしまって、一美先生に縛っていただくことになりました」とか。
会場にいた長田一美さん「モデルになってもらうことに」とお互いエール交換。
松本氏「きれいに縛ってあげてくださいね」
そんなふうに和やかにトークが終わると朱魅さん拍手の中を下がっていきます。8:40。

このあと久保新二氏の「本番マナイタショー」とのこと。
松本氏「と言っても久保さんが踊り子さんとやるわけではありません」何か嫌な予感。
ここで昭和の迷曲、笑福亭○光の「うぐいすだにミュージック○ール」が流れ、
金髪かつらに白いベッド着の久保新二氏が登場(拍手)
そしてエア本番ショーになります。
松本氏マイクで実況中継
「シコシコしております/ちょっと立ちが悪いです/
コンドームを取り出しました/腰を使っております」
そんなふうにして終わります。
久保「何なんだこんなことさせやがって。 好きだけどさ」(笑)

このあと松本氏と2人でトーク。ピンク映画全盛期の思い出話など。
そのあと夜羽エマさん、桜田伝次郎氏も呼んで、4人舞台に座布団を敷いて座り込み
ストリップにまつわる昔話になっていきます。
昔は宅配便がなかったのでマネージャー(実はヒモ)が荷物を運んでいたとか。SMショーという言葉はなくて残酷ショーと言っていたとか。
久保氏がこの業界に入った時代にはストリップ劇場は全国で500軒、松本氏の時には200軒、それが今では23軒。今はアイドル踊り子ばかりになったが昔は何とか客を集めようと色んなことやっていた。
何かのショーで食パンが配られたので何だろうと思ったら、スカトロショーで出たウン○をはさんで食べる用だったとか。
久保氏「さすがにそれは食えなかった」それからウ○コは時間がたつと味が変わるとか。
この種の話は続くもの。夜羽さん、明野劇場で正月興行に行ったら、(当時水洗でなくて)バキュームカーが正月休みで来ていなくてトイレが満タンでおしりスレスレまで液面が上昇していたとか、などなど延々と。
今はバラエティがなくなったが、昔は死にもの狂いで面白いことを考えていたとか。男女とも逆立ちしながらやる白黒ショーがあって中々きれいだったとか。
そのあと手入れの話。オレは何回つかまったとか、オレはまだないとか。といった昔話に花が咲いていました。
このへんで舞台の奥にスクリーンが下りてきます。後で使うようです。
ここで久保氏「色々あったけど、今一番がんばってるのは松本格子戸だね」と松本氏にエール。
夜羽「芸歴45年だもんね」とか「生まれた時から舞台に出ているなんてギネスブックものよね、とか。
松本氏が出産ショーで生まれるはずだったというのは有名な話ですが、じっさい生まれたのはショーが終わったあとの楽屋だったとか。
そんなふうに盛り上がっていきます。
「このへんで一旦休憩しましょう」
ということで休憩時間になります。9:40。

9:50分になって、
「そろそろ始めますので皆様ご着席ください」
そして簡単な解説
「それでは、このあと登場していただく美加マドカさん主演映画「指を濡らす女」(1984年)少しだけ上映します。
相手役が、今をときめく内藤剛志。監督が「一条さゆり 濡れた欲情」(1972年)を撮った神代辰巳(くましろたつみ)。
そんな説明があってさっそく上映されます。
少々気の強い踊り子マユミ(美加)に振り回されながら、彼女の身の回りの世話をしているいじけた若者ユウジを内藤が好演。ベッドショーになってこれからという所で、
場内が明るくなって映画が中断。客席から不満の声。10:05。

ここで松本氏「えー、たいへん長らくお待たせいたしました。元祖アイドルストリッパー美加マドカさんです。大きな拍手でお迎えくださーい」
という流れになります。
拍手で迎えられて登場したのが美加マドカさん。ええーっ?!と思うほど若い。
白と黒のモノクロのお洒落なミニの洋服にハイヒール。小柄ながらスラリと伸びた脚、
やや茶髪のロン毛。とても52歳とは思えません。
そして椅子に座って松本氏とさっそくトーク。ちょっとドスがきいたハスキーな声。
以下、覚えている範囲で断片的に(順不同)
最後に出演したのが平成元年のGWの浅草ロック座。それ以来25年ぶりだとか。
その時はもうおなかの中に子供がいたとか。
ストリップをやめて収入が10分の1になったががんばるしかなかったとか。
やめた当初は美加マドカだったことは隠していたが、10年ほど前からは隠さないことにしたとか。
もともと美花まどかだったのがどこかの劇場で間違えて美加マドカと書かれたら、それから人気が出たとか、
30年前にシアターPOOに出たことがあるとか。
今は岐阜の柳ヶ瀬でティアラというスナックをやっているとか。
お客さんと話す時は
「知ったかぶりしないようにしています」
子供も今では大学生だとか。このへんで松本氏
「僕はおかんを誇りに思ってますよ。一時反発したときもあったけど今ではおかあさん大好き」
そして先程の映画の話。
映画に出たのはこれ1本だけだとか。
ここで当時助監督だったか宣伝部だったかの人が来てます、といって紹介されたのが、おなじみ秋山豊氏。
もう1人関係者の男性を紹介。4人でトークしていきますが、2つの椅子を皆ゆずりあって立っています。
このへんで客席から美加さんにプレゼントが。拍手。
そんなふうにして盛り上がってトークが終わりました。10:46。 

松本「このあと伊藤舞ちゃんのステージです。舞ちゃんは元祖11PMのうさぎちゃんで、「効能は…」なんてやってました」と紹介。
ここでしばらく舞台設定。
下手に椅子と小さなテーブルが置かれ、
少しして男性2人が出てきます。
1人は椅子に座ってギター、
もう一人は立ったままクラリネット、だったと思います。
2人の演奏が渋く流れ
場内後ろの方から伊藤舞さん肩のあいた青いドレスで登場します。が、人目を避けるかのように顔を伏せています。
そして男性の1人がギターを弾きながら
「おいらの恋した女は…」と、だみ声で歌います。
浅川○キで有名な歌ですが。考えてみれば、これは男の気持ちを歌った歌だから、男が歌っていいわけです。
舞さん歌に合わせて踊り、というより顔は伏せたまま、のたうつような動き。
笑うような泣くような表情。
歌「かーもめー、かーもーめー…」
そして横になるとちょっとオナベッドのようになり
歌「…さよならあばよ」

次の曲になります。
クラリネットが不協和音的な音を奏でます。
舞さん立ち上がって、羽根扇を持って踊ります。
前衛的というかアングラ的というか。
やがてギターが加わり、
そしてボーカル
「チムチムニー、チムチムニー…」
 私は街一番の果報者…」やはりだみ声で歌います。
これも女性ボーカルで子供向けに歌われることの多い歌ですが、
本来は男の歌、それも煤にまみれた労働者の歌であることは言うまでもありません。
舞さん立ち上がり、今にも倒れそうに踊ります。
髪で顔を隠すようにしながら。
そしてまた腰をおろしのたうつように踊ります。
そんなふうにして歌が終わると舞さん
本舞台の奥の方に、うづくまるように倒れ込んで動かなくなります。
行き倒れになった街角の女のように。
社会の光と影、その影の最も暗い部分を表すかのように。拍手。11:12。

「ハーイどうもありがとー」と松本氏、元気いっぱい現れます。
「さあみなさん集合写真ですよ。集まって!」
残っていた出演者たちが出てきます。藤乃さんは帰っていてあと若林さん朱魅さん夜羽さん美加さん伊藤舞さん、あと男性陣では
(私服に着替えた)久保氏と松本氏。
そして合同写真。客席あちこちからフラッシュ。
そんなふうにして拍手のうちに終わりました。拍手。
舞台では踊り子さんたちが美加さんを囲んで盛り上がっています。
まだ残って飲んでいる人もいましたが,私はここで会場を出ました。11:18。

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

410: いつも本当にありがとうございます    8月26日(月)18時06分 by 私もスケベ
私も場内に居るような感じがしました。ストリップが無くならないように祈りたい気持ちです。詳細なレポありがとうございます。

411: 行った人さんへ    8月26日(月)21時52分 by 朱美さん大好き
行った人さんへ

今回も観劇なされて羨ましいです。間違っていましたらごめんなさいですが…朱美さんのステージで流れていたのは「雨音はシ◯パンの調べ」小林◯美さんが歌われていた曲でしょうか?来月浅草観劇できるといいですね。

412: レスありがとうございます    8月27日(火)10時05分 by 行った人
私もスケベさんへ
今回直木賞を受賞した桜木紫乃さんが「趣味はストリップ鑑賞」と公言しておられたのには希望を見た思いです。
朱美さん大好きさんへ
曲は小○麻美さんの「雨音は〜」でしたね。ご指摘ありがとうございます。 m(_ _)m

413: 行った人さん、本当で・・・    8月28日(水)06時35分 by 5368番目の私もスケベ
行った人さん、本当ですか?それは実に超ウルトラスーパー抜群猛烈ド級にOKですね。遅まきながら彼女の受賞作を読んで、直接手紙を出してみようと思います。ところで彼女は釧路出身(育ちは東京?)だそうですが、もしかしたら札幌の3館に通い詰めていたのでしょうか?

414: 卯月さんから直接伺っ・・・    8月28日(水)07時19分 by 5368番目の私もスケベ
卯月さんから直接伺った訳ではないのですが、かつて銀座の画廊にお勤めだった由。あのステージのセンスは、そこに由来しているのかも知れませんね。

415: 女流作家さん…    8月29日(木)10時30分 by 私もスケベ
数年前、札幌道劇の場内で、実際にお見受けした事があります…、確か某踊り子さんがポラトークの時、そんな話をしておりました。

416: 毎度    9月20日(金)15時20分 by 行った人
毎度お騒がせしております。
このあと連チャンになります。

417: 浅草艶絵巻「凌雲閣十三階物語」レポ    9月20日(金)15時21分 by 行った人
9月5日(木)浅草リトルシアターに行って第3回浅草艶絵巻「凌雲閣十三階物語」を見てきました。
牧瀬茜さんのブログ「週刊牧瀬」には
「今回のお話の舞台は、明治時代から大正時代にかけて浅草にあった凌雲閣(通称「浅草十二階」)という塔です。
浅草十二階なのに、なんで十三階物語なの?……というところは見ていただいてからのお楽しみ。」
また、フライヤーには
「満月の夜、霧の中より姿を魅せる凌雲閣 十三階に古より栖む妖しげな女たち 繰り広げたる宴は楽しくもあり 恐ろしくもあり」
とあります。今回もちょっとミステリアスな物語のようです。
なお出演は結奈美子、渡辺美弥子,牧瀬茜(脚本も)、朱魅(卯月朱美)、椿舞妓、エイコ、男性陣は、きよ(偶数日)、きょうた(奇数日)、おせつの皆さん、以上フライヤーに載っている順。演出およびMCは山口六平氏。
以下、覚えている範囲で時間を追って。

地下鉄銀座線田原町駅を出たのが午後7時少し過ぎ。もうすっかり暗くなっています。国際通り、雷門通り、すしや通り、六区通りと歩いて劇場に着いたのが開場の7時10分少し過ぎ。入口に行列が出来ています。まもなく行列が動きだし、狭い階段を上がります。予約してあったので受付で、3500円。フライヤー類をもらって中に入ります。
もうほとんど満席。女性客もたくさんいます。運良く2列目に空いた席があったので座りました。後からもお客が入ってきます。
舞台を見ると、下手に背もたれの高いアンチークな木製の椅子が横向きに置かれてるだけで、他に道具はありません。舞台の奥は壁面いっぱい黒い布で覆われています。がらんとした空間がかえって想像をかきたてます。
場内には戦前の歌が流れています。会いたさ見たさに怖さを忘れ、ハハ呑気だね、ストトンストトンと通わせて、月は無情と言ふけれど、などなど。レトロな雰囲気です。

7時半になったところで、山口六平氏、半袖シャツにGパンだったかしら、ラフなかっこうで現れ
「どうもこんばんはー(拍手)ようこそいっらしゃいました。
そして「凌雲閣って御存じですか」と言って説明します。明治に建てられた12階のレンガ造りの塔で、当時としては日本一の高層建築、今の花やしきのそばのサンシャインというパチンコ屋のところ。今からちょうど90年前の9月1日の関東大震災で倒壊。来年その近くに大小2つの劇場ができ、そのそばに凌雲閣を模した建物が建つ予定だとか。ここで客席から「おーっ」という歓声。
「今日のお芝居は、その凌雲閣をモチーフに牧瀬茜が書き下ろした作品です。倒壊した筈の凌雲閣、実は無くなったのではなく、満月の夜に姿を現し、その「十三階」には妖しい女たちが棲むという、ちょっと泉鏡花の「天守物語」テイストなお話です。上演時間は約1時間10分。このあと3分ほどBGMが流れ、そのあと始まります。トイレは今のうちに。それでは最後までごゆっくりお楽しみ下さい」
と言って引っ込みます。拍手。

場内に女性ボーカルで「命短し恋せよ乙女…」(戦後、黒澤明の映画「生きる」のラスト近くで志村喬がブランコに乗りながら歌ったのでも有名)が静かに流れます。
しばらくして曲が大きくなり、同時に場内の照明が消えていって真っ暗に。
一瞬の静寂。
そして始まります。
舞台に人の気配。見世物小屋のようなざわざわした効果音。
照明がつくと、青い着物を来た牧瀬が,赤い振りそでの朱魅の手を引いて下手から出てきます。
朱魅はちょっと子供っぽい仕種,表情。
牧瀬、前に出てきてご挨拶
「みなさま、お待たせしました、これより ミチコが登場します。雪のような白い肌、唐天竺から舞い降りた天女か。
いえ私ではございませんご安心のほど」(ご謙遜)
と、やりて婆のような口上。
後ろで朱魅は幼女のように座りこんでいます。牧瀬、後ろをふりむいて「ミチコ!」と叱りつけ
立たせて、和傘を持たせます。
ここでミュージック
「会いたさ見たさにこわさを忘れ…」
それに乗ってミチコの日舞。
和傘をくるくる回したり、和傘を立てかけ、その後ろで
傘に手をかけ誘うようなまなざしをしたり。
そしてまた立ち上がって踊りながら着物を脱いでいきます。
白い肌、ゆたかな乳房。あどけない表情と、妖艶な大人の女の体の落差の妙。 
そんなふうに踊ります。拍手。
やり手婆の牧瀬再び現れてミチコに着物を着せてやります。
そして客席に向かって
「この子はかわいそうな子なのでございます(泣くふり)
幼いころ、両親に手をひかれて外出したところが見知らぬ女に、いえ見知らぬ美女にさらわれて
(どさくさに紛れて自己PR)
それ以来、話すことも歌うことも出来なくなったのでございます。
ちょっとお客さん!さわっちゃいけませんよ。見るだけですよ。この子はまだ殿方に汚されていない清らかな体なのでございます」
そんなふうに商売をすると2人去っていきます。

入れ代わりに現代の若い男女がやってきます。男(ダイスケ/きょうた)はスーツ姿、いかにも入社まもないサラリーマン。女(ハナコ/結奈美子)はお嬢様ふうのワンピース。
男「きれいな月だねえ、ハナちゃんのおっぱ、いやハナちゃんみたいだ」男は結婚したがっている様子。
女は気付かぬふりをしながらまんざらでもない様子。ここで
女「あら、あれは何かしら」遠くを差します。月光に照らされた幻の凌雲閣を。ここから幻想の世界になっていきます。
女は好奇心旺盛らしく、凌雲閣に登っていきます。後をついて行く男、
ここでガツーーーーンと頭をぶつけ、その場に昏倒。「ダイスケ!」と呼びかけるハナコ。
暗転。

コミカルな曲が流れ、舞台にぞろぞろ人が出てきます。
照明がつくと、着物姿の女が6人(うち1人は女装男)が出てきて
異様に明るい笑顔で キツネかタヌキみたいな手つきで踊ります。時折両手で三角形を作って額にあてがって死者を表したりと、妖怪たちの月夜の宴のようです。コミカルでちょっと不気味。
ここは顔見せのようです。
ミドリと呼ばれる従順そうな年齢不詳な妖怪(エイコ)、寿司屋に奉公していてそこの主人に襲われたというオカマ妖怪(おせつ)、先ほどの発達障害のミチコ(朱魅)、吉原に年季明けまでいたけど誰も水揚げしてくれなくてやり手婆になってしまった妖怪(牧瀬茜)、このあと出てくる色っぽい妖怪ユミ(椿舞妓)、そして姫様と呼ばれる一人だけ椅子に座った女妖怪(渡辺美弥子)「あそこに倒れている男でも連れて参れ!」

一旦暗転。そしてさっき倒れたはずのダイスケが歩いてきます。
そこへミチコの手を引いた茜
「ちよっと、そこのお兄さん」と声をかけます。「この子の踊り見ていかない?」
男「見るだけでしょ」
茜、この子はそんじょそこらの女と違ってその白い肌をおがめば御利益があると宣伝。
男「僕は信仰心ないから」とか言って去っていきます。
茜「ふんっ、情緒のない奴め」とか言って2人で去ります。

そのあと、
ダイスケが一人歩いていると
「ちょっと、お兄さん」と声をかける女(舞妓)。
赤と黒の着物でキセルを持って、いかにもそれらしい。
「私と遊んでいかない?」このへんの娼婦役、上手い。
男は金をあまり持っていなさそう、とりあえず商談成立。
女は「この建物の一番上で夜景を見ていかない?」と誘います。
男は、意外に情緒があるんだな、ホテルに行く前に行ってみるか、と言って女の手を取って
ここから螺旋階段を上っていくように
場内を大きくゆっくり歩きまわっていきます。
話をしながら(何回かの階段を上って)下手にいったん消え、
すぐ出てきますが手を引いてきたのは妖怪の女装男。
男ふりむいて「ギャー」
ここから男2人のギャグ。

場面変わって 
茜、稼いだ金を数えながらミチコに
「警察につかまったら、
私は一人でここへ来ました、踊りたくなって踊っているうちに着物がはだけてしまいました、って言うんだよ」
ミチコ「わたしわ ひとりで ここえ きました わたしは ひとりで」
と言っているうちに泣き出してしまいます。
茜「2人ともつかまっちまったらお前を助けることもできないんだよ」
ミチコなおも泣いています、腰を下ろして足をバタバタさせて子供みたいに。

ここで後ろからさっきの男(ダイスケ)が出てきて茜の金をひったくってミチコを連れ去っていきます。
茜「ドロボー!人さらいー!あ、それは私か。ドロボー」
 
しばらく逃げたところでダイスケ、ミチコに向かって
「私は人さらいじゃなくて善意の第三者というか…」とか弁明します。
そこへ舞妓、再び出てきて
「そういうの余計なお世話って言うんだよ」言い捨てます。

そして一人残った舞妓
ここで音楽(神秘的で、ちょっとハスキーなわずかに日本音楽の要素もある女性ボーカル)が流れ
踊りが始まります。
踊りながら赤い簪(かんざし)を抜いて口にくわえたり、
クールな表情で艶っぽく踊ります。
踊りながら帯を解いて、背中と足の刺青を披露。
月光の下で刺青の女が踊っている様は、日本美の一つの頂点ですね。
そんなふうに踊ります。拍手。

場面変わって、
ハナコの声で我に帰ったダイスケ,起き上がって
「変な夢を見た」とか言います。ということは妖怪は全部ダイスケの夢の中のことだったのか
と思っていると…

エイコさんの三味線が流れ、
再び妖怪たちの場面。
姫「今日は虫のいどころが悪いのだ」
配下の一人「空腹だからではありませんか」
姫「さっきの倒れていた男を食おう」
配下の一人「もうすぐでございます」

何も知らないダイスケとハナコ、12階まで登ってきます。

妖怪たち、男と女のどっちが美味いか、侃々諤々(かんかんがくがく)。
姫「女が私より美人だったら食ってやろう」とか、
男に怨みでもあるのか、「やはり男を食ってやろう」とか。
ここで姫の身の上話。
大正12年9月1日,恋人とこの凌雲閣でデート、プロポーズされる。
「夢かと思ったわ」そして「はい」と返事をしようと思ったら突然ガラガラガラ…
その時、「見間違いかと思った」男が一人逃げていくのが見えたとか。そして気付いたら
自分は妖怪となってここ凌雲閣13階に棲んでいたとか。
(ヤボ注)芥川龍之介もある時、家で地震があって外へ逃げたら、後で奥さんに「なんであんた一人で逃げたの?」と大いになじられたという。

ついに13階に登ってきたハナコとダイスケ。
「どなたかいらっしゃいますか」
妖怪たち「いらっしゃいませ」と異様に丁寧に迎え入れます。
ここでダイスケは気分が悪くなったのか、別室で休むことに。少しして「ギャー」という声。
ハナコ「今の声は?」
妖怪の一人「狼の遠吠えです」
そして「今宵は肉料理ですのよ」とハナコ1人が接待を受けます。
(男の静脈から採った生き血を)ワイングラスに入れて,姫とハナコは乾杯。
女「変わった味のワインね」そして「からだが熱くなってきた」
姫(独白)「ある意味で男と交わったわけだからな」
そのあとダイスケの刺身、ダイスケのカルパッチョ、ダイスケのステーキ、など(これらは仕種だけ)が出されます。
ハナコはワイン(?)に酔った様子で腰を下ろします。
姫はハナコにここに一緒に住むように勧めます。ここは女だけの薗、ここにいれば平和だし男の性欲にふりまわされることもないと言います。
ハナコ「性欲は必要だと思います」以下,ぶりっこ口調で愛・性・結婚について自説を述べていきます。中々説得力があります。そして
自分が結婚に踏み切れないのは ダイスケが嫌いだからじゃなくて彼がいつも良い所だけ見せようとするからだと言います。
もっと悪い所,醜いところもさらけ出してくれたら受け入れたいとか。そして
ハナコ「かっこつけているダイスケもかわいいんだけどね、うふっ」
妖怪たち「やってらんない」「ごちそうさま」と言い残して1人づつ去っていきます。

一人残ったハナコ
ここでミュージック。
立ち上がります。今までのぶりっこから
急に大人の表情になってダンス。
踊りながら洋服を脱いで一旦裸になってベッド着に着替え、
軽い乗りで踊っていきます。
そして踊り終わると静かに横になります。拍手。
暗転。

妖怪たち
結局ハナコは我々の仲間にはならなかったな,と話しています。

このあたりで一人残った茜。
ここで静かな音楽が流れ、
ブルーの着物で
(ちょっと前作の「ひょうたん池」の時のような)
優雅で涼しげな、日舞とも洋舞ともつかない踊り。
そして踊りながら青い帯を解くと、その下は赤い帯だったと思います。
情熱を秘めていたような。
そして着物を脱いで踊ります。
皆さんそうですが、
それぞれ表現するものは違いますが、踊りに気品がありますね。
そんなふうに茜さんきれいにステージを締めてくれました。拍手。

場面かわって、
倒れているダイスケ、そこへハナコ
「だいじょうぶ?だいじょうぶ?」とぽんぽん叩きます。
「大丈夫」と起き上がったダイスケに
ハナコはけがの手当てをしてやります。
2人の仲は急接近。
そして2人仲良く去っていきます。
少しして更に仲良くスキップしながらやってきて舞台を回ります。
このへんで「月がとっても○いから…」
が流れ、妖怪たちも出てきて
皆で踊っています。手拍子。
そんなふうに盛り上がります。拍手。

ここで司会の山口氏がやってきてご挨拶とメンバー紹介。
そんなふうにして終わります。拍手。
出演者たちが並んで、帰る人を見送ってくれます。話し込む人が多くて中々行列が進まない。
私が劇場を出たのは9時少し前でした。

なお私は最終日にも行きました。やはり2度行くと役者さんの表情や仕種がより良く見えてくる気がします。
最後に山口氏が挨拶で「次回の艶絵巻は11月頭を予定しています。
1回目の「ママリン」のリバイバルになるかと思います」とのことでした。
これも楽しみです。

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。 m(_ _)m

418: 9月12日 SM神社祭レポ    9月20日(金)15時24分 by 行った人
一年(ひととせ)に1度、夜霧の中より姿を魅せるSMの社(やしろ) ここに集(つど)ふ妖しげな女たち男たち 繰り広げたる祭りは楽しくもあり恐ろしくもあり  
                        あ、ちょっと艶絵巻が入ってしまいました。(^^;

JR新宿駅東口を出たのが開場の6時半を少し過ぎたあたり。新宿通り、靖国通りを渡り、コマ劇場跡の道をはさんだ反対側のファミリーマートのあるビルの地下2階が今日の会場のロフトプラスワン。ドアを開け、受付で,予約してあったので3000円。フライヤーと番号札をもらって中に入ります。
混んでいる!概算で100人以上。入ってすぐ左のブースには注連縄(しめなわ)が張ってあって、(白い千早に赤い袴の)巫女さん姿の女性が4〜5人。さっそく神社らしい。奥に入るとステージがあって、その左右に「SM神社」と染め抜いた旗竿。右下には、雪ダルマくらいの大きさの招き猫。ステージの上手奥には神棚がしつらえてあって榊やお神酒や電気のろうそく。ステージの手前には大きなテーブルが置かれていて、これはエプロンステージの代わりのようです。
会場内にはテーブルと小さな丸椅子がたくさん置かれていますがもうほとんど満席。若い人も中高年もいて、女性客も多く、客席もどことなく華やかです。皆飲んだり食ったり話したりしながら祭りが始まるのを待っています。私はステージから何列か離れた椅子に掛けました。とにかく座れて一安心。
ステージの反対側はバーカウンターと、普通のライブハウスと同じですが、場内上手側は一段高い枡席のようになっていて。ここだけはそば屋みたいです。和と洋の混ざったような空間。
司会の松本格子戸氏がワイヤレスマイクを持って場内を歩き回りながら観客を誘導したり飲食物の宣伝をしたりしています。
場内あちこちに「SM神社祭り御飯800円」と貼り紙があります。何だか知らないけどそれを注文しました。それとジンジャーエール(500円)。
ウェイターが持ってきたのはケチャップがかかったオムライスにウィンナーソーセージを2本添えたもの、ごくふつうの味。これのどこがSM神社なの?と思っていたら、後から聞いたらケチャップで鳥居を描いてあったのだとか。

そうこうするうちに7時になります。
オープニングの(中国的な)ミュージックが流れ、松本氏が開会を宣言、そして
「SMを芸術にまで高めた男…」と緊縛師の長田英吉(おさだ えいきち1925.3.15〜2001.9.12)氏の業績を讃えます。このSM神社祭は長田氏の追悼の集まりだそうです。
「…それではSM神社祭、開演です」拍手。
ここでドンドコドンドコ太鼓の音。
下手から3人の巫女さんがお供物を持ってやってきます。そこへ着物着流しの男役がやってきて
お供物を強奪しようとする所へ、
赤い着物の一美さんやってきて。巫女さんたちを助けてやります、
怒った男役、刀を抜いて切りつけます。
一美さん、素手でカッコよく男役をやっつけます。
男役「覚えてろよ」と捨て台詞を吐いて去ります。
一人残った一美さん、神棚に一礼。
そのあと、さくら音頭だったか秋田音頭だったか民謡が流れ、踊ります。拍手。「かずみ!」の声。
踊り終わるといったん下手へ去ります。
静寂。
少しすると桃色の着物を着た若い娘がはいってきて、神棚の前で
「私を立派なM女にして下さい」と一心に祈ります。
そこへ一美さん(なぜか英国旗柄のガウンのようなものを着て)やってきます。
娘は一美さんに「私は役者をやっている文月(ふづき)っていいます、よろしくお願いします」
このへんからシャンソンのような曲があやしく流れ、SM緊縛ショーになっていきます。
一美さん娘を着物のまま両手足を赤いロープで縛り、天井からつり下げます。
着物ははだけ、胸があらわになります。
一旦下に下ろすと、今度は座らせたまま後ろ手に縛り上げ、
いったん放置して去ります。
少しして一美さん、タンクトップに黒のタイツという戦闘モードで再登場。
文月ちゃんの乳首を洗濯バサミでつまんだり、再び宙吊りしたりムチでピシピシ、ロウソクたらたら。
あぁーあぁーという悲鳴、そして気絶したようです。
一美さん、ぐったりした文月ちゃんを下に下ろし,ロープを解いてそのまま下手に去ります。
少しして、我に帰った文月ちゃん「待ってぇ」と言って下手に走っていきます。拍手。

「いやいやいやー、すばらしいー」と松本氏登場。「これがSM神社祭りです」
そして「次はりおびっちちゃんに案内してもらいます」
と紹介されて出てきたのが卵に目鼻って感じの女の子、
観光バスガイド嬢の声で
「みなさま、SM神社にご参拝ありがとうございます…」とご案内。
そのあとまた
松本「次は内山沙千佳&寧々(ねね)おふたりのショーです」。7:58

雅楽のような曲が流れ
赤い袴の巫女姿の人がやってきてステージ中央でうづくまり、頭から薄衣をかぶります。
そこへ黒い袴の巫女姿の女が後ろからやってきて、うづくまっている人の薄衣を引きはがし、立たせます。
そして、津軽三味線の流れる中、
赤い袴の人の手や足をロープで縛ってろうそくをたらたら
そのあと宙吊りにしてくるくる回転。SMらしくなっていきます。
一頻りやると女は片肌脱いで左の乳房を出します。なかなか巨乳。
そして刀を抜いて相手をいたぶります。
そして、そのあと、2人で息の合ったWポーズベッドショーのようになっていきます。
そのあと女は相手を、ステージ中央の元の場所に座らせ
自分はその後ろにまわって、抜いた刀を前に回して
相手の腹に,グサリ。
刃は相手の体を貫き自分の体にも刺さり
2人、ゆっくり倒れ込みます。
静寂、拍手。
このあと乗りの良い歌が流れ
2人とも上半身裸の白のフンドシ姿になって
ここでやっと赤い袴を着ていた人が男だとわかります。
そしてオープンステージのようになっていきます。
男(寧々君)が前に出てくる時は日本男児っぽい歌で、
女(内山沙千佳さん)が前に出てくる時は大和撫子っぽい歌で。
乗り乗りで踊ります。
そんなふうに盛り上がって終わります。8:16

「中々いい感じでした」と松本氏。
ここで「タコヤキ8番!」と風見蘭喜氏のブースから声。呼ばれたお客は取りに行きます(笑)。以下時折ステージと関係なく「タコヤキ〜番」のアナウンス。
松本「えー、続きまして、朱魅嬢と一美さんによるコラボです。朱魅さん初しばられです」8:22

照明が少し暗めになり
カチ、カチ、カチ…と拍子木の音。
そして神秘的な音楽。
下手から着物姿の2人,静かに入ってきます。拍手。
このへんから女性ボーカル。
朱魅さん、白地に模様のはいった着物で、はだし。
笑顔で踊ります。一美さんは後ろで見守っています。
朱魅さん踊りながら丸盆(に見立てたテーブル)まで下りてきたり
ステージの縁に腰かけて足をチラと見せたり。Sexy!
またステージに上がると。ひらひら可愛く踊ったりします。
次の曲。
ここで一美さん前に出てきて2人向き合います。
すると朱魅さん、一美さんの帯を解いていきます。めずらしい展開。
一美さん上衣を脱ぐと
下は白い(ちょっと板前のような)衣裳で
予め赤いロープを自分の体に巻いています。そして
ちょっとぶりっこポーズして引っ込みます。拍手。
残った朱魅さん。
ここで、女性ボーカルで
「い ろ は に ほ へ と…」と、わらべ歌のように流れます。
諸行無常を表すこの歌に乗って
ゆっくり帯を解いて
着物を脱ぐと、白襦袢になります。
そして後ろを向いて
ゆっくりと襦袢の襟を下げていきます。
背中が現れ、さらに下に…
そして襦袢を脱ぎ捨てると
小さなTバック。こちらも既に赤いロープで、亀甲縛りというのか、縛られています。
琴の音。
朱魅さんここからオナベッド。
目を閉じて
自分で胸をもんだり
股間に手を突っ込んだり
このへんから男性ボーカルで
「空をうめる花の色…」と男性ボーカル(「春のか○み」)
オナベッドは静かに始まり、しだいに激しくなっていきます。
うつ伏せになったり
仰向けになったり、
腰を上下に激しく動かすとそれにつれて揺れる乳房。
そして体を大きく反らし、果てます。
静寂。
しばらく横になったまま呼吸を整えています。
やがて起き上がると、晴れやかな笑顔。
ここで次の曲。
朱魅さん立ち上がると、オープンのようになっていきます。手拍子。
ここで後ろから一美さんが風船をたくさん持って出てきて
朱魅さんと分け合うと、かぶりつきのお客たちに配っていきます。
そんなふうにして盛り上がって終わります。拍手。8:40。

「はいどーもありがとーございましたー」と松本氏がやってきます。
ここで先程のりおびっちさんを呼んで告知してもらいます。
9月28日・29日はシアターPOOで紅薔薇座の公演、朱魅さん出演とか。
そのあと松本氏
「続きまして、若林美保さんオンステージ」

少し照明が暗くなって
すずやかなBGM,そして女性スキャット。
若林さん左から赤い着物に赤い帯で
手に赤いロープを捧げ持ってやってきます。
(以下、7月のSM感謝祭の時の演目でしたが、さらに深まっています)
白い肌に赤い唇。艶やかな長い髪。
そして舞台上手の神棚にうやうやしく拝礼
ちょっと卑弥呼みたいに。
次の曲。少しおどろな響き。
ここから帯を解いて着物を脱ぐと赤い腰巻き。
そしてロープを腰に回して
そのロープを天井に下がっているカラビナに取り付け、
床の上で数回回ります。
そして両足を上げ宙吊りになると
くるくると逆回転。
宙吊りしながら体をかがめて胎児のような形になったり
急に頭を下に足をまっすぐのばして逆さ宙吊りになったりします。
水底に沈んでいく平家の女人みたいに。
そんなふうにして一旦床に下ります。
静寂、
次の曲。かすかな生のいぶきを感じさせる曲。
ここでゆっくりロープを外して赤い腰巻きを取ると
その下は赤いフンドシ。粋。
そして再び,今度は素手だけでロープをつかんで
男子の体操競技の吊り輪のような動きで
ぶら下がったまま前転、あるいは後転。
そんなふうにしてまた一旦下りると
右足首をロープで縛って、
そのロープをカラビナにかけてクレーンのように引っ張りあげて
Y字を作っていきます。
そしてロープを巧みに操って、先ほどとは違った宙吊り。
次の曲。やや明るい曲。
ここでまたロープを操りながら
ゆっくり床に下りると、
様々なポーズを美しく決めながら踊ります。
そんなふうに終わります。拍手。9:00

「いやいやいやー」と松本氏出てきます。
このあと2人でトークしながら告知。
9月21日と29日はデラカブに出ますとか、
21日は風見蘭喜氏の調教ショーだとか。
そして若林さん引っ込みます。拍手。9:05。
松本氏の司会は続きます
「踊り子さんのステージは安心して見られますね。
このあとはルーシーちゃん、オンステージ。
この人も安心して見られます」
そして引っ込みます。9:06

ムーディーな曲が流れ、
下手からルーシーさん
黒を基調とした、ややゴスロリっぽいミニドレスに紫のショールで登場。拍手。
片手に金属製のワイングラス(ワインカップ)を持っています、西洋の妖しい貴族の雰囲気。
そしてカップを下に置くと、
黒い薄地のベールで自分で目隠しします。
ここで衣服を1枚脱ぐと
黒の網コルセットのようなセクシー衣裳。
カップを持って何か飲むと
口から赤紫の液体がたらーり
胸にしたたります。血のりのように。
ここからおどろの世界。
このへんで上を脱いでトップレスになって
そしてポーズベッド。
ここでまた持っていたカップの液体を飲み
さらにたらーり。
体が血まみれのようになっていきます。
そしてそのまま
ブリッジして片足を高く上げます。決まっています。
ここでショールをまたはおって本舞台に戻ると
クルクルクルッと回転。そして
ショールを投げ捨て
目隠しを取るとポーズ。拍手。

松本「ハイもう一度大きな拍手を」と言ってやってきます。
「このあと15分ほど休憩時間になりますが、
今日のメインはあくまで長田英吉先生のビデオです。
最後までお楽しみ下さい」
そして休憩時間になります。9:40

場内あちこちでご歓談、風見蘭喜氏のタコヤキも好評です。

9:55になったあたりで後半が始まります。
松本「それではスペシャルコラボレーション
出演は小太刀(こだち)、千怜(ちさと)、りおびっち、神崎みい、そして長田一美の皆さん。SM神社祭り奉納の舞台です」
ここで「5・4・3・2・1・0」と英語の男の声でカウントダウン。
そして民謡のイントロ
オープニングで出た女の子たちが着物姿で勢揃い。
「会津磐梯山は宝の山よ…」
に乗って踊ります。福島県への応援か。
りおびっちさん1人が前に出て踊っていますが、圧倒的になめらかな手つき足つき笑顔で踊ります。
リオのカーニバルでサンバを踊っているブラジリアンダンサーに負けない日本の民謡のリズム感で。
そんなふうにして盛り上がって踊りが終わります。拍手。
皆去っていきます。
すぐ次の曲。暗めの照明。

ここで一美さん着物姿で出てきます。
このあと男役とチャンバラがあったり、
3人の女の子を次々に着物を脱がせて縛り上げ
ムチでピシピシろうそくたらたらしたりと、SMチックになっていきます。
一人一人、違った縛り方をしているのはさすがですね。
静寂。
3人、座ったまま、寝たまま、吊るされたまま縛られ、だれも動きません。シュールな光景です。
ここで一美さん
神主の使う御幣(ごへい)を持ってきて1人づつお祓い、
そして一人づつ縄を解いていきます。
ここで音楽
「風の中のすばる
 砂の中の銀河…」(中島み○きの「地上の☆」)
ここで赤い和傘を持って踊ります。「かずみ!」「日本一」の声。
そんなふうに盛り上がって終わります。拍手。10:35。

場内はかなりカオスに。
ここで「今日は長田英吉氏の追悼の日ですので」
ということで各テーブルに小さなキャンドルが配られ、追悼の火がともされます。
ここでチャンカチャンカとミュージック。
「ハァー踊り踊るならチョイト…」東京音頭が流れます。
ここで舞台に、残っていた今日の出演者が総出で踊ります。
長田氏の冥福と斯界の発展、そして2020年東京五輪の成功を祈ってということでしょう、皆とびきりの笑顔で踊っています。手拍子。
そんなふうに盛り上がって終わりました。拍手。

松本「これから長田英吉氏のビデオです。
昔の映像ですので多少乱れていますが」
皆固唾を飲んで見ていると
スクリーンに映像が映ります。10:50
多少色があせていますがけっこう良く映っています。
舞台ではなくスタジオで録画したものでしょう、
ピンクフロ○ドをBGMにサングラスをかけた英吉氏が
モデルの女性を裸にしてロープで縛ったり
宙吊りにしたり乳房を鷲掴みにしたりムチでピシピシしたりロウソクたらたら股間にそうそくを突っ込んだり…と
約20分間。
そんなふうにして終わります。拍手。11:15

松本氏が出てきて少し説明、そして
「それでは長田一美さんにご挨拶をお願いしましょう」
と言われて出てきた一美さん
「SM神社祭おおぜいお集まり下さりありがとうございました。
師匠も天国で喜んでいると思います。これからもSMの火を絶やさないよう頑張りたいと思います。
ありがとーございましたー」大きな拍手。

そんなふうにして終わります。
まだ残って飲んでいる人もいましたが、私はここで会場を出ました。
出口のところでスタッフがいて、そこで番号札を返すと
パソコンで会計、飲食代を払って階段を上がります。
外に出たのが11時20分。ちょっと飲み足りない感じもしましたが、このくらいが良いのでしょう。

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m 

419: ありがとうございます。    9月20日(金)18時16分 by 朱美ふぁん
行った人さん、いつもレポートありがとうございます。
楽しみにしているんですよ。

ちなみに、28日シアターPOOにも朱美さん出演されますが、そちらも行かれますか?

420: 行った人さんお見事    9月21日(土)20時49分 by 私もスケベ
素晴らしいレポートありがとうございます。大変ご苦労様です。またお願いします。

421: 行った人さんへ    9月21日(土)21時06分 by 朱美さん大好き
行った人さんへ

レポレスありがとうございました。行った人さんが
浅草リトルシアター行かれてよかったですね。行った人さんは朱美さんのファンの方ですか?いつか朱美さんのイベントでお会いしたいと思います。いつも詳細レポレスありがとうございます。

422: レスありがとうございます    9月23日(月)00時05分 by 行った人
レスいろいろありがとうございます。
私は残念ながら28日は仕事です。(涙)
行ける方、応援よろしくお願いします。

PS 「艶絵巻」の後半でハナコ役の結奈美子さんが踊る時の曲のタイトル、やっと思い出しました。
「Moonlight Shad○w」…殺された恋人といつか天国で会えることを祈る、という歌で、中々深いですね。
他のBGMにもそれぞれ深い意味があったのでしょう。

423: アサコレに    9月23日(月)21時16分 by 行った人
今日、アサクサ コレクション(略称アサコレ)に寄ってみました。浅草の文化の見本市みたいなもので、牧瀬茜さんのブースは楽屋の化粧前を模したもので、そこに踊り子さんの写真などがたくさん貼ってありました。最新作「すとりっぷ人生劇場」1部1000円。今買うとオマケがついてきます。(^^)
なおご本人の話では「艶絵巻」は11月は出演者の予定がそろわないので来年に延期になりそう、とのことでした。

424: 関連情報    9月24日(火)10時32分 by 行った人
卯月朱美さんの出演する紅薔薇座公演(9月28日・29日 @新宿シアターPOO)の29日の方は、女性客オンリーの予定だったのが男も入場可になったそうです。
「艶絵巻」でおなじみの刺青ダンサー椿舞妓さんは11月10日(日)に阿佐ヶ谷Soul玉Tokyoというライブハウスで、(牧瀬茜さんと2人芝居「ZOMEKI」をやった)風間寛治さんたちと「夜風舞」というショーをするそうです。
同じ場所で12月22日(日)に、(Maw Mawのチーム名で牧瀬さんとチームショーをしていた)若林美保さんが風間さんたちと「夜風美」というショーをするそうです。なお若林さんは今週の土曜日(9月28日)まで浅草リトルシアターで風間さんと2人芝居「ヒモのはなし」(つか こうへい原作)を上演しています

425: 行った人さんへ    9月25日(水)04時10分 by 朱美さん大好き
行った人さんへ


29日は男性はカップルか女装ならOKみたいです。

426: 朱美さん大好きさんへ    9月25日(水)13時50分 by 行った人
ホットな情報ありがとうございます。

427: 29日    9月26日(木)15時24分 by 朱美ふぁん
朱美さんのTwitter情報によりますと、29(日)は、単独男性大歓迎 と訂正されてます。
カップルではなくても大丈夫みたいですよ。

428: 朱美ファンさん    9月26日(木)21時19分 by 朱美さん大好き
朱美ファンさん
情報ありがとうございました。

429: そろそろ此所が    10月27日(日)06時43分 by 私もスケベ
「卯月朱美の部屋」になる日も近い?(笑)

430: 情報    11月3日(日)12時57分 by 「卯月朱美の部屋」ファン
12月22日(日)新宿のシアターPOOで開催される「もうひとつのストリップ〜今年最後のアングラ祭り」に朱魅(卯月朱美)さん、夏川あきさん、栗鳥巣さんたちが出演されるそうです。

431: 情報ありがとうござい・・・    11月3日(日)19時09分 by 朱美さん大好き
情報ありがとうございました。日曜日なんですね。観劇なされる方々が羨ましいです。

432: 1月15日クンニ対決レポ    1月17日(金)12時20分 by 行った人
1月15日、新宿シアターPOOに行って「2014新春クンニ対決バトル」というのを見てきました。以下、簡単に。

JR新宿駅東南口を出て、劇場に着いたのが開場の6時半の少し過ぎ。予約してあったので入場料4000円が3500円に。ドリンクを1本もらいます。まだ開演前。出演者たちもバーカウンターあたりにいて、くつろいだ雰囲気です。マニアなお客たちはすでに最前列に詰めています。私は2列目に座りました。お客は少しづつ増えてきます。外人客や女性客もいたようです。雑誌の取材も入っているようです。
開演予定の7時を15ほど過ぎたあたりで(この時点で満席)
司会の松本格子戸氏が「やあやあ、どうもどうも」と、派手な赤いスーツで元気一杯登場。拍手。
今日のイベントの説明をします。
世界で唯一、クンニでメシを食っている男、クンニクマン氏と、それに挑戦するアメリカ帰りのリックマン氏とのクンニ世界選手権だとか。「勝ったら世界一、負けても世界二番目」(笑)
「そのあとスペシャルゲスト朱魅(卯月朱美)さんのパフォーマンスがあってお開きになります」などなど。

10分ほど喋って、
いよいよクンニクマン氏が紹介されます。
クンニクマン氏、黒の作務衣(さむえ)の上下を着てサングラスをかけて登場。拍手。
松本氏と並んで椅子に掛けて、対談になります。
クンニクマン氏、もとは会社経営者だったが今では全国で講演活動をしたりAVに出たりクンニ道場で弟子の指導に当たったりしているとか、生徒が数千人とか。(このあたり記憶不正確)
ここで最前列にいた生徒という男性が発言。「私は師匠から技術だけでなく女性の扱い方、すなわち人生を学びました」拍手。
なおクンニクマン氏が今までになめた相手の最高齢は73歳だとか。相手を選ばないのがこの道なのだとか。
しばらく対談したあと
挑戦者のリックマン氏が紹介されます。(拍手)
こちらもサングラスで、派手なシャツを着たやや太った中年男性。いかにもアメリカ帰りで英語をまじえて自己紹介。実家は千葉県松戸市だとか。
そしていよいよクンニ対決。
セクシーな下着姿のモデル2人が紹介されます。拍手。
若奥様ふう美人系のモモちゃんと、
ぽっちゃり可愛い系のクリちゃん。
まず両氏がじゃん拳で、クンニ氏の先攻が決まります。
1人3分、最初はクリちゃんから、試合開始。なお試合中、お客も舞台に上がって良いということなので、
お客達ぞろぞろ舞台に上がって試合を取り巻いています。
特別審査員の朱魅さん、モデルのクリちゃんの顔を見ながら神妙な顔でメモしています。
静かな試合。時折クリちゃんの溜息、あえぎ声。
カメラマンはさかんにシャッターを切っています。
3分経過。終わります。拍手。
クリちゃん汗をかいているようです。
ここで選手交替。
リックマン氏の挑戦です。

3分たちました。1回戦終了。拍手。
感想を聞かれたクリちゃん、「〜氏の方が情熱的だった」とか。
後半戦になりますが、ここで特別審査員の朱魅さんが挙手
「後攻が有利なので後半は逆にした方が良いです」
誰も異存はないので後半戦はリックマン氏が先攻。
モデルはモモちゃん。
はじまります。
やはり静かな勝負。3分たって
後攻のクンニクマン氏になります。
3分たちます。試合すべて終了。
感想を聞かれてモモちゃん「〜氏の方はピンポイント攻撃があった」とか。
勝敗の結果発表は後ほどということで
ここで告知コーナーになります。
色々ありましたが
松本格子戸氏が「官能小説朗読自慰劇団 艶美座」という劇団を立ち上げ、3月3日に第1回公演だとか。
あとクンニクマン氏はイベントや講演活動のほか、新宿かどこかでバーも始めることになったとか。(このあたりも記憶不正確)
このへんで一旦休憩になります。

9時20分になって
朱魅さんのエキシビションステージ。
一旦暗転
ラテン系の曲が流れ、照明がつき、
朱魅さんリオのカーニバルを思わせるような白いセクシードレスで頭に白い羽飾りをつけて登場。拍手。
曲に乗って軽やかにダンス。
現役踊り子時代と少しも変わらぬ、というよりそれより表情が豊かに色っぽくなりました。
途中で頭飾りが取れてしまったのはご愛嬌。
2・3曲目はマド○ナの歌だったと思います。ドレスを脱ぐと、赤いベッド着をはおって椅子にまたがるようにして、じっと客席を見ています。その目力。
そしてベッドショー。白い肌。反らせた胸が美しい。
そして小さなパンツをぐいぐい引きしぼったりします。
(脱がないけれど、あるいは脱ぐよりもエロい)
ここで曲が終わってしまいます。
客席からブーイング。
松本氏(時間を気にしていたようですが)曲を流します。
ステージ再開。
ここでチップを渡す人が何人も。
そして曲が終わりました。
「もう1曲!」という声が会場あちこちから出ましたが、これで終わりになってしまいました。拍手。
最初にもう少し時間配分を考えて、オープン曲も入れた方が良かったんじゃないかと思います。

そんなふうにしてダンスショーが終わり、
いよいよ結果発表です。
舞台にボードが出され
「感触、技術、芸術、情熱、エロ」と5つの項目で、両氏の得点が発表されていきます。
(審査員はモモクリお二人と朱魅さん)
総合得点でクンニクマン氏81点、リックマン氏88点、挑戦者の勝ち!
総評では、どちらも気持ち良かったが、クンニクマン氏はややクールで機械的、情熱的なリックマン氏が優勢だったとか。なお朱魅さんはモデルの表情や「よがり、のけぞり、あえぎ、吐息」で判断したとか。
ここで女性3人
「本当に良い時って、一瞬かたまるのよねー」と言って盛り上がっています。
男の入っていけない世界ですね。
ここで客席から
「次回は舞台に大きなスクリーンを置いてモデルの顔が大きく映るようにしたら良い」と提案がありました。
司会の松本氏も同意していた様子。
なお松本氏、「負けた人はこの会場の借り賃3万円払ってもらうことになります」
クンニクマン氏、小さな声で「払います」と言ったような。最初の元気がありません。
ここで「リックマン氏
「私の、先輩クンニクマン氏をリスペクトする気持ちに少しも変わりはありません」と勝者の余裕も。拍手。
松本氏「これで終わるわけにはいきませんよね」とクンニクマン氏に。
またクンニクマン氏の復権を賭けた試合がありそう。
このあと恒例の写真撮影のコーナーになります。
(モモちゃんは用があるらしく先に帰って)
残ったクリちゃんと朱魅さん、クンニクマン氏とリックマン氏と松本氏の5人が舞台に上がって写真撮影。お客たちが撮っています。
それが終わると一本〆
「いよーーーー、ポン!」拍手。
そんなふうにして和やかに終わりました。10:00丁度。
残って飲んでいる人もいましたが、私はここで会場を後にしました。

こんなことを大まじめにやっていられるのも平和だからでしょう。
改めて平和の大切さを思ったイベントでした。
以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

433: 情報    2月4日(火)15時37分 by 「卯月朱美の部屋」ファン 
ツイッターやフライヤー等によると
4月23日(水)〜29日(火)、浅草リトルシアターで、KAZAWA第三回公演「ぱぴよん」(作:加藤英雄/演出:風間寛治)
 出演:風間寛治、若林美保、卯月朱美、広田さくら
5月18日(日) 、新宿シアターpooで、チーム・ソドム「罪の物語」
 出演: MIO、 ルーシー、朱魅(卯月朱美)、シャンプー、松本格子戸、シママルフィス、ミラ狂美 
だそうです。

434: 「卯月朱美の部屋」フ・・・    2月18日(火)20時31分 by 朱美さん大好き
「卯月朱美の部屋」ファンさんへ情報ありがとうございました。浅草リトルシアター朱美さん観劇行きます。

435: 朱美さん大好きさんへ    2月21日(金)15時19分 by 「卯月朱美の部屋」ファン 
レスありがとうございます。
KAZAWA(風間さんと若林さんのユニット名)第1回・第2回は二人芝居「ヒモのはなし」(つかこうへい原作)でしたが、今回の「ぱぴよん」は出演者4人とパワーアップ。若林さんと卯月さんはほぼ同期の踊り子さん、広田さんは女子プロレスラーで、皆さん芝居や色々なイベントにも出演しています。どんなものになるか私も楽しみです。

436: 今回は行けると思いま・・・    3月12日(水)14時39分 by 朱美さん大好き
今回は行けると思います。久しぶりに朱美さんに、お会いできると思いますと嬉しいです。

437: 未確認情報ですが    3月27日(木)15時05分 by 「卯月朱美の部屋」ファン 
4月27日(日)の「女王様の毒艶会」(14:00〜/新宿シアターPOO/5500円1DR付)で朱魅(卯月朱美)さん現役踊り子時代の作品を再演。そのあと浅草に回ってKAZAWA「ぱぴよん」(19:30〜/浅草リトルシアター/3500円)に出られるそうです。

438: 情報ありがとうござい・・・    4月3日(木)13時35分 by 朱美さん大好き
情報ありがとうございます。
シアターPOO行きたいのですが…仕事で行けないです。リトルシアター浅草は平日観劇予定です。

439: 2013年1頭 立花さや"Black Swan"    4月16日(水)22時41分 by de_eye_deck
大阪東洋ショー劇場2013年1月8日(火)5番立花さや嬢"Black Swan"

ぶらっくすわんは悲しい鳥。疑うことを知らぬオディールは悪魔に遣われ王子を魅了し
深い悔恨に落す。彼女に残されしは一枚の白羽のみ。これぞ王子に愛されしオデットの
分身−(0)−

〜黒幕に羽根舞い落ちる〜2013年1頭東洋ショー劇場立花さや嬢"Black Swan"−(1)−

白ロングドレスに身を沈め、頭上に輝くティアラ、両サイドに白コサージュ、黒のバレエ
シューズにて座し登場。オーボエの旋律繊細を極め、ゆっくり立ち両手広げ頭上仰ぎ見る
−暗転−(2)−

・・・ノースリーブ黒地銀ラメのミニドレスに黒き羽背負い右手には黒のロンググローブ、
髪にも黒羽付きヘアバンド。黒鳥地に墜ち天仰ぐ、我が身与える如く再び飛翔試みる。
失墜の苦悩に我が身庇うも椅子に肘着き片脚上げ−暗転−(3)−

・・・黒羽あしらうブラ着け登場。陰部羽根で覆えば黒シースルーの腰巻にて花道一歩ずつ
進みベットへ−ブラから白羽一本抜き取り掲げ、切なく見つめる。−(4)−

−・・・白・・・黒・・・白・・・黒・・・白・・・黒・・・白・・・黒・・・白・・・黒
・・・オデット・・・オディール・・・オデット・・・オディール・・・白・・・黒・・・
白・・・黒・・・白・・・黒・・・−(5)−

・・・白羽舞い落ちればブラ取り大粒の涙の如き乳房隠せず。腰巻取り去れば黒羽背負いし
まま豊かな臀部くねらせL字ポーズへ−黒鳥飛翔試みるも失墜。反りL。凶々しき俗世離れ、
三点ブリッジ高々と。立てば羽広げ膝折り一礼−(6)−

ぶらっくすわんは気高き鳥。何物にも染まらぬ誇り高き存在。オディールは、ひと匙の諧謔
漂うその舞踊にて王子を魅了し接すれば仕える可愛い女。黒羽最後の一枚失うとても他者の
幸願わぬ時なし。これぞ彼女の示せし矜持なり−(7)−

・・・花道一歩一歩抜け、本舞台駆ければ正面にて身反らせ羽広げ、漆黒の向こうへと
いま翔び立つ−(8)−

−黒鳥の純真−2013年1頭東洋ショー劇場立花さや嬢"Black Swan"−END−

440: いつの間にか    5月8日(木)12時05分 by 私もスケベ
行った人さんの…「ぱぴよん」レポが消えてる。何故に?

441: 私もスケベさんへ    5月8日(木)15時00分 by 行った人
「ぱぴよん」レポ、いくつか訂正すべき点がありましたので、
ただいま書き直し中です。m(_ _)m

442: じっくり読み返してみようかな〜と思ったら    5月8日(木)16時30分 by 私もスケベ
跡形も無かったので、ちょっと吃驚しちゃいました。
別に急かすつもりはないので、行った人さんが納得できる物に仕上げて下さいね。
楽しみにしています。

443: 「罪の物語」レポ    5月26日(月)19時14分 by 行った人
2014/5/18(日)新宿のシアターPOOに行ってチーム・ソドム第1回公演「罪の物語」を見てきました。
作 MIO/演出 そのだりん/照明 小寺俊弘/宣伝美術 松下まり子
出演:女優陣…MIO(ex羽月澪)、ルーシー、朱魅(ex卯月朱美) 男優陣…シャンプー、松本格子戸、SHIMA Malphas、ミラ狂美

とにかく美しくて、深くて、ちょっと(かなり)怖くて、3人の女優たちが輝いていて、4人の男優もそれぞれはまり役で…以下覚えている範囲で時間を追って。

JR新宿駅東南口を出たのが第2部開場の午後4時半ちょうど。歩いてすぐ守ビル。入口から入ると、階段の1階まで行列が出来ています。後についてやっと3階に上がり、劇場入口前の受付で入場料3500円。フライヤー類をもらって中に入り、カウンターでドリンクを1本もらいます。場内はすでに混んでいます。上手側の4列目あたりに空いた椅子があったので座りました。お客は後から後からやってきて、まもなく満席。女性客も大勢います。
場内には軽いBGMが流れています。
舞台に幕はなく、天井から白いカーテンをくくったようなものが垂れ下がり、それが中ほどから舞台奥へ結びつけられていて、ちょっと古代の神殿ふうです。舞台奥には白いスクリーンのようなものが取り付けられています。それ以外は壁も床も黒一色。

開演予定の5時を少し過ぎたあたりで下手から 
「はいどーも、みなさまー、イェーイ!」と松本氏がメガネにひげづらジャンパー姿で元気いっぱい登場。拍手。
「1回目も見たひとー」と言うと場内あちこちから「はーい」「はーい」と手が挙がります。
松本氏、今回の公演は、MIOちゃんがこんなのやりたいんですけどと作品を持ってきたのが始まりだとか、色々経緯を説明。
そして「芝居はその場で笑ってその場で楽しんで帰るもの。考えるものではありません」なんて言います。こんな言い方に逆に強い自信がうかがえます。
「それでは「罪の物語」乞うご期待!」
そう言って引っ込みます。拍手。
またしばらくBGMが流れ、場内がしだいに暗くなり、
同時にBGMが大きくなって、そして場内まっくらに。
静寂。

少しして舞台奥のスクリーンに絵が映ります。赤いリンゴがいっぱい実った木の、ちょっと絵本みたいな絵。
チュン、チュンと鳥の声。
ここはエデンの園のようです。
そこへ下手からMIOさん、美しい肢体をシースルーの薄い布でまとっただけの姿で登場。拍手。
汚れを知らない無垢なイブ。
平和な楽園の朝です。
少しすると舞台奥から黒いスーツの怪しい男(ミラ狂美氏)が登場。
鱗文だか市松模様だか、首に巻いたネクタイの模様が蛇を表しているようです。
そしてイブに、リンゴを食べるように言います。創世記の物語です。
「食べてはいけないと言われているから」とイブ。
男は巧みな話術で、貴女はまだ本当の快楽を知らないとか、食べなければわからないとか言います。
そして狂美氏お得意のマジックショー。
リンゴを宙に浮かせます。ニュートンもびっくり。
誘惑に負けて、イブはついにそのリンゴを一口かじり、その場に倒れ込みます。
同じリンゴの物語でも、ここはちょっと白雪姫みたいですね。
男はニヤッと笑って奥へ引っ込みます。

少しして、イブはゆっくり起き上がり
自分の胸をさぐるようにします。乳房があらわに。

ここで左から、緑の翼をつけた神の使い(シャンプー君)が現れ
イブに言います
「女よ、あの実を食べたのか」
そしてそれは重い罪であること、これからずっと罰を受けなければならないことを厳かに告げます。
ここで神の使いとイブとのチームショー。ダンスなのか、パントマイムなのか、
長い脚を生かしたポーズが決まっています。
やがて、這うように下手へ去っていくイブ。
一人残った神の使いは十字を切ります。

ここで明るい曲が流れ、
神の使いは半裸になって
天井から下がった白いカーテンにぶら下がったり
回転したりと、女性ダンサーに負けないダンス・パフォーマンス。
客席から盛んな拍手。
このあたりで下手からルーシーさん登場。現代的なお洒落な青い夏服ワンピースで、首に異様に赤いスカーフ。少し毒を含んだ良い女って感じです。何気ない仕種が男の気を引く。
そして神の使いと丁々発止の展開。
神の使い、手に如雨露(じょうろ)を持って、カーテンにぶらさがりながら女に水をかけるしぐさ。雨も司っているのか。
女は雨から逃げようとしたり、濡れたところを拭こうとしたりしながらも、パンチラしたりとその所作には一々コケットリーがあります。時に誘い時に拒み。そして2人でダンスになっていきます。
このあたりで様子が変わっていきます。しだいに神の使いは主導権を奪われ、やがて女に羽をむしられ口に入れられたり…
そしてはっと気がつく。
ここで天上から声
「お前は罪深き人間を裁くために遣わされたのに、自分が罪を犯した…」
恐れおののく神の使い(すでにただの人間の男)。
直接の関係はありませんが、サマセット・モームの短編小説「雨」を思い出しました。娼婦を教化しようとした宣教師が逆にその色香に迷ってしまった話だったような。
そして暗転。

暗い中、なぜか演歌が流れてきます。
照明がつくと、下手からぼろぼろのネズミ色のコートを着た男(松本)が入ってきます。
客席から「コーチャン!」という声。
ここから関西なまりの長い台詞(かなりアドリブ)になります。ここは大阪西成(にしなり)区なんだとか。時折カラスの声。
乞食男はしわくちゃの新聞を読んだり菓子パンをかじったりしながら時事ネタ下ネタを連発。
シェークスピア劇にもよく出てくる道化のような役割で、アホを装いながら中々鋭い人間洞察。
男は唯物論で現実論、
「人生、運と自分次第。神などいない」と言い放ちます。
そして聖母マリアの処女降誕の話になっていきますが、
あんなのは嘘っぱちだ、本当は…とレイプするような仕種。
そんなようなことを好き勝手に言っていますが、このへんで少しづつスモークが流れてきます。
乞食は喋り疲れたのか寝入ってしまったようです。

ここで天上から流れてくるような女声コーラス。
そして舞台の奥から
聖衣をまとい青いローブを肩にかけた女性が神々しく現れます。
白いベールで顔をかくしていますが
まぎれもなく聖母マリア。

このへんで乞食は目覚めたのか、あるいは夢の中か、
聖母に話しかける、というか憎まれ口をききます。そして
顔見せてみいとか言ってベールを取ると、朱魅さん。拍手。
気品と強さと優しさ、聖母マリアそのものですね。
乞食はなおも色々しゃべりますが、最後に
「マリア様の裸見せてえな どや?…
あわれなこの男をお救い下さるんやろ?…
ほら 救えるものなら救ってみい」(フライヤーより)
そして「聖母マリアのストリップ見たいわ」

ここで聖母マリア、にっこり微笑みます。
ここでバロックだったか、クラシックだったか、女性ボーカル。
それに乗って、天上界のようなスモークの中で、ゆっくり踊ります。やがて
青いローブをはずし
白い聖衣も脱いで
トップレスになります。神聖でエロチックで。
やがて聖母はその青いローブを乞食の背にかけてやり
やさしく手を添えます。
感激して声もない乞食。
宗教は違いますが「仏陀と孫悟空」(あるいは三蔵法師と孫悟空)を思い出しました。
そしてゆっくり聖母は舞台後ろに去ります。
乞食はしばらく青いローブを被ったまま一人残り
やがて静かに下手に去ります。
暗転。

暗い中、スクリーンに再び映像が映ります。
3つの十字架だったような。

そして3人の女が出てきます。拍手。前半の3人の生まれ変わりか。
衣裳は変えていたと思います。
それぞれ手にグラスを持って、秘密の儀式みたいです。
2人の女は「聖母」に問いかけ、救いを求めます。
「人は罪を犯さず生きていくことができますか?」
「聖母」は簡潔に
「信じれば神はそこにいます/祈りなさい」
このほか「マリア様は処女って本当ですか」など色々な問いかけもありましたが
「聖母」は最後に
「祈るだけではだめです」そして「神は何をお望みなのですか」という問いに対して「苦痛です」
「娘たちよ、苦痛を求めて祈るのです」
ここから後は非常にミステリアスでグロテスクな展開になり、印象は強烈なのですが記憶がかなり曖昧です。

ここで黒いマスクで顔の下半分を隠し、長い黒いマントを着た悪魔のような男(SHIMA Malphas氏)がカリスマ的に現れます。
不気味な黒いクギヌキのようなものを持っています。そして
SMショーというか、拷問の場面になっていきます。
まずルーシーが餌食になります。
口を開けられ、クギヌキを口の中につっこまれます。
あーーーーーという悲鳴。
終わると、男は今度はおびえているMIOに向かいます。
また悲鳴が響きます。
これで終わりかと思っていると、今度は「聖母」自身の番に。
シューベルトのアベマリアが甘美に流れる中、
最後の儀式が行われます。
悲鳴が響きますが「聖母」は凛と立っています。
肉体的には苦痛、精神的には快楽の極致、なのでしょうか。鳥肌が立ちます。
暗転。

少しして3人の聖女が、再び登場。
ルーシーは口に包帯をして、手に持ったグラスには抜かれた歯が入っています。
MIOは胸に包帯を巻いて、手に持った銀のお皿には切り取られた乳房が乗っています。聖女アガタみたいです。
そして「聖母」も。3人それぞれの包帯は血がにじんでいて、生々しい。
そして3人の、芝居なのか群舞なのか、になっていったと思います。

このあとだったか、
蛇男がニヤニヤしながら再登場。リンゴを手に持って「聖母」に勧めます。
「神は苦痛よりも快楽がお好きなんですよ」
それを食べた聖母、倒れ込みます。
やがて2人の女が寄ってきて
ここから3Pレズショーのようになっていきます。もう包帯はしていなかったと思います。
頬を寄せ合ったり、脚を絡ませ合ったり…禁断の、ある意味で究極のエロス。
それがしだいに
何か突き抜けたような、不思議な明るさが出てきます。
3人の女の子が無邪気に戯れているように
無垢な子供が遊んでいるように見えてきます。
そんなふうに盛り上がります。拍手。
暗転。 

ここでまた蛇男がやってきますが。今回はリンゴではなく
1本の赤いバラの花を持っていたと思います。
そこへ3人の聖女、今度はちょっと淡いブルーのお洒落でセクシーな衣裳で登場。
蛇男はマジックでバラを3本にして、それを一人づつに配っていきます。このバラは、希望?
そして3美神の踊り。
ボッチチェリかラファエロか、ルネサンスの絵画の世界が現実に出現したみたいです。
少しして天の使い、再び翼をつけて登場、3人に加わります。
悪魔男も蛇男も出てきて全員集合。もう舞台も客席も一つになっています。
そして大団円。盛り上がったところで急にストップモーション。
すぐ松本氏「はいどーもありがとーございましたー」拍手。
そして「マイ○ェイ」の流れる中でご挨拶とメンバー紹介していきます。
「楽園のイヴ MIO、誘惑の天使 ルーシー、聖母マリア 朱魅、楽園の蛇 ミラ狂美、神の使い シャンプー、悪魔崇拝者 SHIMA Malphas」(順不同)
ここで誰かが代わって「そして西成の乞食 松本格子戸」
このあと松本氏、演出のそのだりんさん、照明の小寺俊弘さん美術の松下まり子さんも紹介したと思います。それぞれに拍手。
そして皆で一本締め。そのあと恒例の写真撮影のコーナーになります。
キャスト、スタッフ全員が舞台に上がり、記念撮影。皆良い表情をしています。
そのあと写真販売。
3女優の組み写真3枚1000円。もちろん私も買いました。
狭い場内は出演者、関係者、観客が入り交じっています。皆さん興奮さめやらぬといった顔。
もっといたかったのですが、私はここで会場を後にしました。まだ6時55分です。

とにかく出演者はもちろん原作、演出、衣裳、照明、音楽、美術などなど、それぞれの才能が響き合い高め合って出来たまさに奇跡の舞台でした。
ぜひ再演してほしいと思います。

以上は個人の感想です。勘違い記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

444: 「ぱぴよん」レポ    5月31日(土)13時30分 by 行った人
2014年4月23日、浅草リトルシアターに行ってKAZAWA第3回公演「ぱぴよん」を見てきました。
作:加藤英雄/演出:風間寛治/出演:風間寛治、若林美保、朱魅(卯月朱美)、広田さくら
(注)KAZAWAとは風間さん若林さんのユニット名。昨年行われた第1回・第2回公演は2人芝居「ヒモのはなし」(つかこうへい原作)。今回は
違う原作で出演者が4人に拡大。
パピヨンとはフランス語で(昆虫の)蝶のことらしい、ということ以外に何の予備知識もなかったのですが、とにかく出演が豪華メンバー、
期待して行きました。そして観た結果は、期待をはるかに超えた深い感動的なお話しでした。以下、断片的に覚えていることをつなげて。

地下鉄銀座線田原町駅を出たのが午後7時15分ころ。もうすっかり夜。国際通り、雷門通り、すしや通り、六区通りと急ぎ、
浅草リトルシアターに着いたのは午後7時20分ころ。階段を上がり、受付で3500円。フライヤー類をもらってすぐ中に入ります。
まだ開演前。たまたま一番前の列に席があいていたので座りました。お隣は緊縛師の長田一美さん。そのほかおなじみのファンたちも。
場内上手には贈られた花束がたくさん飾ってあります。
舞台と床との段差は10センチくらいと低く、カーテンはなく、舞台には背景も小道具もありません。この何もなさが想像をふくらませます。
7時半になったところで左手から山口六平氏がいつもの金髪にジーンズで
「どーも、こんにちわー」と元気に登場。拍手。
上演時間は約70分です、途中休憩はありませんのでトイレは今のうちに、など諸注意を言ったあと
「それでは最後までごゆっくりごらん下さい」と言って引っ込みます。拍手。 

場内には軽いBGMが流れています。
5分ほどしてその音が大きくなり、同時に照明が消えていって真っ暗に。
ここで舞台に人の気配。
照明がつくと
わかみほさん淡いグレーの(女児の下着のような)簡単な衣裳で舞台中央に立っています。髪はかむろのような直毛で、ほとんどノーメーク。
泣いているのか笑っているのか、子供のような無垢な表情。ここで浅川○キの歌
「もしも光が またおいらに当たるなら…」(それはスポット○イトではない)
が流れてきます。
わかみほさんゆっくり手足を動かし始め、
しだいに踊りになっていきます。
ここで舞台奥の下手から風間さん(以下、男)、すりきれたジーンズに着古した黒いジャンパーで、土木作業用のシャベルを持って入ってきます。そして舞台後ろに立ってわかみほさんの踊りをじっと見ています。
踊り終わるとわかみほさん、舞台手前を左へ去ります。拍手。
一人残った男、無言で舞台中央に出てきて
シャベルで土を掘るしぐさを始めます。一生懸命にやっています。
(この場面で、昔テレビの劇場中継で見た「炎の人」で滝沢修さん演ずるビンセント・バン・ゴッホを思い出しました。内容は無関係ですが)
男が掘っていると
舞台下手から、広田さくらさん(以下、女)が入ってきます。新しいジーンズに赤いジャンパーだったか、手に角形シャベルを持っています。おだやかな笑顔。
そして男が穴堀りをしているのを興味深く見ています。
少しすると
男「何、見てんだよ」
女「あなたが掘りおわるのを待っているんです」
こんなふうに2人の会話が始まります。
男は1丁目1番地から何丁目何番地まで穴を掘り
女はそれを順に埋めていくのが仕事だとか。
このあたりまさに不条理劇ですね。
女「だまっていては退屈だから、何か話してくれません?」
そう言って腰を下ろします。
男「話すことなんかないよ」
女「いいえ、あなたは話すことがあるはずです」
不思議な説得力。
男「それじゃあ話すから、
聞き終わったら酒でも飲んで忘れてくれ、
明日あんたに幸せな普通の朝がおとずれるためにも」と前置きして話し始めます。
以下、回想と現在とが交互に出てきます。

男は今は一人暮らしだが、あるとき窓を開けていたら、ヒューと風が吹いてきて
一匹の蛾(が)が入ってきた…
と、わかみほさん(以下。蛾)衣裳はさっきのままで(以下出演者は全員衣裳は変わらず)左手からさーっと入ってくると
静かな日本語女性ボーカル(中山○ビ「ひら○ら」)に乗って踊ります。そして舞台上手に横になります。
そして男と蛾との奇妙な同棲生活が始まります。

この蛾というのが、純でピュアで嘘がつけなく、言いたい事を隠さず言う性格で、わがままで自分勝手だけど、一本気で可愛い。
男はそれに翻弄されながらも親密になっていきます。
この二人の丁々発止のやりとりが絶妙。
まさに「ヒモのはなし」の世界です。
ただ、両者の間に1つだけルールがあって
けして嘘をついてはいけない。 
嘘をつかれると、蛾は死んでしまうとか。
そんなある日。
蛾が寝ている時だったか
窓をあけていると、また風が吹いてきて
男「1匹の蝶(ちょう)が舞い込んできた」
ここでジャニス・ジョ○リンの名曲「クライ・ベイ○ー」が流れ
朱魅さん(以下、蝶)淡いピンクの綺麗なドレスで(胸に銀色の蝶の模様)頭に髪飾り。笑顔で踊りながら登場します。
妖艶さの中に、かすかに無邪気さも。
男はすっかり魅了されてしまいます。
以下、蝶は最後まで無言。踊りと表情と仕種だけで演じていきます。
蝶はここが気に入った様子。

蛾は寝苦しそう。やがて目覚めます。
男は蝶が入ってきたと言いますが、
蛾には蝶の姿が見えない様子。
蛾「追い出したのかい?」男「うん追い出した」
ここで急に蛾は苦しみ出します。嘘をつかれたからです。
男はあわてて「正直に言うよ」と
蝶はまだ部屋にいること、自分は蝶に惚れてしまったことを馬鹿がつくほど正直に言います。
少しして
蛾「わかった、待つよ」               
男と蝶が行くところまで行くのを見届けてから自分の去就を決めるとか。そして
蛾「人間ってもっと高等な生き物かと思っていた。ハハハ」気丈に笑います。

ここからが圧巻。
やや落とした赤い照明になり、
暗く深い日本語女性ボーカル(中山ラ○「ノスタ○ジィ」)が流れ、
蝶の朱魅さんと(ここではシリアスな顔)
蛾のわかみほさん2人のダンス。
わかみほさんはカッコよく、あけみさんは妖艶で色っぽく、
向かいあって踊ったり、互いに背を向けて踊ったり、
交互に、一方が主役の時は他方は静止。
このとき、踊っていない方の後ろ姿がものすごく表現していました。
デュエットが終わると2人左へ去ります。大きな拍手。
 
ここで最初の作業現場の場面。
女「なんでそんなこと言ってしまうのよ
それじゃあ蛾が傷つくでしょ」
男「本当のことを言ったら蛾が死んでしまうからだ」
このほか、どの場面だったか忘れましたが
フランス語でパピヨンと言ったら蝶でもあり蛾でもある。
そもそも蝶と蛾なんて人間が勝手に区別しただけなんだ、なんて会話があったと思います。

このあと再び男と蛾の会話。
この2人のやりとりが、まさに夫婦漫才。
ハラの虫がおさまらないとか
虫酸(むしず)が走るとか虫が好かないとか。
一方が黙ると他方は「無視か」と虫づくし。
そんなやりとりがあって
「この蝶ってのは、あんたが昔おいてきたものなのかねぇ、
あんたがこれから追いかけようとしているものなのかねぇ」
と言い残して蛾は去っていきます。

またまた最初の場面。
シャベルで作業しながら
男「一番大切なものはなくしてはじめてわかる」

ここでシューベルトの「アベマリア」が流れ
蝶の朱魅さんそれに乗って美しく踊ります。そして
そのあともう1曲(森田童○の「ラスト○ルツ」静かに踊ると
蝶は風に乗って去っていきます。

このあと男の長い独白。
蝶は華やかではあったが何も生まれてこなかったとか
蛾との生活はガチャガチャしていたが生きている実感があったとか。
蝶は花から花へと移っていくのが習性だとか。
自分はその大勢の中の1人にすぎなかったのだとか。
一方蛾は光に向かって一直線に飛んでいくとか
そんなようなことを語ったと思います。

男「それから長い長い時間が流れた…」
ある晩、窓に何かがドシンドシンとぶつかる音。
男が窓を開けると
蛾(わかみほ)が飛び込んできて舞台奥にぶつかり、倒れ込みます。弱っている様子。
抱き起こされながら
蛾「私ももう終わりだよ、羽もボロボロだし」
そして、最期にあんたに会いたかったと言います。
男「死ぬんじゃないぞ、オレ嘘はついてないぞ」
ここで山崎○コの「うたいたいの…」が流れてきます。ぴったりの選曲。
蛾はそれに乗って弱々しくも気高く踊ります。おそらくこれが蛾にとっての「白鳥の歌」
そして歌詞の
「たおれたら、抱いて帰ってほしい…」
のところでガクッとくずおれ、男はしっかり抱きとめます。
蛾「私きれいかい?」
男「お前は最高にきれいだよ」
蛾「あんた最後に嘘ついたね。死んでいく蛾がきれいなわけないじゃないか」
と言ってニッコリ笑って…
男は泣き叫びます。見ている方も「うそじゃないよー」と心の中で叫んでいます。涙。

暗転。
照明がつくと最初の場面。
男は作業しながら「俺の人生は無駄だったのか」
女「蛾も人の心が持てて、短いけれどしあわせだったと思います」
男は更に「今は誰かのために働きたいとか、いつも孤独だ」とか言います。
女「あなたが穴を掘れば、私が埋めることができるから、
これって孤独じゃないってことだと思います」
不条理劇を超えた瞬間です。
そして2人一緒に作業をしていきます。

ここで再び
「もしも光が またおいらに当たるなら…」(金子○リ版)が流れてきて
わかみほさん再び左から入ってきて
作業している2人の前で晴れやかな笑顔で踊ります。そして
踊りながら舞台に上がり、3人並びます。

下手から朱魅さんも入ってきて
左から朱魅、わかみほ、風間、広田の順に並ぶと
風間さん客席に向かって「どーもありがとーございましたー」拍手。そして女優3人を順に紹介。
そのたびに客席から「あけみー!」「わかみほっ!「さくらー!」と声援が飛びます。
後をついでわかみほさん「そして風間寛治!」客席から「かんじーっ!」拍手。
盛り上がっている所へ
また山口六平氏が入ってきて
「このあと朱魅さんとわかみほさんの物販コーナーになります」
舞台に2つのテーブルが置かれ、それぞれ舞台写真や生写真、DVDなどを販売。どちらも良く売れていました。
話し込むお客もいて、いつもの光景ですね。
場内はお客も出演者も入り交じっています。作者の加藤英雄さんの姿もあったようです。
私は朱魅さんから写真、わかみほさんからDVD「贋作一条さゆり」(2012・海峡演劇祭)を買って
9時少し過ぎに劇場を出ました。

帰りながら考えました。
風間さん演じる男:弱さ、バカ正直さ、そしてどこか母性本能をくすぐるような所があり、一方男から見るといい奴。風間さんでないと出来ない。
わかみほさんの蛾と朱魅さんの蝶:今回の物語では蛾が主役でしたが、
どちらも一途に健気に自分の生き方を生きているところは同じですね。やはりどちらもパピヨン。
蝶が語りはじめたら何を話すことでしょう。
そして広田さくらさん演ずる女性作業員:この人は優れたセラピストですね。話を聞いていくだけで
心を閉ざした男を立ち直らせていくなんて…
もう芝居と現実の区別がなくなっています。(^^)
                
以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。 m(_ _)m

PS  楽日前の28日にも行ってきました。この日は上演後、広田さんも物販をやって、フランスで撮影したというご自身の綺麗な写真集がありましたので私も1部購入しました。
なお風間さんのツイッターによると「ぱぴよん」は来春再演されるそうで、今から楽しみです。

445: いつもながら…だけど    5月31日(土)21時20分 by 5月8日の私もスケベ
「行った人」さんのレポ、やっぱりイイなぁ。
「ぱぴよん」再掲よりも「罪の物語」が先になってしまって、ちょっとヤキモキしちゃいましたけど(笑)
どちらのレポも、しっかり堪能させて頂きました。ありがとうございます(^^)

446: 訂正など    6月1日(日)12時01分 by 行った人
「5月8日の私もスケベ」さん、レスありがとうございます。
「ぱぴよん」レポに訂正が1つあります。
中ほどの作業現場のシーンに戻ったところでの男の台詞
 本当のことを言ったら蛾が死んでしまうからだ
→本当のことを言わないと…

話は変わりますが、放映中のテレビ東京の金曜深夜ドラマ(厳密には土曜午前)
「ドラマ24 リバースエッジ 大川端探偵社」の第6話「がんばれ弁当」(5月24日)に浅草リトルシアターが出てきましたね。(^^)

447: 「女王様の毒艶会」レポ    6月4日(水)13時12分 by 行った人
順番がバラバラになって恐縮ですが、書きかけだったレポできましたので
以下に入れさせていただきます。m(_ _)m

2014年4月27日(日)新宿のシアターPOOに行って、久しぶりに「女王様の毒艶会」を見てきました。以下覚えている範囲で時間を追って。

新宿駅東南口を出たのは開演の午後2時の5分すぎ。急ぎシアターPOOへ。建物の3階に駆け上がるとドアが閉まっています。遅刻学生の気分。おそるおそるドアを開けると、ショーはまだ始まっていないようです。
予約してあったので入場料6000円が5500円に。ドリンクとフライヤーを貰って、3列目あたりの空いた席に座ります。場内ほぼ満席。
舞台では松本格子戸氏がMCをしている最中です。椅子席の一番前には長田一美さんの姿もありました。
松本「…えーそれでは本日の香盤をご紹介いたします」
1朱魅2なおーみん3Bee&皐月(さつき)4夜羽エマ&ice5佐藤リナ&椿(つばき)(敬称略)とのこと。
そして
「…司会進行ならびに照明は私、松本格子戸でした。
それでは1番朱魅ちゃんです」と言って引っ込みます。拍手。
暗転

ここでチャイムの音が響き、女性アナウンス
「只今から卯月朱美院長の回診がはじまりまーす」
どうやら病院のようです。
ここで往年の映画「エマニ○ル夫人」のテーマが流れ
下手から朱魅さん白衣姿で出てきます。拍手。
メガネをかけ首に聴診器をかけ、髪はアップにしています。
白衣の下は、少しスリットの入った黒いタイトミニ。
知的でセクシー。
微笑みながら曲に軽く乗って
舞台をゆっくり回ります。
わずかな腰の動きや、
ほんの少し胸をそらせたりするのが
まだ全然脱いでいないのに色っぽい。
腰の動きは少しづつ大胆になって、足を大きく広げたりしていきますが、
下品にならないのはさすが。
ミニスカの下は薄地のパンツ(かパンスト)だったようです。
ここで客席にいたエマ女王様「なやましいわー」と声援。

2曲目。
ボンガボンガと、心の奥底に響くようなジャズかロックかが流れ、
そして女性ボーカル。
ここで朱魅さん聴診器を持って
かぶりつきのお客の頭にあてたり股間にあてがったり(笑)
そんなことを2〜3人の患者(お客に)やって
朱魅院長の回診が終わります。拍手。

3曲目。
トランペットやピアノだったか。ジャズが流れ
ピンクのピンスポ。
回診を終えた朱魅院長、ここからプライベートな時間。
笑顔は消え、素(す)の表情に戻ると
スカートたくし上げたりパンチラしたり。これが
ジャズピアノと合って、何かもやもやした気分を表しているような。
知的でクールな筈の院長先生の心の奥底のどろどろを表しているような
そんな物狂おしい雰囲気になっていきます。
そして立ったまま股間に手をあてがってオナニーショーのようになっていきます。
このへんで照明が消え、
青白く光るライトペンのような棒を取り出して、
その光る棒で自分の体を愛撫。
ここで舞台に置いてあった椅子に正面を向いて腰掛け
エマ○エル夫人のようなポーズ。
そして腰掛けたまま両足を大きく広げ
股間にライトペンをあてがったり。
ここで白衣(か下着)を脱いで胸を露に…
そして曲が静まります。拍手。

次の曲。
日本語女性ボーカルが流れ、
それに乗って
椅子にまたがったまま
うつぶせになったり、のけぞったり。
やがて床に下りるとオナベッドはいよいよ激しく。
メガネはとっくに外し
髪は乱れ
あおむけになって体を悶え動かし、
あー、あーと
喘ぎ声。そして静まります。拍手。
 
次の曲。女性ボーカル
「痛いところ どこですか…
 痛いのは心です」
こんな歌が流れる中、
朱魅さんしばらく横になったまま動きません。
やがて上体を起こし、片手で髪をなでる姿が艶っぽい。
髪はほつれ
衣服は乱れていますが
しかし表情は、晴れやかです。
落ちていたメガネを拾うと
ゆっくり立ち上がり
椅子に手をかけて、正面を向いてニッコリ。拍手。

ここで再び「エマ○エル夫人」が流れます。
オープン曲にしてはゆっくりですが。
朱魅さん笑顔で舞台からおりてきて軽く踊りながら客席を回っていきます。
差し入れやチップを渡す人が大勢。
少しして朱魅さんが舞台に戻ってきます。胸に汗をかいているのがセクシー。
ここで松本氏「はいどーもありがとーございましたー」と言いながら出てきます。拍手。2:33。

そして2人舞台に並んで話します。
今回の「女医」は現役踊り子時代の作品の再演だとか。
朱魅さんは今日はこれから浅草に行って「ぱぴよん」(4/23〜29)という芝居に出るとか。
松本「台詞が多くて大変でしょう」(笑)
朱美「無の台詞が多くて」(笑)
それから5月18日にはここシアターPOOで「罪の物語」を上演するとか。これには松本氏も出るとか、
朱魅ちゃんとからむ(?)とか。
そんなふうにして告知が終わると
朱魅さん下手に下がっていきます。拍手。2:40。

残った松本氏、次のなおーみんさんの紹介をします。 デパHでもおなじみのパフォーマーで、松本氏の好みのタイプだとか。
松本「それではなおーみん、セクシーフラフープショーです」
岩崎○美の「タッ○」が流れ
光るフラフープを持って女子高生のチアリーダーみたいなミニスカで可愛く登場。拍手。
リズムに乗ってフラフープを回しながら
衣裳を脱いでいきます。
ブラとミニスカ、そしてツンブラに。リズム感が良いですね。
2曲目。乗りの良い男性ボーカルだったと思います。
以下ずっと選曲も良いです。
途中で手がすべってフラフープが客席に転がっていったのはご愛嬌。
最後にヌードになって可愛くポーズを決めて終わります。拍手。2:51。

「いやいやいやー」と松本氏が入ってきます。
また2人並んでしばらく話しています。
そして、なおーみんさんが下手に去ると(拍手)
男性スタッフが入ってきて舞台設定、このあとSMショーになるようです。

3:05くらいになって準備が終わったらしく、
次のステージになります。
松本「Bee女王様と、皐月ちゃん。美人と可憐のお二人です」
BGMが流れ2人の女性が登場。拍手。
一人はスーツにネクタイと男装。クールな顔。
もう1人は女子高生ふう。
二人で踊った後、Bee女王様は皐月ちゃんをロープでしばったり衣服を脱がしたり、と
SMショーになっていきます。やがて
Bee女王様、後ろから皐月ちゃんの乳房をもんだり。
このあと色々あって
Bee女王様、リモコン式の電動コケシみたいなものを皐月ちゃんの股間にあてて
スイッチを入れると振動する様子。
これをかぶりつきのお客数人にやらせたりしていきます。
そのあとローソクショーをしたり
女王様がペニバンをつけてレズショーになったり、
そんなふうにして終わります。拍手。3:35。

松本氏「いやいやいやー」と入ってきます。
女性2人はもう笑顔。
Bee女王様は皐月ちゃんのロープを解きながら松本氏としゃべっています。
そんなふうに終わります。3:40。

松本「お次はお客様が参加するものです」とのこと。
夜羽エマ女王様、銀髪ショートヘアのかつらで登場すると(拍手)
「きょうはiceにまかせる」とか。
ここで「夏○り」の歌が流れ、
iceちゃん白いセクシー衣裳でギターを持って登場(拍手)
歌「遠い夢の中…
 空に消えていった」
歌っているのか口パクなのかはさておき、
とにかく盛り上がります。
2曲目になると男性が1人同じくギターを持って舞台に上がってきます。すると
iceちゃん、「演奏」している男性の尻に蹴りを入れたり(笑)
このへんから場内カオスになっていきます。
このあとエマ女王様改めて登場。拍手。
「ろくで○し」「ラストダンスは○に」を越路○雪ふうに歌いながら踊ります。
さすが迫力があります。
歌が終わると
エマ「私かわいい女の子を見るといじめたくなるの」とか言って
iceちゃんに1本むちやバラムチでピシピシ(あまり力は入れていない)
このあとお客様参加に。
客席から男性が2人ほど慣れた様子で舞台に上がってきて、服を脱ぐと
四つん這いになり、
エマ女王様とiceちゃんが交互に男2人をピシピシ(笑)
そのあと聖水ショーがあったりして4:18終わります。

休憩時間になります。

次は「佐藤リナ&椿」のお二人。
ちょっとおどろのBGMが流れ、
左から赤い振り袖の長い髪の女の子(椿さん)が入ってきます。拍手。
立ったままゆっくり帯を解いていきます。白い肌。背中に黒い蝶の刺青、だったような。
そして白い腰巻き姿になります。
そこへ客席から長身の男装の麗人(佐藤リナ女王様)がつかつかとやってきて
女の子を縛り上げ、宙吊りにしていきます。
どこかのご大家の奥座敷で
密かに行われてきたような。
お嬢様、しだいにうっとりした顔になっていきます。
そして最後は軽やかな明るい曲が流れ、終わります。
2人晴れやかな笑顔。拍手。4:54。

松本「いやいやいやーすばらしい」と言って入ってきます。拍手。
このあと2人の告知コーナー。
そのあと恒例の記念撮影のコーナーになっていくのですが
私は所用のためここで劇場を後にしました。5:00。
外はまだ明るいです。

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

448: 「クンニクマンと愉快な仲間たち」レポ    6月27日(金)16時08分 by 行った人
2014年6月20日(金)新宿のNo,Whereという会員制バーに行って「クンニクマンと愉快な仲間たちvol.2」というイベントを見てきました。おなじみの出演者たちによるショーあり歓談ありのアットホームで楽しい催しでした。以下覚えている範囲で時間を追って。

JR新宿駅を出たのが午後8時45分ころ。金曜の夜だけあって街は人であふれています。靖国通りを渡り、区役所通りを行き、左にバッティングセンターを見て少し行った右に「コリンズ37ビル」というお洒落なビル。エレベーターで6階に上がり、廊下を行くと「No,Where」と小さな看板。ここへ来たのは初めてです。ドアは閉まっていて鍵がかかっています。インターフォンがあったのでボタンを押すと、愛想の良い男性の声。ドアが開き、出てきたのがクンニクマン氏。ごくふつうの普段着で、人当たりの良い感じです。入場料10000円。靴を脱いで上がるようです。
中に入ると、新しくてお洒落な空間です。学校の教室の半分くらいの広さで、入って左側がカウンター席。右側がテーブル席で、ソファーがテーブルを囲んでいます。ステージらしいものはなく、店の中央に金属製のポールが2本とりつけられており、その中間には天井から(宙吊りショーなどで使う)吊り床が下がっています。
お客はすでに大勢あつまっていてなごやかな雰囲気。現在9時丁度ですが、まだショーが始まる様子はありません。店内には今日の司会の松本格子戸氏や朱魅さんたちのほかシアターPOOでよく見かける人も何人か、それにウェイトレスが数人。女性客も大勢います。ソファ席には長田一美さんの姿もあったようです。そのほか顔見知りの人もたくさんいます。ドリンクフリーということなので、私は近くににいたウェイトレスさんにジンジャーエールを持って来てもらいました。場内あちこちに歓談の輪ができています。私は朱魅さんを囲む輪に加わりました。朱魅さん肩の出ている黒いシンプルなワンピースで、これが似合っています。しばし歓談。お客は後から後から入ってきます。店長のクンニクマン氏は店内あちこち忙しそうに回っています。
9時20分になったあたりで司会の松本氏が赤い派手なスーツ(といっても氏にしては地味な方)で店内中央に出てきてソファ席の方を向いて
「えーたくさんおいでいただきましてありがとうございます」(拍手)
とご挨拶。ここは以前は「愛の森」というハプニングバーだったのを今年の3月クンニクマン氏が跡を引き継いだとか、4月に「クンニクマンと愉快な仲間たち」というイベントをやって好評だったので今回が2回目だとか説明します。
そして今日の香盤の発表
1結月里奈(ゆづきりな)&ななこ
2小司(こし)あん
ここで客席の一美さん「おいしそうな名前ね」松本「そのうちつぶあんになったりして」(笑)
休憩をはさんで
3TECH(てく)
4朱魅(卯月朱美)とのこと。
「その後はご自由にご歓談ください。司会進行は私、松本格子戸氏でーす」拍手。
それだけ言っていったん引っ込みます。
そしてショーが始まります。

1結月里奈&ななこ
ななこちゃん、シースルーのスリップ風の衣裳で店内中程に出てきて静かに正座、目を閉じています。
ここでバラード調の曲が流れてきます。が、さっそくトラブル。音響機器の調子が悪く、曲が何度か中断。クンニクマン氏が機械を直している間、松本氏が出てきて場をつなぎ、ななこちゃんとトークショーになります。ななこちゃんは明日からワラビミニのSM大会に出るとか、松本氏は明日から西川口の素人大会で司会をやるとか。
そうこうするうちに機械の方はとりあえず直った様子。
曲が流れ、ショーの再開です。拍手。
ななこちゃん、おとなしく正座しています。静かな男性ボーカル。
そこへ結月里奈さん登場。緊縛師ということですが、少女っぽさが残っています。
結月さん、ロープを取り出し、座っているななこちゃんを縛っていきます。そのあと更に、ななこちゃんを立たせて口の中に金属製のボールを入れたり、洗濯バサミでななこちゃんの乳首や舌や鼻や耳をはさんだり。そのあとムチを取り出して、その洗濯バサミをたたき落としたり。そのあとななこちゃんの体をピシッピシッ。ああん、ああんという悲鳴。
この時、ムチがテーブルに置かれたグラスにあたって中のビールが飛び散る、というハプニング。ビールはこっちにも飛できました。 このライブ感 (^^) お客は皆おとなしく拭いています。
ステージはそのまま進行。そして終わると結月さん、ななこちゃんのロープを解いてやり
2人仲良く「どーもありがとーございました」と丁寧にご挨拶。拍手。

松本氏「いやいやいやーすばらしい」と言って出てきます。そして
「ななこちゃんイキっぱなしでしたねー」
ななこ「気持ちよかったです、ハハハ」屈託のない笑い。
このあと結月里奈さんの告知。明日からのワラビミニのSM大会に出るとか、「週刊実話ザ・タブー」(週刊実話増刊2014年7月12日号)で特集が組まれているとかご紹介。
そんなふうにして結月さんとななこちゃんの2人仲良く下がっていきます。拍手。
松本「次はこしあんちゃんです」そして

2小司あん
「こしあんでーす」と言って出てきます。小柄で元気いっぱい小悪魔的って感じです。
曲が流れ、踊りが始まったところで又も機械がトラブル。
松本氏が出てきて2人でトークになります。
こしあんちゃんはふだんはAVをやっているのでカメラの前で脱ぐのは平気だがお客の見ている前で脱ぐのは緊張するとか。
そのあとアナルが好きとか2穴がどうとか潮吹きがどうとかいう話で客席の女性陣を巻き込んで盛り上がっていました。
そうこうするうちに機械がなんとか直った様子。以下、機械をだましだましステージが進行。
乗りの良い女性ボーカルが流れ、小司あんちゃん今時の女子高生ふうに元気いっぱい踊ります。足をふりあげ、跳んだりはねたり。2曲目あたりでトップレスになってサービス満点に。
ただ場所の制約のためかパンツは脱がず、3曲ほど踊って曲が終わり、
松本氏が「ハイどーもありがとーございましたー」と言って出てきます。が、小司あんちゃん「終わり方が違うー」と言っています。意図したものと違うとか。ここで客席にいた朱魅さん「かわいいから大丈夫」
ここで松本氏「こしあんちゃんに大きな拍手を」改めて拍手。
ここで休憩になります。

10時半を少し過ぎたあたりで後半がスタート。
3TECH(てく)
松本氏の説明によると、男性ストリップの方では有名な人なんだとか。
曲が流れ、てく氏、スーツ姿で髪はアンディ・ウォーホルみたいにして登場するなりカウンター席にいたちばこうげつ氏とキス。なるほど。そしてショーになります。踊りながらスーツを脱ぐとパンツ1丁になって客席に迫ってきます。喜ぶ人もいれば引く人も。そのあとてく氏、吊り床にロープをかけて自吊りショーになっていきます。高く上ったりくるくる回転したり、などなど。中々やってくれます。
そんなふうにして終わります。拍手。ここでパンツにチップを挿れる人も。

松本氏出てきて告知したり関係のフライヤーを配ったり。そして
「続きまして、トリを飾っていただきますのは、伝説のオナニークイーン朱魅ちゃんです」10;50ころ。

4朱魅
ロックのような重低音の曲が流れ、朱魅さん赤い帽子に赤いロングドレスで大きな孔雀の羽根扇を持ってクールに登場。拍手。ロシアかどこかの女皇って感じで静かに踊ります。
2曲目はやや速くなり、ここで帽子を脱いでドレスを脱いでトップレスに。白い乳房が美しい。踊りも速くなりエロチックな腰の動きに。手拍子。
3曲目あたりで(緑系のシースルーの)ベッド着をはおります。劇場ではベッドショーになるところですが、ここは舞台がないので椅子にかけたまま演じています。
ここでピンポーンとチャイム。お客が入ってきます。
朱魅さん踊りながら「いらっしゃいませ」(笑)
ショーは続きます。
そして椅子にかけたまま、オナニーショーになっていきます。ここでも場所柄、パンツははいたまま引っ張って喰い込ませたり、上体を大きく反らせ目を閉じたりします。
制約の多い中で制約を感じさせないのはさすがです。オナニーショーは続きます。手の動きは次第に激しくなり、苦痛から快感の表情。あえぐような声。そして果てます。拍手。
曲はそのままで、ここからオープンステージになっていきます。手拍子。朱魅さん笑顔で踊りながら客席に寄ってきます。ここでチップを挟む人がおおぜい。
そんなふうにしてオープンが終わります。拍手。

「ありがとーございました」と言って松本氏が出てきます。
そして2人でトーク。
松本「急に決まったことですが、8月17日シアターPOO「女王様の毒艶会」で朱魅ちゃんが出演してくれることが決まりました」拍手。
そのあと最後に主催のクンニクマン氏が呼ばれてご挨拶。
「今日はありがとうございました。ショーはこれで終わりですが、このあともゆっくり飲んでいって下さい」
そして年内あと1回くらいやりましょうということに。
そんなふうにして終わりました。拍手。11時すこし過ぎ。

そしてご歓談の時間になります。
朱魅さんはさきほどの黒い衣裳に着替えて戻ってきます。結月里奈さんは明日の準備があるとかで帰っていきました、小司あんちゃんは残ってくれています。
店内あちこちで盛り上がっています。飲む人、語る人、(つまみがないので)宅配ピザを注文する人、女装して女性陣にバラムチでピシピシやってもらっている人、などなど。場内はしだいにカオスになっていきます。
もっといたかったのですが、終電の時間があるのでこのへんで私は退出しました。
夜中ですが外はまだ大勢の人出です。 

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。(^^)

449: レポありがとうございます    6月29日(日)07時05分 by 5月31日の私もスケベ
文章から察するに、会場はマンションのLDKみたいな感じだったのでしょうか。日常っぽい空間での非日常的なイベントって…何だか楽しそう。
でも会費10,000円は高いなぁ。つい劇場二回分だよね…なんて考えてしまう自分は、行った人さんのレポで追体験させて貰うしかないみたいです。
今回も素敵なレポありがとうございました。これからも宜しくお願いします(^^)


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