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3550: 川原美咲さん 2014-0703 [4th] stage    7月14日(月)08時35分 by くるりん

暗転が明けると‥湖面に見立てた本舞台の上で一羽の白鳥が羽を休めている。横向きに座り、白いドレスの長い裾を後ろに従えて微動だにしない。凛とした美しい横顔。立ち上がると静かにカットインしてくる「白鳥の湖」の‥あのメロディー。清純そのものの‥白く美しく‥瑞々しい「プリマ」には似つかわしくない「黒」の差し色が、不穏な「何か」を予感させる。左足首から上に遡る様にジグザグに巻かれた黒いリボン。左肘から二の腕を覆う‥鱗の様な柄が刻印された漆黒のアームカバー。しなやかな身のこなしを支えるトゥシューズまでもが「黒」。白い衣装を脱ぎ捨てると、背中に長い尾羽根を設えた黒のミニドレス姿に転じる。本舞台左側の‥白い布が掛かる大きな椅子の影で手際よく着替えていた。いつしか曲はハードロック調の「白鳥の湖」に変わっている。叩きつける重厚なサウンド‥なのに彼女の舞いはその「軌跡」が滑らかな曲線を描く優美な物で‥しかも不思議と曲との調和が取れている。舞い終えると本舞台から花道、そして盆へと滑る様に歩を進め‥その途上、何処からか取り出した一本の白い羽を高く掲げながら盆に至る。座り込むとドレスのトップ部分を外し、胸元を露わに。左足に巻かれていたリボンを途中までほどいて連続ポーズベッドへと移行する。片膝をつき、反対側の脚を伸ばして斜め方向にせり上がる「ハイブリッドな」三点支持。掲げた腕の先には、あの「白い羽」。四つん這いから身体を開くHバランスも、体幹を捻り‥背中を反らし気味に使う「ビールマン仕様」で魅せる。ここでも白い羽は‥高く掲げられている。盆に俯せてシャチホコを切る際の‥秘唇を覆い隠すドレスのスカート部分をさりげなく払いのける仕草に、すべてを晒す踊り子としての、彼女の「矜持」を見る。やがて立ち上がり、本舞台へ下がるその途中でスカートを脱ぎ去り‥生まれたままの姿になる。ステージの中央で振り返ると、両腕を水平に‥しかし件の左腕だけを直角に折る象徴的なポーズを切って「終幕」‥となる。

白鳥の純真が黒鳥の呪縛を克服し無垢(innocence)に至る‥魂の「軌跡」の物語。

3551: 川原美咲さん    7月14日(月)12時37分 by Tim
レポありがとうございますm(__)m。 ブラックスワン、東洋の立花さやちゃん から引き継いだ素晴らしい作品です。 東洋、浜劇と何回か観たときの感動が 甦りました。

3552: 立花さやさん    7月15日(火)00時15分 by くるりん
自分はついにお目にかかる機会に恵まれませんでしたが、この演目を介して「間接的に」出逢う事ができた‥と「前向き」に理解しております。
Timさんは‥さやさんのステージも観劇されているんですよね。羨ましいなぁ(^^)

3553: 豊田せりかさん 2014-0703 [4th] stage    7月17日(木)20時10分 by くるりん
(ふぁっしょんも〜んすたぁ‥ふぁっしょんも〜んすたぁ‥)

聞き覚えのある歌声でステージが始まると、見覚えのある振り付けで「彼女」が踊り始める。本舞台に「ピンク×黒」の和装ミニドレス姿の豊田せりか‥。曲に合わせて、捻る。跳ぶ。くねる。ターンを決める‥。冒頭の印象的な「掴み」の部分だけはオリジナルを踏襲しているものの‥それ以降の振り付けは、可愛らしくも相当にテクニカルで、かつアクティブだ‥。次のパートも和装ミニドレス。渋めのメタリックグリーン×メタリックレッドをパッチワーク的にあしらった‥カブいた衣装。前傾姿勢で腕を振り、足を踏み鳴らすステップ&ムーヴは、自身の演目「座頭市」のワンシーンを彷彿とさせる。続く衣装は、パールオレンジ×黒の‥一見ワンピース風。途中でトップスを脱いで黒のセパレーツに転じ、しっとり舞うと右袖にハケた後‥暗転。再び照明が灯る本舞台の中央には「椅子」が置かれている。装いは黒のTバック&シンプルな白いシャツ‥。椅子に腰掛け、フワリと両足を浮かせると、そこからは途切れないムーヴ‥滑らかな動き。立ち上がり、件の椅子を引き摺って盆に至ると、若い女性ボーカルがカバーする名曲[I LOVE YOU]の切なくてメロウな歌の世界が彼女を包み込む。本舞台上と同様に、ここでも途切れない‥柔らかな動き。浮かせた両足と掲げた両腕が宙を彷徨い‥揺らめき‥滑らかな「軌跡」を描き出している。その流れの果てに展開する‥静謐な中にもアクロバティックな「椅子」ポーズベッドが素晴らしかった。椅子の背もたれ越しに上体を折り、座面の両サイドを掴むと、両足が床から離れる。片足は低空に留まり‥もう一方の足はゆっくりと、しかし大きく振り上げられる。カタチ的にはシャチホコに近いのだけれど、これが何とも美しい。このポーズに代表される‥丁寧に紡ぎ出された「優しさ」と「滑らかさ」に満ちたムーヴが、観る者の心の襞に分け入り‥傷付いた気持ちを癒してくれる。扇情的なオナニーベッドでも、キレッキレのポーズベッドでもない。言わば麗しの‥癒しのベッドショーでステージが締め括られる。

3554: 【チームショーKM2】2014-0703 [4th] stage [1/2]    7月21日(月)06時35分 by くるりん
〔PROLOGUE〕本舞台への視界を遮る‥閉ざされたカーテン。大音量で鳴り響く‥ビートの効いたK-POP。やがてスルスル‥と幕が退き、KM2の二人がステージに「降臨」する。

〔SCENE1〕目の部分だけをくり抜いた白いデスマスク風の仮面に、タイトな身頃の黒いロングコート‥。背中にはゴールドで大きく描かれた漢字一文字。

〔SCENE2〕コートを翻す様にゆったりと舞い‥やがて勢いよく脱ぎ捨てると、ピンク色の地に小さな柄が散る和装ミニドレス姿に。照明が落ちると件の柄がブラックライトに感応して妖しく光る。

〔SCENE3〕続く衣装は黒のキャミソール風レオタードに柄入りのストッキングを合わせて‥。遥嬢のコスチュームは、所々‥殊に乳房を露出させる様に大きな穴が開いていてかなり扇情的なデザイン。りりか嬢は大きく開いたセンター部分をジグザグに編み上げたスタイリッシュなもの。左右に分かれて立つ二人がオレンジ色に光るブレードを振りかざし‥ゆったりした動きで斬り結ぶ「演武」的なムーヴを披露する。

〔SCENE4〕再びカーテンで閉ざされた本舞台‥。僅かに開いた隙間から単眼の望遠鏡が覗いている。右に‥左に‥思わせ振りな動きの後でカーテンが左右に退くと、えんじ色のロングコート&頭にバンダナを巻いた姿のりりか嬢。続いてオレンジ色のコート&手に海図を携えた遥嬢がステージに駆け込んでくる。床に海図を拡げ‥あれこれ相談する素振り。やがて顔を上げ‥投光室の方向を指差して歓声を上げる。どうやら「宝の在処」を発見したみたいだ。ステージから客席の床に降り立った遥嬢が投光室から手渡された小さな「宝箱」をゲットする。本舞台に持ち帰り、二人で開けてみるものの‥その中身は、なんと、ダイナマイト!(笑)。慌てふためき、ダイナマイトをお互いに押し付け合う‥コミカルで楽しいムーヴ。急いで箱に納めると‥右袖にハケる。ここで暗転して、次のシーンへ。(続く)

3555: 【チームショーKM2】2014-0703 [4th] stage [2/2]    7月24日(木)05時25分 by くるりん
〔SCENE5〕冒頭は遥嬢一人での登場‥となる。薄いライムグリーンのシンプルなシルエットのミニスカワンピースに黒く細いネクタイを合わせている。小さな制帽を頭に乗せてガールスカウト風。やがて同様のコスチュームでりりか嬢が合流してのペアダンス。その後で遥嬢がハケて‥りりか嬢のソロパートへ。ダンスの途中で黒いネクタイをシュッと引き抜き、両手の間にピンと張ると、その後で股間に当てがい前後に滑らせるスタンディングからの扇情的なムーヴで魅せる。予め本舞台に置かれていた椅子の背後に回り込むと足を振り上げて背もたれ越しに座面に着地‥させてからのダンサブルなムーヴ。ロック有数の「椅子使い」ならではの卓越した「技量」を遺憾なく発揮していた‥。ひとしきり舞った後で後ろ手に椅子を引き摺って盆に至り、第2ラウンド。背もたれ越しに前屈して座面を掴んでからの様々な「ムーヴの変遷」で魅せる。この演目中‥多分最大最高の「見せ場」だと思う。

〔SCENE6〕本舞台の両端に分かれて立つ二人。前方に掲げ持たれた「大振りの旗」は小型の鎌の刃先の三角形に近いカタチをしている。黒く太い縁取りの中にカラフルな色使いも鮮やかなステンドグラス風のデザイン。ステージ中央に歩み寄ると‥それぞれの旗を「交錯」させる。どことなく〔SCENE3〕の演武風でもある。

and more‥

印象的なシーンが様々に散りばめられた‥オムニバス的なステージ。ともすれば散漫に流れそうなこの演目の構成を救っているのは、男性ボーカルのK-POPをメインに据えた「ブレない」選曲の成せる技だろうか。

もし「次」があるのなら‥二人の個性のぶつかり合いの果てに産まれる、もう一歩踏み込んだ「化学変化」に期待したい。

3556: 満券について    7月25日(金)18時10分 by 5348番目の私もスケベ
スタンプカードで満券になったら土・日曜日・祝日使えるの

3557:    7月25日(金)20時08分 by 私もスケベ
語尾に「?」がつくのとつかないとじゃ、意味が変わってくるよなぁ(笑)

3558: 矢沢ようこさん 2014-0703 [3rd] stage    7月28日(月)05時35分 by くるりん
淡いピンク×シルバーの‥段々フリルに彩られた衣装は、上がキャミソール風トップス、下が前ショート/後ロングスカートのセパレーツ。髪と片肩&その反対側の手首にも淡いピンクの段々フリルがあしらわれ、柔和な表情と相まって、彼女自身が花の様だ。舞いながら右袖のカーテンの裏でトップス‥次いでスカートを脱ぐと、シルバーラメ×フリンジのビキニスタイルに。下はTバック。ブルー系‥シースルーの布を携えて艶やかに舞う。後ろ手にしたり、軽く振り翳してみたり‥といった、優雅で伸びやかな所作で魅了する。ベッド入りは、全裸にダークグリーンの長い羽根モールを首から掛けて。濃い緑色の中に散らされたカラフルなコインアクセが華やかだ。本舞台から花道に歩を進め、盆に至ると、座り込んでからパンティを片脱ぎする。暫しその状態でのムーヴが続き、やがて腿の辺りに引っ掛かったパンティを長い脚から引き抜く「エレガントな仕草」で魅せる。ステージラストは、アコースティック・ギターの調べに女性ボーカルを絡めた曲に乗せて、しっとり丁寧なベッドショー。やがて音楽がミディアムテンポのラテン調インスト曲に転じると、緩やかで柔らかなテイストのダンスベッドへ‥。全てを包み込む女神の微笑み。本舞台に下がると、一際柔らかさを増した「満面の笑顔」での「終幕」となる。

3559: 大友輝さん 2014-0911 [4th] stage    9月23日(火)19時00分 by くるりん
花柄×ピンクのミニスカワンピースに、左足のみ蛍光色の紐リボンがあしらわれた白のロングブーツ。AKBの娘たちがしている様な今風の黒髪ロングヘアから「触角」の部分をバッサリ落とした‥通称「姫カット」でステージに立っている。ノリが良い‥それでいてあまり聞き覚えのない女性ボーカルのアニソン風の曲に乗せて、軽やか‥かつアクティブに舞う。続いてはピンクのスパンコールが煌めくブラトップに、ふんわりフリルのミニスカート。ここでもアニソン風の女性ボーカル曲が掛かる。可愛らしくもかなり速いテンポの曲にピタリ‥と追走する振り付けは、見た目以上にハードなものだ。一旦袖に退いた後‥本舞台に俯せて始まる次のパートは、三味線のイントロから吉田兄弟あたりを連想したけれど、やっぱり女性ボーカルのアニソン風。ここまで「ブレ」が無いと、マンネリを通り越して‥むしろ清々しい(笑)。立ち上がるとステージ上を往き来しながら‥しばしムーヴ。その後で盆に至り‥ベッドショーへ。L→腰上げLのコンビネーションで幕を開ける連続ポーズベッドは、途中、回転する盆の上に横たわる彼女が紐パンをゆっくりと解き、左手首にそっと巻き付ける柔らかなムーヴを挟んで後半戦へ。丁寧なステージングで纏め上げて、この週屈指の「レア」香盤のトップバッターとしての「重要な役割」を‥しっかりと果たしていた。

3560: 泉るいさん 2014-0911 [4th] stage    9月25日(木)23時35分 by くるりん
約一ヶ月前に上野の四回目で見た演目を再見。パステルレインボーのセパレーツと肘から先に向かってラッパ状に拡がる同色の振袖は、彼女の褐色の肌と伸びやかで力強い肢体を彩るのに「この上ない」配色だと思う。大きく腕を振り上げても、助走つきで跳躍を決めても、まだスペースには十分な余裕がある。上野で見た時も、その力強さとしなやかさの共存するステージングには大いに唸らされたのだけれど、まるで「別物の広さ」を与えられた彼女の舞いは、更に‥更に‥素晴らしい。SNAのカクテルライトに包まれて伸びやかで多彩なムーヴを披露する彼女に、一瞬‥偉大なる先輩=御幸奈々嬢の姿がwって見える。「洗練」と「野生」が共存するこの演目のダンスパートとSNAとの「邂逅」に‥感謝したい。

(追記)extra-track!
レポ本文の、最後の一節は‥林企画の四人の踊り子全てについて言える事でもあります。
SNAにも時々来るし、林企画の踊り子さんも今まで何度も見てきているけれど‥今回の香盤は、何だかとても「新鮮」でした。
「劇場×踊り子」の滅多にない組み合わせ‥こんな「シャッフル企画」他の劇場でも見れないかなぁ(^^)

3561: 永瀬ゆらさん 2014-0911 [4th] stage    9月30日(火)15時50分 by くるりん
衣装はチューブトップ&ふんわりドーム状に膨らんだスカートのセパレーツ。頭にはバンダナを巻いている。全体的に渋めのオレンジ‥色調の変化が緩やかな幅広のボーダー柄で、パッと見、グラデーションの様にも見える。次のパートは暖色系の衣装から一転、深みのあるブルー系‥ビキニトップ&シャギースカート姿に。幅広のベルトラインにフックされるシースルー‥ミッドナイトブルーの房が3つ〜それらが連なる事でシャギースカートの体を成している。腰を揺らして舞いながら順に引き抜き、最初の一本を背後に放ってから残る二本をダイナミックに振りかざしての舞いに繋げてゆく。オリエンタル風味の衣装とも相まって、松明の青い炎を携えて踊るポリネシアンダンスの様にも見える。ベッド入りはシースルー‥ブルーパープルの地にタイガーストライプで迷彩柄を施した大振りな布を素肌に纏って。パッと見、ホルターネックのイブニングドレス風に仕上がっていて、レディ‥というか、オトナな雰囲気。これにゴージャス系のピンヒールを合わせて静々と花道を進んでゆく。

「星に願いを‥愛にメロディを‥歌いましょ‥心燃やして」

月下を思わせる青白いライティングの下‥しっとりした女性ボーカルの歌声をバックに「ワイルド&ビューティフル」な、味わい深いベッドショーの「幕」が開く。

3562: 美樹うららさん 2014-0911 [4th] stage    9月30日(火)22時55分 by くるりん
暗転が明けると、後ろ向きでステージに佇んでいる。頭からすっぽり被った白いベールの端の部分を指先でつまみ、肘を軽く折って身体の両サイドに掲げている。そのまま「くるり」と振り返ると、ゆるりとした身頃の淡いピンクのセパレーツ姿。トップスはホルターネック仕立てで、ちょっとアラビアンな「お姫様テイスト」が可愛らしい。そっと一歩を踏み出すとゆったりと舞い始め‥次のパートへ。踊りに絡めながら着ている物を少しずつ脱いでゆき、メタリックグリーンのブラトップ&ピンクのTバック姿に。ブラトップの下のラインを彩るフリンジからはコインアクセが下がり、ウェストを廻る細い2本のベルトにも同様のアレンジが施されている。シャラシャラ‥と美しい音を振り撒きながら華麗に舞うと、恥じらいながらトップスを外す。左手を上げている間は右腕で、右手を上げている間は左腕でバストを隠しながら花道を進み‥盆に至るとベッドショーへ。しゃがみ込むと件の細いベルトのうち一本を外し‥その後ピンクのTバックを引き抜く。仰向けの体勢から揃えた脚を真っ直ぐ上に伸ばし、ゆったり身体を切り返すと「シャラーン」静かな場内に‥彼女のウェストを廻るコインアクセからの清冽な音が鳴り響く。連続ポーズベッドの口火を切るのは‥シャチホコ〜Hバランスの王道コンビネーション。この組み合わせではズバッと鮮やかに切り返す方式が主流なのだけれど‥彼女はゆっくりとポーズを解き、滑らかに繋いでゆく。Hバランスの後はLへと繋ぎ、しっとりした雰囲気を纏いながら本舞台に下がる。横向きでブリッジ‥他にも幾つかのポーズを紡ぎ出し、滑らかなムーヴで織り上げて‥最後までたっぷり魅せてからの「終幕」となる。

3563: 御幸奈々さん 2014-0911 [3rd][4th] stage    10月1日(水)18時30分 by くるりん
(3rd)扉を開けて場内に入ると、ちょうど彼女のベッド中だった。Hバランス〜腰上げL〜更にもう一度Hバランスのコンビネーション。二度目のHバランスは自らの足首を掴んで大きく背中を反らせるビールマン仕様。完璧なブリッジからの美しい片脚上げ。ピンク色‥フリル仕立ての長いモールを身体に巻き付けながら決める超絶品スワン‥と流れる様にポーズを紡いでゆく。ステージを締めくくる再びのブリッジ+片脚上げは、馬蹄型に反り返った身体から中天を真っ直ぐに突き上げる至高のフォルム。SNAのきらびやかな照明に抱かれる彼女が‥何時にも増して「輝いて」見える。

(4th)フリフリのロングドレス。所々に柄が入り、ぼんぼん風のアクセサリーが下がる。スカート部分は裾の長さが左右非対称でシャギー仕立て‥。何やら盛りだくさんなのだけれど、さほど煩く感じないのは‥全体の色調をオレンジ系で統一した「カラーリング」の成せる技なのだろうか。エレガント‥それでいてキレのある舞いは、次の衣装‥ゼブラ柄のミニスカワンピースに移行すると「ギアが一段」上がる感じ。多彩で滑らかな腕の振りと下半身の超絶ステップのコラボレーション。一見無秩序な印象ながら、その実しっかりバランスが取れている。宙に描き出される自由闊達な軌跡を目で追うだけでも楽しい。右袖にしゃがみ込んでドレスを脱ぎ、トップレス姿に転じると‥更に軽やかさを増した舞いで魅了する。ベッド入りはピンク色のシースルー‥フリル仕立てのワンショルダー‥ネグリジェドレスで。床に横臥するとセクシーなムーヴに絡めながら少しずつ着崩してゆく。盆の中央で膝をつき、腰を浮かせた状態で始まるオナニーベッドは、途中「自らの秘唇をねぶりながら」身体を切り返したり、立ち上がったり‥。まとわりつく衣装をしどけなく魅せつつも、そのムーヴが絶える事はなく‥彼女の指先もまた、繊細でエロチックな、その「仕事」をやめない。この後、スタイリッシュなオナニーベッドから「切れ目なし」に移行する連続ポーズベッドでステージはクライマックスへ。「踊る妖精」が弾けまくる。

3564: 伊沢千夏さん 2014-0911 [3rd] stage    10月5日(日)17時55分 by くるりん
ピンクのペイズリー柄で埋めつくされた、タイトな身頃のミニスカワンピース。足元は白のロングブーツ。本人そっくりの可愛らしいイラストレーションが何体も描かれたピンク色の傘を開いてステージに立っている。曲が掛かると足を小刻みに動かしてその場でゆっくり廻り始める。小さくカクカクした動きはどうやらオルゴール人形を模しているみたい。次の衣装は鍔の広いエレガントな帽子にトップス&ミニスカートのセパレーツ‥そしてレッグカバー。足元は素足。身に着けるアイテムは、全て花柄×ピンクの揃いのデザインで統一されている。ここから動きは大きく‥伸びやかに。ロボットダンス風‥だけど過剰にカクカクしない可愛らしいムーヴで魅せる。舞い終えると本舞台右側に置かれていた椅子に腰掛け‥それまで身につけていたアイテムのほとんどを外し、立ち上がると背もたれに掛けられていたレース×フリル仕立て‥ピンクのベビードール風ベッド着をフワリと羽織って静々と花道を進む。盆に足が掛かるとシンクロして廻り始めるターンテーブルの上で彼女は再び「オルゴール人形」に還る。けれど「それ」は、冒頭に見せたモノとは明らかに違う。「大きくて伸びやかな」動きは、その表情までもが瑞々しく‥艶かしい。ベッドショーは盆にペタンと腰を下ろした彼女が後ろ手をつき‥軽く片膝を折り、反対側の脚を前方に掲げた状態でスタートする。この形が柔らかくほぐれるのを起点に、静かにゆっくりと美しいポーズを紡いでゆく。イメージとしては、家人の寝静まる深夜〜夜ごとの一人遊びを楽しむ孤独なオルゴール人形‥といった所だろうか。

3565: 伊沢千夏さん 2014-0911 [4th] stage    10月7日(火)20時35分 by くるりん
左はえんじ色の地に敷き詰められた花柄‥右は鮮やかなパールピンク。アシンメトリーなデザインの和装ミニドレスに、足元は黒のロングブーツでステージに立っている。曲が掛かると柔らかい‥滑らかなムーヴを紡ぎ出し、本舞台から花道‥そして盆へと「行きつ戻りつ」しながらの舞いで魅せる。やがて吸い込まれる様に袖に消え、舞台は暗転。再び灯がともる場内‥盆の上に彼女はいる。黒いビニールレザーにゴールドの鋲を密に打ち付けた、パンク‥もしくはビザール風のショートパンツ&ブラトップ姿。ターンテーブル中央に膝立ちしている。「ドッ、ドッ、ドッ、ドッ‥」ハードなアタック音が印象的な女性ボーカル曲に乗せて、エッジの効いたダンス&ムーヴ。立ち上がり、舞いに絡めながらショートパンツ&ブラトップを脱ぎ、花道を引き揚げると、舞台右袖のカーテンの影に置かれた椅子からミッドナイトブルーの長い羽根モールをピックアップする。首筋からフワリと掛け、乳房を覆い隠す様に前に垂らすと振り返り、自信満々なモデルウォークで再び盆へ。キレッキレのポーズ〜ダンスベッドで魅せてのち本舞台へと引き返し‥更にパワフルな「ダンス&ムーヴ」を繰り広げる。最後は曲終わりにピタリとシンクロさせて決めのポーズ。鮮やかなフィニッシュとなる。

3566: 事情通    10月17日(金)03時20分 by 私もスケベ
ポラタイムのたびに同じ話題を蒸し返す客がいた。後ろから声高に話す声が聞こえてくる。
引退して他の風俗業に転身した踊り子の事をあれやこれやと。
聞くに耐えない内容で、ロビーでやってくれよ…とも思ったけれど、きっと他の客にも聞かせたいんだろうね。
俺たちよろしくやってるんだぜって。
大きな声でわざとらしく話すのは、ポラをやってる踊り子にも聞かせたいのかも知れない。趣味が悪いよ。

某クズ板で書いてる奴らって、きっとこんなんだろうな。

3567: 桜井舞さん 2014-1016 [3rd][4th] stage    11月2日(日)06時05分 by くるりん
グリーン基調で三色使い‥ギンガムチェック風のセパレーツ。足元は白のデッキシューズ。オリジナルは靴紐も白なんだろうけど、これをオレンジのリボンに換えている。黒髪ポニーテールにAKB風の触角ヘア‥あどけなさの残る顔立ちが「いかにも」な感じの新人さんだ。曲は応援ソング的なアイドルPOPSで、踊り‥というよりは歌詞の内容をボディランゲージ風に表現した「振り」で魅せる。途中、床に置いてあるコーヒーブラウンのキャップをピックアップすると‥自分の目線よりも少し上に掲げて見上げてみたり、戯れてみたり‥。「幼なじみのスポーツ少年を見守る健気な少女」的な図式を表現しているのだろう。三回目ではやらなかったけど、四回目では件のキャップをカブリのお客に被せてみたり‥別のお客にはフェイントでかわしてみたり‥と茶目っ気たっぷりのやり取りも楽しい。暗転を介して一旦袖に引っ込み、次のパートへ‥。グリーン×イエローグリーン‥くしゅくしゅっとしたフリルで覆われたミニドレス。ポニーテールも緑色のシュシュで纏められている。ここでもやはりパントマイム風のムーヴで少年と少女の淡い恋物語を紡いでゆく。そうしながらも片肩を晒し、シュシュを解いて左手首に巻き付け、盆に向かう。拙くもその懸命さが観る者に伝わるポーズベッドをしっかりと演じ切ると、花道を静々と下がり、本舞台へ。振り返る直前にストン‥と落とされた衣装が、肉感的で瑞々しい裸身を晒す。踊り子としてはまだ「未成熟」な‥その後姿を愛でる事ができる期間は多分、そんなに長くない。「ありがとうございましたぁ」ステージが終わり、暗転の向こう側から「声」が響く。

3568: 聖京香さん 2014-1016 [3rd] stage    11月4日(火)13時10分 by くるりん
踝から始まって腿の付け根までジグザグに編み上げてある黒いリボン。トップスはシースルー‥オレンジレッドのアオザイ風&ショールの二枚重ね。どちらかにラメが散らしてあり、また‥薄衣が重なる事で独特の風合いを醸し出す衣装に身を包み、暗転が明けた場内‥盆の中央に立ち尽くしている。曲が掛かると、本舞台〜花道を往き来しながらエッジを効かせてパワフルに舞う。途中でシースルーの薄衣を脱ぎ去ると、ピンクレースの3ピース=ガーターベルト+ブラトップ+Tバック姿になり‥更にパワフルに。肘を折った両腕を身体のサイドに掲げ、胸を突き出し‥Bump!Bump!Bump! この他にも本舞台で多く繰り出される力強いムーヴは、ステージ前半‥一貫して流れるハードな打ち込み系の楽曲ともマッチしていて、かなりカッコいい。ベッドショーの入りはガレージロック風のインスト曲で。盆でパンティを脱ぎ去ると腿に巻き付けて身体を燻らせる。ステージを締めるダンスベッドは、某大物ロックスターのライブ音源に乗せて。

Somebody's Night,Sweet Lady‥

繰り返されるサビの部分にL→腰上げL→シャチホコ‥と、力強くポーズを入れ込んでゆく。殊に、膝立ちの姿勢から前方にダイブする様に決める二回目のシャチホコは‥ぺったり床に伏した上半身と、そこから大きく背中を反らせて中天を突き上げる下半身との対比が鮮やかで、迫力満点。立ち上がると悠々と花道を進み‥本舞台へ。あふれ出す力強いムーヴは、曲が終わるまで尽きる事なく続いた。徹頭徹尾「アツくてゴツい」骨太なステージ。

3569: 聖京香さん 2014-1016 [4th] stage    11月4日(火)20時25分 by くるりん
ミラーボールの様に煌めく‥まばゆい燕尾服風のジャケットに鍔つきのハット。ジャケットの襟と裏地はピンク。目の粗い黒の網タイツに覆われた肉感的な白い脚をジャケットの裾から覗かせてステージに立っている。曲はどれも聞き覚えのある70年代中心の洋楽ヒットチューン。サビ終わりで次の曲に「ザックリ繋ぐ」荒っぽい編集がされていて、手拍子で追走するにも骨が折れる。が‥それが楽しい。大変なんだけど耳に馴染んだ曲ばかりなので、すぐ「流れ」に乗れるのだ。「わ〜ぃえむし〜え〜‥わ〜ぃえむし〜え〜‥」お馴染みの振り付けで客席のほとんどが参加するサビの部分は後ろから見ていると、けっこう壮観で‥かな〜り楽しい(^^)。踊りながら着ている物を少しずつ脱いでゆき、やがて黒のブラトップ+Tバック+網タイツ+ヒールサンダルに転じる「黒の司祭」聖京香が、ハードダンスで観客を煽って、煽って、煽りまくる。そうしておいてベッド入りの直前‥この演目中唯一の邦楽?=超有名なバラード曲で観客の熱を一気に冷ますのだ。照明を落とした本舞台で背中を向け‥クロスした両腕で自らを深く抱きしめる様な仕草。微かに身体を燻らせる姿は、ここがディスコなら、さながらチークタイムであろうといった趣き。くるりと振り返ると、メロウでソウルフルなボーカルに抱かれる様に歩を進め‥盆に至る。

MARY JANE ON MY MIND‥ダンスパートの熱気がそこかしこに燻る盆の上で、むせかえる様に妖艶なベッドショーの幕が開く。

3570: 豊田せりかさん 2014-1016 [3rd] stage    11月6日(木)10時10分 by くるりん
サテン地でオレンジ×黒のセパレーツ。頭には黒のハット。足元は一見ロングブーツにも見える黒のレッグカバー×黒のスニーカー。そして黒のニーハイ・ストッキング。ミニスカートとの間の僅かな隙間‥絶対領域の「白」が眩しい。曲は「フォルテシモ」の外国語バージョン。本舞台を左右に行き交い‥伸びやかな舞いを披露すると、吸い込まれる様に袖に消え‥舞台は暗転。暗がりの中で曲が「バンボレオ」のハウス・リミックスに転じる。暫くするとステージに再び灯がともり、袖から飛び出してくる。一曲目の衣装のトップスをシルバーのショートジャケットに代え、ハットは脱いで。髪を纏めるシュシュとジャケットの前身頃にあしらわれた「白いふわふわ」がフェミニンな印象。軽快な舞いに合わせて揺れるポニーテールが可愛らしい。途中でシルバーのステッキをピックアップして、楽しげな舞いに繋げてゆく。ダンス終盤‥盆にステッキを残して本舞台へ。ステージ右端に置かれた椅子に手をついて脚を振り上げたり、切り返して見せたり。やがて腰を下ろすと手際よく黒のレッグカバーを外して右袖に放り込む。そして黒のヒールサンダルに履き替えると立ち上がり、静々と歩を進め‥盆に至る。ベッドショーの序盤はノーポーズ〜ポーズベッド間を揺らめく様な身のこなしが印象的な‥しなやかなムーヴ。波が退く様に穏やかに舞い収めるとダンスベッドへ。聞き覚えのあるイントロ&ノリノリのメロディライン。某有名テーマパーク‥メインキャラクターのイメージソング。冒頭から盛り上がる場内の手拍子に後押しされて、シャチホコ〜「人」の字〜ブリッジ〜そこから片足上げ‥の連続コンボ。シャチホコと「人」の字は、一旦ポーズが決まった後で膝下を折り込む「二段階仕様」。ブリッジでは反った状態から「浮き沈み」を数回繰り返し、その後で手をついて片足を高く‥ダイナミックに突き上げる。立ち上がると弾む様に本舞台に駆け込み‥そこでもたっぷりのダンス&ムーヴ。やがて曲がゆっくりフェードアウトするのに合わせてコンパクトに舞い収め‥終幕となる。

3571: 豊田せりかさん 2014-1016 [4th] stage    11月9日(日)09時00分 by くるりん
黒いシースルー‥大振りなショールをすっぽり被り、盆に座り込んでいる。頭部を基点に、全体的に円錐形のシルエットを描いていて、中で蠢く彼女の姿が透けて見える。立ち上がるとショールを靡かせ、くるりとターン。彼女の纏うオレンジピンクの和装ミニドレスが、ショールの「黒」との対比で色鮮やかに映えている。頭に掛かるフード部分を払い除けると、アップに纏められた髪。可愛らしくも凛々しい表情で、ステージを往き来しながらアクティブに舞う。途中、本舞台右側の椅子の前に立って、シースルーの黒いショールを肩から滑らせ‥するりと落とす。椅子の背もたれにフワリと掛かるソレに目をやる事もなく身体を切り返し、ステージ中央へ。これ以降も椅子を効果的に援用した「最小限度の衣装替え」を駆使して、袖に退く事なくステージを進めてゆく‥。激しく舞いながらも着ている物を少しずつ脱いでゆき、纏めた髪をほどいてポニーテールに。最終的にブラカップをあしらったシルバーのキャミソールトップス+黒のミニスカート&黒のニーハイ・ロングブーツ姿になり、更に激しさを増した舞いで魅了する。止まらない「動」のダンスパートから一転‥ベッドショーはしっとりと。袖からピックアップした薄い黒のブラウスを羽織り、柔らかく‥滑らかなムーヴに繋げてゆく。途中、しどけなく盆の縁に腰掛け、足先を遊ばせたりしながら静かな展開に身を任せるのかと思いきや‥この状態から「くるり」と後転。片膝をつき、反対側の脚を振り上げるアクロバティックなポーズを切って静止する。そこから先は圧巻の連続ポーズベッド。件のアクロバティックなポーズを崩してシャチホコ‥更に伸び上がる様に「人」の字。そして逆I字バランスを切る。スタンドに転じると、冒頭のダンスパートを彷彿とさせる多彩で伸びやかなムーヴで魅せる。全てを舞い収めると本舞台に下がり、件のショールを柔らかく羽織って決めのポーズ。そして「終幕」となる。

スルスルと流れ‥スピードに乗り‥滑らかに推移する。
「繋ぎ目」を意識させない様々な工夫と演者の技量が光るテクニカル&ハートウォーミングな好演目。

3572: MIKAさん 2014-1016 [3rd] stage    11月11日(火)21時00分 by くるりん
左半身だけを覆う和装ミニドレス。無防備に晒された右肩と、内側に着込んだ黒のキャミソール。横にスリットが入った薄いピンクのスカートから七分丈の黒いパンツが覗いている。足元は素足。曲が掛かると「ぐにゃり」としなう上半身。続いて溜めた力を解放する様に右に‥左に‥。伸びやかに肢体をくねらせる不定形で有機的なムーヴ。シースルー‥オレンジピンクの布を携えていて、振りかざしたり、後ろ手にしてアクセントを効かせたり。途中、格闘技の様に美しいフォームで前蹴りを入れつつ袖に退き‥次の衣装へ。淡いピンクに濃いピンクで彩りを添えたキャミソールミニドレス。ギザギザの布を多層使いにして、スカート部分をシャギーっぽく仕上げたデザイン。冒頭に比べて「うねり‥しなう」ムーヴは若干抑えられ、代わって時折差し込まれる「エッジの効いた」動きが程よい緊張感を醸し出している。やがて本舞台から盆に至り‥ベッドショーへ。某有名男性デュオによる早春の定番ソング。切々と、朗々と歌われる曲をバックに披露される連続ポーズベッドは、どちらかといえば控えめで淡々としたもの。彼女なら、もっと深く‥鋭く決める事など造作もないのだろうけど、敢えてそうしない事でステージ全体の世界観を大切にしている様にも思える。しっとり舞い収めると本舞台に下がり‥横向きに立つ。肘を折って眼前に掲げた両腕をそのままゆっくり上げてゆき、上空からの「何か」を受け取る様な仕草。受け取った「何か」をきつく抱き締めると正面に向き直り、バンザイをする様に思い切り腕を伸ばす。シンクロして背後から強く照らすライト。目映い逆光の中にその身を溶かしながらの「終幕」となる。

3573: MIKAさん 2014-1016 [4th] stage    11月14日(金)04時40分 by くるりん
本舞台への視界を遮るカーテンが、スルスルと袖に退く。ネコ脚の小さなテーブルとその上に置かれた金属製の香炉。傍らに置かれた木製の椅子の背もたれに黒いシャツが掛かる。しどけなく座る「彼女」が腰を浮かせると‥ステージが動き出した。ハイウェストで切り返された前スリットのシンプルなロングドレス。トップ部分は黒‥長いスカート部分はガンメタル。深く切れ込んだスリットから黒エナメルのロングブーツが覗いている。主に本舞台でのダンス&ムーヴ。軽快に舞いながらドレスを脱ぎ、トップレスに黒のTバック&黒のロングブーツ姿に。途中、本舞台右側に移した椅子に横向きに座り、そのまま脚を大きく振り上げると、背もたれをかわして反対側に危なげなく着地する。そこから立ち上がり‥舞いに絡めて繰り出す「廻し蹴り」も背もたれの上端をギリギリで掠めるなど、椅子を効果的に援用したダンス&ムーヴで魅せる。舞いながら椅子の向きを「横→正面→横」と‥さりげなく変えてゆき、最後は椅子の座面を背もたれに‥背もたれを座面の様に使って「仰向けに座る」体勢を取り、舞台は暗転。ステージに再び灯がともると、ウェスト部分に白いアレンジを効かせた黒のイブニングドレス姿で現れる。ドレスをはだけながらしどけなく演じてゆき、盆に至るとスッと横臥‥してからのI字バランス。シンクロして廻り始めるターンテーブル。その上で更に転がったり、切り返して魅せたり。やがて仰向けに横たわる180度開脚から僅かに上体を起こし、自らの秘唇を指先で撫で上げるオナベッド的な所作を絡めて‥連続ポーズベッドへ移行する。最後は本舞台で左膝を折り、右膝を横に伸ばして上体を沈める決めのポーズ。彼女を照らすピンスポットが消えて闇に落ちる場内。雰囲気たっぷりの「終幕」となる‥。かと思いきや。

まだ‥終わらない。

照明がつくと、聞き覚えのある某スパイ映画のテーマ音楽に乗ってシルバーのオートマチック銃を構える彼女。曲のサビに合わせて左→正面→右→‥と銃を構え直すその表情は柔らかく、イタズラ好きの少女が「作戦成功!」とばかりに笑みを噛み殺している様にも見える。長めの間奏部分では盆で再び「I字」を切るなど、ステージが終わる最後の一瞬まで休みなくたっぷりと魅せつけ、大満足‥充実のラストとなる。

3574: 水元ゆうなさん 2014-1016 [3rd][4th] stage    11月17日(月)23時00分 by くるりん
(3rd)どことなくミニーマウス風‥ピンク地に白い水玉模様のセパレーツ&頭には大きめのリボン姿で可愛らしいアイドルダンスを披露する水元ゆうな。続いてはサファイアブルーにラメを散らしたブラトップ&シャギースカート。素肌に細いチェーンが撓み掛かる一見サンバ風‥でもそれよりはグッとシックでエレガントなアレンジが施されたデザイン。足元は黒のヒールサンダル。時に「後ろ歩き」をしながらの振りを入れつつ、本舞台を右に‥左に‥滑らかに移動する優美な舞い。ベッド入りは白いバスタオルを身体に巻き、胸元にローションのボトルを抱えた「湯上がり」スタイルで。指先にヒールサンダルのストラップを引っ掛け、もう一方の手で椅子を後ろ手に引きつつ‥盆に至る。バスタオルの上‥僅かにはみ出した「上乳」が、彼女の歩みに合わせて「ふるふる‥」と震える様が悩ましい。盆の中央に椅子を設えると、手のひらにローションを垂らし、素肌に擦り込む‥的な仕草。まるで彼女のプライベートなバスタイムを垣間見る様な、しっとり&セクシーなベッドショーで魅せてくれる。

(4th)マジシャン‥なのだろうか。背中に星形のワッペンをあしらったメタリックブルーのタキシード風ジャケット&ハットスタイル。木製のBOXを携え、白い鳥を模したデコイを手にしてステージに立っている。BOXを本舞台のセンター奥に設えてからのダンス&ムーヴ。舞い終わりにBOXの前に立つと件のデコイをそっと仕舞い‥自身は袖に退く。次の衣装はシルバー×白いふわふわのセパレーツ。「白いふわふわ」は両肘の辺りにもあしらわれていて‥やがて彼女が客席に背を向け、軽く肘を折った両腕を燻らせると‥それほど大きな動きでもないのに「鳥の羽ばたき」が明瞭にイメージ出来る。振り返ると本舞台から花道を駆け登り‥盆に至る。ステージを跳ね廻る彼女以上に、両の乳房がたわわに揺れて、可愛らしくも悩ましい。このくだりは多分‥マジシャンのハットから飛び出した白い鳩を表現しているのだろう。ファンタジックで、可愛らしい演目。欲を言えば‥ステージの流れの中で、ちょっとしたマジックを「実演」して欲しかった。作品の世界観が「明瞭」になり、伝わり易くなる様に思う。

3575: 11/29    11月30日(日)01時11分 by 逝っちゃってる人
久しぶりに逝きマスター
あすかみみちゃんの女子高生ものはエロこわい感じで素晴らしかった。
叶咲ゆめちゃん、相変わらずプリチーですた。うーん、嫁にしたい。

3576: 11/30 1&2回目    11月30日(日)22時47分 by 逝っちゃってる人
昨日は時間の都合でゆっくり見れなかったので、今日2周りじっくり見てきました。
全員見ごたえのある2演目出しで時間に余裕を持って行って良かったです。
場内はやたら混んでましたが、盛り上がって良い雰囲気でした。

板野舞ちゃんもダンス良かったー。躍動する肉体美ですね。
あすかみみちゃん黒のボディスーツの出し物はベッドで「ばきゅーん」と心を撃ちぬかれますね。
叶咲ゆめちゃん、ベッドの時にみんなで指パッチンはお約束?楽しいステージでした。

11/21〜30
1.夏木りりか
2.板野舞
3.小室りりか
4.あすかみみ
5.叶咲ゆめ
6.鈴木ミント

3577: 2014年ワンナイ    12月31日(水)23時46分 by 市松模様
絶賛上演中!。
終電から書き込みしてます。
おめあては灘ジュンさん、空まことさんの
TEAM Revolutionだったのですが、時間切れ
でした。
しかし、やりたい放題。バラエティー豊か。
面白すぎです。ありがとう!。

3578: 某クズ板にも五分の魂    1月1日(木)09時55分 by 私もスケベ
アピール目的のチップを渡す為だけに強引に人混みを掻き分けて…肘で他人を押し退ける事、数知れず。
意味不明の独り言、妄言、恫喝も限り無し。
ステージの余韻を台無しにする大ボリューム&ダミ声での呼び捨てコールをする巨漢男。

本当にいたんだ。っていうか、本物の方が酷いね(笑)(`ヘ´)

ワンナイにも来場していた…という情報もあったけど、大人しく観ていたのかな?
こういった問題客の問題行動をキチッと諌める事が出来るかどうかに劇場の見識や手腕が問われている様な気がするんだけどな。
SNA的には、どう考えているんだろうね。

3579: 渚あおいさん 2014-1230 [4th] stage    2月8日(日)16時10分 by くるりん
オレンジ色の和風トップスに、斜め方向にカットされて片側の脚だけが露わになる白レースのシャギースカート。足元は黒のロングブーツ。ピンク×白の和傘を携えて本舞台を右に左に‥アクティブに舞う。踊りながら少しずつ衣装を脱いでゆき、ピンクのブラトップ&黒エナメルのショートパンツ姿に転じる。足元は素足に。続く衣装は白い肌襦袢&前に結んだ帯を垂らして。開いた状態でステージに置かれたピンク×白の和傘をバックにひと挿しの紅葉の枝を携えて盆に至り、しっとりしたムーヴで魅せる。白い肌襦袢をはだけると‥透明な肌が美しい裸身を晒す。左脚と右腕にジグザグに編み上げられた細いリボンがまるで目の粗い網タイツの様に見えて‥セクシーだった。

3580: 藤咲茉莉花さん 2014-1230 [4th] stage    2月8日(日)20時05分 by くるりん
お引きずりの和装ドレス。その上から白い打ち掛けを羽織り、丸形を真ん中で2つ折りにした様な形の被り傘で表情を隠している。白足袋&軽装履きで滑る様に本舞台を往き交い、白い打ち掛けと被り傘を脱ぎ去ると、ダークグリーンの地に細かい柄が散るお引きずりの和装ロングドレス姿に。帯にたくし込まれた白〜パープルのグラデーションに柄をあしらった布が斜め前方に靡いている。優雅な足さばき。チラリと覗くオレンジレッドの裏地が表地のダークグリーンとの対比で色鮮やかに映えている。盆入りは、しどけなく着崩して肩を晒したシースルー‥オレンジレッドの肌襦袢姿で。本舞台への視界を遮るカーテンを背景に、静々と花道を進んでくる‥。やがて盆の中央に静かに腰を下ろすと緩やかなポーズ〜ノーポーズベッドで魅せる。ターンテーブルの外周に沿って置かれた幾つもの白いコサージュが「花の結界」を形づくっていて何ともエレガントだ。このパートをしっとり舞い収めると立ち上がり、ステージへと向き直る。いつの間にか開かれていたカーテンの向こう側は‥闇に沈む本舞台。大振りな黒いマットレスに淡いピンクのコサージュがたっぷりと盛られている。その真ん中に鎮座すると手のひらいっぱいの花を掬い上げては雫し、掬い上げては身体に浴びるファンタジックな所作を繰り返し、雰囲気たっぷりのエンディング‥となる。

3581: 空まことさん 2014-1230 [4th] stage    2月9日(月)00時25分 by くるりん
前回川崎で拝見した「牛の妖精の神様」空まことリターンズ。片肩にバサリと羽織っていた大振りな白い布がガウン風に纏うスタイルに変わっていたり、それを舞いの途中で盆に置き去りにして後のベッドショーの布石にするなど、滑らかなステージ運びは流石。盆入り前に本舞台右側の椅子に腰掛けて〔トップレス+白ガーター+白Tバック+白ニーハイ・ストッキング〕と白ずくめの装いになるのだけれど、全身目映いその中にあって、盆に横臥する彼女のデルタ部分に透けて見える‥アンダーヘアの翳りが悩ましい。ちなみに冒頭からこのパートの途中までを同一トラックで間断なく突っ切る構成になっていて、ステージの心地よい緊張感の持続に一役買っている。これに続く静かなインスト曲でベッドショーを美しく纏めると、件の白い衣装を羽織って本舞台へ。全体に抑えた印象ながらも「決してテンションを切らさない」魅せ方に‥HIP-HOP職人の技が冴える。

3582: かんなさん 2014-1230 [4th] stage    2月12日(木)01時55分 by くるりん
本舞台への視界を遮るカーテンが左右に退くと、手の甲までを覆う長い手袋とパステルブルーのキャミソールロングドレスを身に纏ってステージに立っている。伸びやかでソウルフルな女性ボーカル曲に乗せての優雅な舞い。続いてはタイトな身頃の白エナメル素材‥ショート丈のワンピース。曲は銀河鉄道999のリミックス・バージョンで、疾走感のあるサウンドに追随してアクティブに舞う。ダンスの途中で照明が落ちると、間髪入れずに闇を切り裂く手持ちのレーザービームが2本。暗がりをキャンバスに縦横無尽な軌跡を描く。エネルギッシュにダンスパートを駆け抜けた後、次の衣装は一転してシックなワンショルダー‥スカート部分がふんわりしたパステルブルーのロングドレス姿に。静々と花道を進み、盆に至ると上半身をはだけてトップレス姿になり、ターンテーブルの中央にしゃがみ込む。ふんわりモコモコしたスカート部分がまぁるく拡がって、まるで雲海の様にも見える。しなやかに身体を燻らせながら紡ぎ出されるムーヴは歌詞の内容をそのままなぞる様な分かりやすさはないものの、それでも曲の深部にしっかりと寄り添う‥暖かみのある動きで魅せてくれる。最後は本舞台に下がり、あらかじめ設えられていた椅子に腰を下ろして伸びやかに身体を使う。描き出される美しいフォルムが背後からの逆光に溶けて雰囲気たっぷりの終幕‥となる。

3583: 伊藤真理子さん 2014-1230 [4th] stage    2月14日(土)11時25分 by くるりん
紺に細かい白の柄が散るお引きずりの和装ドレス。その上にド派手な柄の打ち掛けを羽織っている。髪に煌めく簪。曲はピアノのイントロで静かに始まり、後半に進むにつれて荘厳なイメージで展開するインストゥルメンタル曲。件の打ち掛けを脱いでステージを左右に往き交いながら、前に箱結びした花魁風‥ゴールドの帯を解き、白の帯揚げを本舞台から花道に向けて放る。続けて紺×白の和装ドレスを脱ぐと白の肌襦袢姿になり、一旦袖にハケる。仕切り直してステージ右側に佇む彼女の身を包むのは「黒」の和装。裾と袖口に「赤」で刺繍が施され、衿も赤い色で抜かれている。後ろ向きの裸身にフワリと纏い、羽織った際に衣装の中にたくし込まれた長い黒髪を手のひらで掬い上げ、引き出して魅せる仕草が何とも悩ましい。マリコ様の体現する「和」のテイストに‥蕩けてしまう。

3584: 真白希実さん 2014-1230 [4th] stage    2月15日(日)04時50分 by くるりん
闇に沈む場内に照明が灯ると盆の上‥客席に向かって正座して「三つ指」をついている。立ち上がるとピンク色のシースルーに花びらが散る意匠の肌襦袢&パステルイエローのゆるふわな素材の帯を無造作に前で結んでいる。盆から花道、そして本舞台へと遡りながらのアクティブな舞い。本舞台にはシャフトを目一杯に伸ばして十分な横幅と高さを持たせた黒いパイプハンガー‥そしてそこに拡げる形で白い肌襦袢が掛けられている。その背後に廻り込んでのダンス&ムーヴ‥。続く着替えも御簾越しで「影絵のシルエット」が悩ましい。白のTバックに穿き替え、パイプハンガーの支柱に括りつけてある黒い和傘をピックアップして花道に繰り出すと‥バトンならぬ「和傘トワリング」を絡めたムーヴで激しく舞う。途中で和傘を開くとピンクのシースルー×黒のシックな色合い。踊りながら少しずつ衣装を変えてゆき、最終的に片肩を晒したワンショルダー‥白の和装ミニドレス姿に。盆から花道‥そして本舞台へ。パイプハンガーに掛かる白い肌襦袢の背後に廻り込んだり、前に躍り出たり‥と縦横無尽に動きまくり、一旦袖にハケると冒頭のシースルーの肌襦袢と同じデザインの衣装に着替えてステージに還ってくる。配色がライムグリーンのシースルーに花びらが舞うものに変わり‥白いふわふわの髪飾りでアクセントを効かせている。舞いながら盆に至ると後ろ向きに立ち尽くし‥暫し静止。そこからくるり、と振り返る動きにシンクロして曲が掛かる。そしてダンスベッドへ。ハード&テクニカルに踊りまくり、曲終わりにビシッとタイミングを合わせてフィニッシュとなる。

3585: 6月中の香盤    6月8日(月)21時25分 by 私もスケベ
受け狙いで絶対にわざとやりましたね。

3586: 確かに    6月8日(月)22時38分 by えろん
6中は攻めの香盤ですねー。さて、どうなるか。

3587: 伝説の2015年6中    6月9日(火)00時45分 by わしらもスケベ
瀬能優 1996/9/16
小室りりか 1996/11/11
香坂ゆかり 1996/12/1
小野今日子 1997/6/1
矢沢ようこ 1997/12/1
吉野サリー 1998/3/11

サリーがパシリ?(笑)

3588: 長谷川凛さん 2015-04-16 (4th) stage    6月20日(土)17時55分 by くるりん
黒のジャケットに黒のパンツ‥黒のヒールサンダル。インナーは目映い白のカットソーでスッキリ纏めたモノトーンの装い。颯爽とステージを練り歩くと、携えた黒い手提げ袋から聴診器とカルテ‥そして白衣を取り出して身に纏う。カブリに座る数人のお客を患者(クランケ)に見立てて何やら問診をしている気配。手にしたカルテに何事かを書き込むと、それを対峙するお客にプレゼント。いつも場内後方で立ち見している自分としては、素直に羨ましい(笑)。続いてはミニ白衣&ナースサンダル‥。スラリとした美脚がセクシーな看護師さんスタイルに装いを変えて。右の太腿に巻かれた二本の白い包帯が悩ましい。この姿のまま盆に至り、白衣をはだけて横臥すると身体を切り返しつつ脱ぎ去って、しなやかな裸身に白い包帯を廻らせたフェティッシュな姿になる‥。ざっくり巻かれた包帯の下に垣間見える綺麗な肌。殊に交錯する包帯のすき間から姿を見せる控えめな胸の膨らみが何とも官能的だった。ベッドショーは右の太腿に巻かれた二本の白い包帯のうち一本を解いて足首に巻き付け、その張力(テンション)を援用した連続ポーズベッド。L→シャチホコ→スワン。ポーズが決まる度にピン‥と張り詰める包帯の白い軌跡が美しい。エッジの効いたムーヴで手堅く纏めると本舞台に下がり、充実した表情でフィニッシュ!となる。

3589: 美緒みくるさん 2015-04-16 (4th) stage    6月21日(日)10時30分 by くるりん
ロリフェイスに巨乳、チェックのビスチェトップ、ミニスカドレスにベレー帽、ノリの良いアイドルソング&元気いっぱいのアイドルダンス‥で始まる、男子の「夢と妄想」を目一杯刺激してくれそうなステージ。オジサンには若さが眩し過ぎるよなぁ‥なんて思ったりして(笑)

3590: 高木愛美さん 2015-04-16 (4th) stage    6月21日(日)12時25分 by くるりん
開演前の薄い闇の中‥ステージ右袖近くに佇んでいる。やがて場内が明るくなると両手を胸の高さに掲げながら身体を翻し、ターンしながら本舞台中央へ。前身頃にあしらわれたリボンが印象的なピンクのキャミソールミニドレス。足元は黒×シルバーのヒール靴。バレエシューズではなくハイヒール‥なのだけれど、優雅な身のこなしがどことなくバレエ的な雰囲気のムーヴで魅せる。舞いながら、予め本舞台の床に置いてあった白いパジャマをピックアップするとステージ右側で素早く着替え、立ち上がると花道を辿り‥盆に至る。白いパジャマの下だけを脱ぎ、上をはだけて瑞々しい肢体を晒すベッドショーを演じ終えると、パジャマ下を後ろ手に引き摺りながら花道を下がり‥本舞台へ。ここに来てようやくパジャマ上を脱ぎ去り、一糸纏わぬ生まれたままの姿になる。最後は「くるり」と振り返り、客席正面に向き直って、笑顔でFin!

3591: 初芽里奈さん 2015-04-16 (4th) stage (1/2)    7月2日(木)06時40分 by くるりん
「ステージ準備の為、しばらくお待ち下さい」のナレーションの後で暗転が解かれると、本舞台への視界はぴったり閉じ合わされたカーテンが塞いでいる。やがてスルスル‥と袖に退くと開かれた視界に飛び込んで来る3つのアイテム。向かって左側に等身大の黒い人形。中央には十字架が描かれた洋風の棺が屹立し、その右側にはやはり洋風の墓石が並んでいる。人形には「のっぺらぼう」な顔面を覆う様に蜘蛛の巣が描かれていて、中々にシュールな光景。と。唐突に棺の蓋が開いて「彼女」が飛び出して来る。振り袖つき‥白いフリフリのミニドレスに白のショートブーツ。ポップな曲に乗せて軽やかに舞い踊る。踊りながら盆に至ると、髪に挿していたチュッパチャップスを2本‥引き抜いて盆カブリのお客にプレゼント。やがて意気揚々と本舞台へ引き返すと‥ここで舞台は暗転する。僅かな時間を措いて明るくなる場内。再び閉ざされた本舞台のカーテンを背景に盆に座り込んでステージがリスタートする。立ち上がるとミラーボール風に煌めくオレンジスパンコールのタイトなトップスに、白×青×黄‥パステルカラーで縦ストライプが描かれた、ふんわりしたフォルムのかぼちゃスカート姿になる。足元は素足。楽しげに舞い踊る彼女の後ろでカーテンが左右に退くと、先刻と同様にアイテムが3点‥整然と立ち並んでステージに彩りを添える。十字架が描かれた中央の棺はそのままに、左側の人形はリラックマに、右側の墓石はキリンの置物に、それぞれ変わっている。本舞台から花道〜盆に至ると踵を返して再び本舞台へ。ステージを大きく使い、軽やかにステップを踏みながら、途中‥キリンの置物に掛けてあったメガネをピックアップして自ら掛けてみたり、件のリラックマ人形に掛けてみたり。自分で掛ける際にフレームをカクカク揺らす「コミカルな仕草」が何とも可愛らしい。また、リラックマの腕に掛けてあったステッキを踊りに絡めながら上手く使い、途中‥上半身を大きく反らせながらエアギター風にプレイしてみたり、と滅茶苦茶にノリが良い。このパートの終了と同時にステージ左袖に消え、舞台は「暗転」して次の展開へ‥。

3593: HIKARUさん 2015-04-16 (3rd) stage (1/2)    7月12日(日)23時35分 by くるりん
控え室の片隅に、古びたデスク&チェアー。椅子に座り、片肘をつき、肉厚で大振りなグラスにたっぷりとバーボンを注ぎ、飲んだくれる‥一人の女。遠くから聞こえるざわめき。「イッツ‥ショウタ〜イム!」MCの男の声と音楽、客席のどよめきも遥か彼方で‥ダンサーである彼女の出番には、まだ、だいぶ時間がある様だ。

「イッツ‥ショウタ〜イム!」

先刻は消え入りそうに小さく、遠くに聞こえたその声が大きく‥はっきり聞こえるとスクッと立ち上がり、静かに袖に退く。やがて「カッ‥カッ‥カッ」とハイヒールの音も高らかにステージ中央に進み出ると、そこから先は「彼女」の時間だ。たっぷりの白いフリンジで飾りつけられたシルバーのレオタードドレス。黒いシルクハット。テーブルに突っ伏して正体なく酔い潰れている姿からはおよそ想像がつかない‥キレのあるダンスで観客を魅了すると、艶やかに微笑みながら袖に退く。

再び控え室。いつしか机の袂に置かれている大きくて白い箱は衣装ケース‥なのだろうか。見覚えのあるレオタードドレスと黒いシルクハットを中から取り出しかけるもすぐに引っ込め、代わりに白いモールで飾りつけられたエレガントなロングドレスを胸元に当てがうと立ち上がり、瞳を潤ませながら軽やかにターン。どことなく陰鬱で悲しげな表情は、この衣装を纏ってステージに立つ事がついに叶わなかった‥と、暗に仄めかしているのだろうか。サテン地のパープル‥キャミソールの上に同色のブラウスを羽織る部屋着のままでテーブルの上のグラスを掴み、踵を返すとツカツカと歩を進め、盆の上に。床にペタリ‥と腰を下ろすと膝を立て、しどけなく開いた脚の片方に頬を寄せる。自らの視線の高さに掲げたグラスを燻らせて琥珀色の液体を揺らしてみたり、その後で一気に飲み干して見せたり。本舞台に取って返してからはデスクの上に座ってブラつく脚を遊ばせながら心ここに在らず‥といった体で飲んだくれて見せたり‥と、酒に溺れる「失意のダンサー」の内面が、ステージ全体を使って繊細に、丁寧に描かれてゆく。

3594: HIKARUさん 2015-04-16 (3rd) stage (2/2)    7月13日(月)23時30分 by くるりん
と。陰鬱な雰囲気を一蹴するかの様に、ノリの良い音楽が唐突にカットイン‥してくる。

「タンタン‥タタン‥タン」

軽やかで力強いリズムに導かれる様なキレのあるステップ。躍動感のあるムーヴ‥。盆で踊る彼女の背後で、本舞台へと繋がるカーテンがゆっくり閉まってゆく。振り返り、踵を返すと踊りながらカーテンを鷲掴みにして左右に大きく、パッと開く。すると、踊る彼女の姿すら一瞬で見えなくなってしまう圧倒的な光量‥光の渦。眼が馴れて、かろうじてその姿が確認できる彼女のシルエットが、溢れる光の奔流に飛び込んでゆく。その光の向こうから再び飛び出して来る彼女が身に纏うのは‥白いモールで飾りつけられた、あのロングドレス。アップテンポな曲の、更に半歩先をゆくクイックなモーション。弾む様なキレのあるダンス。ロングドレスでの舞いは、もしかしたら酔いが見せた「束の間の夢」だったのかも知れない。

ステージのラストを飾るロングスパンのダンスパートを熱く、激しく踊り切り、ギラつく逆光の中にその身を溶かして雰囲気たっぷりの「終幕」となる。

3595: HIKARUさん 2015-04-16 (4th) stage    7月18日(土)03時55分 by くるりん
どんな事情なのかは知らない。置屋の軒先に乳飲み児を託す母親の胸中を慮る事は出来ない。身に纏う暗い色の着物は、闇に紛れる為‥なのだろうか。踵を返して二歩、三歩。照明が落ちて何も見えなくなる。

再び照明が灯り、取り戻された視界には様々な色彩が咲き乱れている。オレンジと緑の着物。裾に青×白で描かれたチョウの図案。青で抜かれた衿。グリーンメタリックの袖。薄ぼんやりした闇を背景に艶かしく映える朱色の格子戸から手を伸ばし、道ゆく男達の気を惹こうとする若い遊女の姿が目に飛び込んでくる。

朱色の格子戸は、全部で三枚。真ん中を手前に、両サイドを引いた位置に配する事でその隙間から「出入りする」表現が可能になる。籠の中の鳥は大空へ飛び立つ事が出来るのか。ステージ前半で掛かり、その後も折に触れて繰り返し流れる「この空を飛べたら」が何とも切ない。様々な体位の変遷で魅せるエアセックスも花魁の絢爛豪華な佇まいもどこか物哀しく‥淡々と演じられる無声劇に、観客は、ただ、見入るしかない。

ストリップでしか出来ない‥そしてストリップのステージで今まで誰も試みた事のない表現。この演目が仮に他の誰かに引き継がれたとしても、決して彼女の様には演れないのだ。

自分がこの作品を観る事が出来たのは、これ一度きり‥。正真正銘「一期一会」のステージとなった。

3596: やっと    7月18日(土)23時48分 by てりみ
改行と行開け覚えたのねw

3597: SNAに大和にまさご    7月19日(日)05時55分 by 私もスケベ
一分刻みで三連投かぁ、
「荒らし」も大変だね(笑)

3598: 星野千紗さん 2015-04-16 (3rd)(4th) stage    7月23日(木)17時15分 by くるりん
多分元ネタは、キュートなキャンディPOP‥それをハードな打ち込み系のサウンドにアレンジし直した曲をバックに盆で膝をついている。横方向‥水平に伸ばした両腕を徐々に掲げてゆき、それに連れて視線も上に。やがて頭上でクラッチした両掌と相まって天に向かって祈る様な‥神々しい姿勢になる。衣装はベルトラインと裾に覗くフリルに黒をあしらった、オレンジのキャミソールミニドレス。足元はゴールド系のヒールサンダル。立ち上がるとステージ中央から花道〜盆に至る縦のラインにのみ光を当て、それ以外の部分を思い切って闇に沈めた独特のライティングの中、ハードな曲に乗せてノリノリのダンスを披露する。曲を変え、仕切り直して次のパートは、本舞台中央に設えられた椅子の上から‥。可愛らしいドレスを纏っているのに脚を大きく「ガバッ」と開いて座り、上半身を横方向にググッと捻っている。このポーズを繙いて‥フェミニンな衣装に似合わないハードな曲&ダンスでステージを駆け抜けると、客席に背を向けて上体を前に折り、穿いていたスカートを勢い良く下ろして魅力的なヒップを晒す。振り返るとやはり剥き出しの乳房をたわわに揺らして花道を進み‥盆に至る。拙くも懸命に演じるノーポーズ〜ポーズベッドの流れは、まだ荒削りながらも将来への期待が十分に持てるもの‥。L→三点支持+片手差し上げ。そしてシャチホコ。四つん這いからの片脚後方突き出しなどを絡めて丁寧に纏め上げ、充実のラストとなる。

(追記)extra-track!
「意外に踊れる」印象の彼女だけど、横方向を含めてステージ全体を広く、大きく使える程には、まだ、こなれていないのかも知れない。それを逆手に取り‥彼女が移動する縦方向の動線のみに光を当てて「演出」に転化してしまう投光氏のセンスにも「キラリ」と光るものを感じました。GJ!(^^)v

3599: 8/9    8月10日(月)17時19分 by 見物人
2015年8月9日(日)行ってきました。皆さん個性があって可愛いくて良い香盤でした。(^^)
以下いーかげんなレポを。

1黒崎 優さん。2回目,日本の夜明けのような照明の中、さっそうと登場したのは我等の坂本龍馬。そして一人剣劇。これがカッコいい。その後お龍さんへの手紙を残して京都近江屋にて暗殺!少ししてお龍さん登場(二役)。残された手紙を見て…龍馬は死んでも龍馬の精神は生き続けているのを感じました。司馬遼太郎さんの小説を読み返してみたくなりました。/3回目。ハワイに行ったOLさん、そこで自然に触れ様々な体験をして人間的に大きく成長するというお話のようです。フラダンスやファイアーダンスが良かった。
2天河はるひさん。2回目、金髪かつらにミニのワンピースで登場。アリスかドロシーかって感じでめちゃんこ可愛く元気いっぱい踊り回ります。/3回目、様子は一転、黒髪で赤いロングドレスで無表情に登場、洋舞のおどろの世界へ。そして自縛ショー。全く違った2つでしたがエンターテイメントとしては前者が優れ、アートとしては後者が優れていると思います。お客さんの受けは前者の方が良かったようです。きれいなパイ○ン。
3小嶺 春さん。2回目、黒地の着物に赤と金の帯だったかしら、坂本○美の「アジア○海賊」に乗って凛々しく踊ります。たるんでいる今の日本の男どもに活を入れるように。/3回目、黒いスーツに黒い帽子、「勝手にしや○れ」(ジュリーのカバー)に乗ってダンス、そのあと白いドレスに早変わり!芸域の広さを見せてくれました。
4友坂 麗さん。1回目、白い浴衣に団扇を持って涼しげに登場。花火〜ホタルなど日本の夏の風物詩。なつかしいようなステージでした。/2回目、がらりと変わって深紅のドレスで「コパカバ○ナ」に乗ってダンス。/3回目、またまたがらりと変わって着物の着流しで登場、「無法松」に乗って力強く踊り、そのあと白いサラシに白いフンドシ姿。男には表せない男の色気を感じさせてくれました。この人には目力(めぢから)がありますね。
5あすかみみさん。1・3回目、妖精のような魔法使いのようなミニの衣裳で登場。星形の小道具をいくつか使ってファンタジーな世界に。後半、音楽の消えた中で下からのかすかな光だけで踊るところは幻想的。ただのアイドルではなさそうです。/2回目、ピンクの可愛い浴衣で登場。団扇にヨーヨー(水てまり、水ふうせんとも)を持って子供の夏休み。途中で帯の一端をお客に持たせ、くるくるくる…。少女の中にすでに、男を誘惑する大人の女が。この人もきれいなパ○パン。
6緒川 凛(おがわりん)さん。AV・映画・演劇と活躍してきた人ですが、今回ストリップに初挑戦。白と黒を基調とする振り袖ふうのドレスで後ろ向きに登場。不思議な女性ボーカルに乗って、子供の頃の想い出か、楽しい怖い嬉しい寂しい…、後半になって、ピンクのベッド着を来て男の着物にほおずりしながらベッドショー。美巨乳。別れた男を思い出しているのか、それとも…色々なストーリーが想像される、ちょっとノスタルジックでミステリアスなステージでした。


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