HOME 0 〜 50 〜 100 〜 150 〜 200 〜 250 〜 300 〜 350 〜 400 〜 450 〜 500 〜 550 〜 600 〜 650 〜 700 〜 750 〜 800 〜 850 〜 900 〜 950 〜 1000 〜 1050 〜 1100 〜 1150 〜 1200 〜 1250 〜 1300 〜 1350 〜 1400 〜 1450 〜 1500 〜 1550 〜 1600 〜 1650 〜 1700 〜 

1668: 【チームショーKM2】2015-02-10 (4th) stage (2/2)    4月21日(火)02時00分 by くるりん

〔SCENE3〕いったん閉ざされたカーテンが再び開くと、シンプルなテーブルと椅子のセットに遥嬢&りりか嬢‥。遥嬢は例の「ガテン風」ツナギスタイル。りりか嬢はOLの制服に身を包んでいる。背後には書き割りの文字で「ケータイshop」とあり‥新しいケータイを買いに来た遥嬢に、りりか嬢がDoCoMoのスマートフォンに使い方が似ているというasokoブランドのスケベーフォン(笑)を勧めてくる。コミカルな台詞廻しでの軽妙なやり取りは全て「口パク」で、遥嬢が威勢の良い若いオニーチャンの声‥対するりりか嬢は「オカマ風」だ(笑)。以下、二人の会話に乗せてスケベーフォンの様々な特長が語られる。手を離すと13秒で電源が落ちる‥とか。縦に握ってシャカシャカ振ると起動する‥とか。タッチパネルの触り方にもコツがあるらしく‥最初はイマイチな反応でも、使い込むうちに段々感度が良くなってくる‥とか。流石はスケベーフォン、なハイスペックな仕様になっている(笑)。所々に入る観客の笑い声‥的なSEが、どことなく古き良き時代のアメリカンホームコメディを連想させる仕上がりで、最後は本舞台中央に二人並んで深々と一礼。「アリガトーゴザイマシタ!」私見だけどヘタなお笑いコンビよりずっと面白かった。シナリオや演出も良く纏まっていた様に思う。

〔SCENE4〕コントの後に再び閉ざされたカーテンが開くと、見覚えのある青いパーティションが二つ‥本舞台への視界を遮っている。その影から顔を覗かせるKM2の二人。軽快な足取りで進み出ると、花道を辿って盆へ。ターンテーブルの外周に沿ってまぁるく歩くと、再び花道を遡り、本舞台上の青いパーティションの影に消えてゆく。再登場は二人がそれぞれのイニシャル‥K(りりか嬢)とM(遥嬢)を型抜きしたきらびやかなボードを持って。爽やかな笑顔でステージを練り歩くと、そこから先は二人のダンスバトル。りりか嬢がパーティションの影に消えると遥嬢が前に、遥嬢がパーティションの影に隠れるとりりか嬢がステージに出てきて、お得意のソロダンスを交互に魅せつける‥。同じ様な選曲でクイックなモーション、キレのあるダンス。でも二人の個性というか、テイストの違いがけっこう明確で‥見ていて楽しい。

and more‥

KM2の新作は、一目でその面白さ&楽しさが伝わる良質なエンターテイメント作品に仕上がっていました。次回作にも期待大‥です。

1669: くるりんさんへ    4月28日(火)17時24分 by 私もスケベ
パンツ脱がないだってー?そんなのストリップじゃないよ。ある踊り子さんが言っていた〜。

1670: おやおや    4月29日(水)07時20分 by くるりん
パンツは「脱ぐ」モノではありませんよ。
「被る」モノです(笑)(^ー^)

1671: ええと    4月29日(水)10時08分 by むっつりスケベ
パンツは「嗅ぐもの」・・・・・・・・

1672: ちがーーーう!!    4月30日(木)01時34分 by 私は変態のスケベ
パンツは噛みしめて味わうもの……。

1673: 最後の一枚    5月15日(金)13時55分 by 私もスケベ
意外に、気にならなかった。
「そういえば…脱いでなかったねー」位の感じ(笑)。

女性客も多く、ツアー客も来場していたけど、皆お行儀よく…楽しそうに観てくれていたのが嬉しかった。

四回目のダブルポラ…写真タイムに登場した華月漣さんが「凄〜い!ほぼ全員並んでるぅ!」と感嘆の声を上げる。
平日にも関わらず場内は中々の賑わいで、ステージ上からの眺めはさぞ壮観であったのだろうと思う。

1674: パンティ    7月9日(木)22時59分 by 上田中田下田
パンティは、手首に巻くものです!

1675: 長谷川凛さん 2015-05-14 (4th) stage (1/2)    7月29日(水)20時15分 by くるりん
本舞台中央に、綺麗な円錐形を描くピンスポット。その光の中にはグリーンの布が掛けられた椅子が置かれている。そして座面の奥まった部分に背中を預け‥凭れる様に座る小さくて白い人形が一体。無造作に前に放り出された両脚が、遠目にも見て取れる。と。そこへ滑り込んで来る一人の男性。前を開いた燕尾服の内側は白いプリーツブラウス。首元には小さな蝶ネクタイ。ラメ入りの黒いハットを被り、太腿はゆったりめ〜裾に向かって絞られたデザインの黒いパンツを穿いている。足元は黒の短靴で‥ターンを入れ込みつつ伸びやかに舞う。椅子の周りを往き交いながら、人形に話し掛け、何らかのアプローチを試みている様にも見えるムーヴ。やがて椅子の上から人形を掴み上げると高らかに掲げ、振り廻しながら舞う。いささか乱暴に過ぎるその姿は、男性から人形に対する一方的な恋慕の発露‥なのだろうか。ひとしきり踊ると男性と人形は闇に消え、無人の椅子が「ぽつん」とステージに残される。

暗転が解けて場内に照明が灯ると‥パールホワイトのキャミソールミニドレスを身に纏う一人の女性が件の椅子に腰掛け、細くしなやかな脚を組んでいる。足元はパールピンクのバレエシューズで、着座したまま上体を燻らせ、暫しムーヴ。その後で立ち上がり、ダンスに転じるものの‥「動き」は何処か、ぎこちない。それでも本舞台から花道〜盆へと往き交ううちに徐々に解れてきて「瑞々しい」動きを見せる。かと思えば、またギクシャクした動きに逆戻りしたり‥と、ままならないその様子に、男性からの強引なアプローチに心乱れる「彼女」の内面が投影されているかの様だ。

1676: 長谷川凛さん 2015-05-14 (4th) stage (2/2)    8月2日(日)17時35分 by くるりん
ひとしきり舞った後、白いキャミソールドレスを脱ぎ、くしゅくしゅっ‥とした風合いのピンクのキャミソールトップ&白ハイレッグのTバック姿になる。バレエシューズを脱ぎ‥片足首近くにパールピンクのリボンを巻いて、本舞台から花道〜盆に至るしなやかなムーヴ。仰向けに横たわり、浮かせた脚をジグザグに交錯させながら盆の外周に沿って旋回するローリング・クレイドル〜そこから一気に切り返してシャチホコ〜から更に伸び上がって「人」の字‥と、その切れ味、畳み掛ける怒涛の展開に息を呑む。最後は盆から花道‥そして本舞台へと遡り、いったん脱いだパールホワイトのキャミソールミニドレスを再び纏う。椅子に座ると彼女の手足を見えない大きな手が弄んでいるかの様な不自然なムーヴ。やがてそれも止んでくつろいだ姿になり、一見無機的な、でも何処か満たされた様にも見える不思議な表情を湛えてステージに幕が下りる。

「人形」はもう‥動かない。

(追記)extra-track!
人形を文字通り doll と捉えるべきか、それとも男性側からの強引なアプローチに翻弄される一人の女性に対する「比喩」と捉えるべきか。その二つの説の間で観劇中、自分の気持ちも揺さぶられ続けた演目。釈然としないんだけど、それ故に気になって忘れられない‥というか。ハセリンさんの掌の内で、いつの間にかコロコロ転がされてしまった‥みたいな(笑)。
何だか「観劇後の余韻」が深かったです。

1677: 奈々子さん 2015-05-14 (4th) stage    8月7日(金)23時45分 by くるりん
本舞台への視界を遮るカーテンがスルスルと袖に退くと、シースルーの和傘を開き、先端を客席に向けて突き出しながらクルクルと高速で回転させる姿が眼に飛び込んでくる。照明の強い光を攪拌し、撒き散らした後、その傘をコンパクトに畳んでステージが「再起動」する。オレンジ基調の和装ドレス&前で結ばれた帯はスパンコールが煌めくメタリックカラー。着脱可能な袖の下にはゴールドのフリンジで飾り付けられた黒いアームカバーが控えていて、髪はオレンジ×レッド‥燃える様な色彩のフワフワしたデコレーションでたっぷり盛られている。冒頭で印象的なシーンを演出したシースルーの和傘を巧みに切り返す「和傘トワリング」で魅せつけた後、ドレスを脱いで次の展開に。下に着込まれていたのはやはり鮮やかなオレンジのブラトップ&パレオ‥更にその下のTバックもオレンジ、という徹底ぶり(笑)。冒頭の「和傘トワリング」も単なる序章に過ぎない‥と言わんばかりに、更にアクティブさを増した舞いで魅了する。途中‥本舞台の床に置かれていた白い羽根扇子をピックアップしてからのムーヴが特に素晴らしく、宙を滑る軌跡やスタンディングで横に大きく開いては閉じて‥を繰り返す動き、盆に膝をついて上下にゆっくり打ち合わせて風を送り出す動き等が妙に艶かしく、まるで本物の蝶が「憑依」してしまったかの様だ。その流れのままに多彩な連続技で魅せつけるベッドショーへ。鮮やかにポーズを切り返す度に連動して白い羽根扇子がパッと開き、眼にも艶やか。殊にスワンを決めながら扇子を宙に掲げたフォルムの美しさに息を呑む。(゜ロ゜)

小柄で童顔‥笑顔満載で可愛らしい雰囲気の彼女だけれど、その実、相当にテクニカル&アグレッシブ‥そしてハードだ。
奈々子さんの超ハイスパートなステージングは何時も「とびっきりの楽しさ」に満ちている。

1678: チナツさん 2015-05-14 (4th) stage    8月9日(日)17時40分 by くるりん
衿と帯だけを白く抜いたオレンジ色の襦袢を身に纏ってステージに立っている。携えた和傘を開くと、一本の桜の枝が描かれた図案が目に艶やかだ。しっとり淑やかな所作で優雅に舞う。次の衣装は丈の短い白の和装トップスに白のロングスカート。トップスの下端とスカートの上端を廻る様に幅広いゴールドのラインがあしらわれ、その間に可愛らしいお臍が覗いている。足元は素足。このパートに転じてから、一気に「箍」が外れた様にステージに「動き」が出てくる。いきなりの高速ターン。速く、力強く。本舞台を右に左に往き交いながらの高速ターンは、一見溢れるパワーを持て余している様に見えて、その実、相当にテクニカルだ。そして何よりも特筆すべきは、その暖かさ。「くにゅくにゅっ」とした柔らかな笑顔は高速ターン中も絶える事なく‥巻き起こす旋風に乗せて客席に運ばれる癒しのオーラに、彼女の人柄が滲む様だ。次のパートは、ステージ右側に置かれていた椅子からピンク色のシースルー‥ネグリジェドレスをピックアップして本舞台から花道〜盆に至り、ベッドショーへ。肉感的なボディーと人懐っこい笑顔で観る者を蕩けさせる。

HIKARU嬢引退直前のメモリアル・ウィーク。彼女の「師匠」でもある生粋のデラカブっ娘が、ステージに華を添える。

1679: 華月漣さん 2015-05-14 (4th) stage    8月11日(火)11時25分 by くるりん
所々にゴールドでアクセントを効かせたパープル×ラメのブラトップ&パープル×シースルーのロングスカート姿でステージに立っている‥。足元は素足。これに長さ1m位の差し棒と、そこから連なる大振りなゴールドの布を振りかざし、艶やかに舞う。うねり、翻し、はためかす。両手持ちしたゴールドの布が、DXKのステージのゆとり有る空間を埋め尽くして優雅に靡く様は圧巻の一言。厚手で、かつドレープの効いた艶消しの渋い風合いが何ともゴージャスだ。暫しの舞いの後、差し棒+ゴールドの布のセットを床に置き、衣装を少しずつ脱いでゆく。身軽になるにつれ、徐々にボルテージを上げてゆくポリネシアンダンス。流れる音も様々な音色の民族楽器の合奏から、ひとつ欠け‥ふたつ抜け‥と、踊り進むに連れてよりシンプルに、力強いものに変わってゆく。短いストロークで腰を速く、烈しく振りながら、瞳を閉じてスピリチュアルに高まりゆくムーヴ。追走する手拍子もその過程で一人減り、二人減り‥終にはBGMに最後まで残された民族楽器の激しい金属音と一対一で対峙すると、そこから先は瞳を完全に閉じた状態で踊り続ける。

スピリチュアルな沈潜と、エモーショナルな高揚感。

相反する二つのニュアンスを同時に体現するその姿は、ここが「ストリップ劇場」である事を忘れさせてくれる。まるでバリ島の暗い森の奥‥ひっそり執り行われる神事を覗き見しているかの様な妖しさとトキメキに‥満ちている。

1680: 川中理紗子さん 2015-05-14 (4th) stage    8月15日(土)23時40分 by くるりん
目映く‥強い光を背景にステージに立っている。逆光で、かつ余りにもオーバースペックな光量故にその姿は判然としない。光の中で身を翻し、静々と花道を進んでくる過程で「全体像」が詳かにされてゆく。ブルー地にオレンジと白でうねる曲線が描かれたダイナミックな図案の和装ドレス。渋いメタリックカラー‥幅広の帯は背中で箱結びされていて、僅かに覗く帯揚げは鮮やかなグリーン。髪はピンクのソバージュ風エクステンションで増量?されていて、和装ドレスの裾を「ぐるり」と廻るオレンジ色の縁取りがされている。やがて花道を辿り、盆に至ると、携えた二本の羽根扇子を切り返して優雅に舞う。最初は畳んだ状態から始め、後に開いて使う羽根扇子の扱いの上手さは当代随一で、宙に描かれる滑らかな軌跡に心地よく眩惑されてしまう。様々な色彩が乱舞するこのパートを終えると一旦袖に引っ込み、次の衣装は一転‥オフホワイトで統一された清烈なものに。白のトップス&白いシースルーの布を無造作に腰に巻いた様なデザインのロングスカート。左脚には踝から腿にかけて白い紐リボンがジグザグに編み上げられている。「単色」ではあるものの凝ったアレンジがされていて、視覚的には大変華やかだ。小柄で華奢でしなやか‥なのに微かに浮かんだ筋肉のカットが実に美しく、彼女の存在そのものが、まるで女性美の象徴のよう。スタイリッシュな舞いの後に転じるベッドショーでは両手を高く差し上げながらのスワンが何か祈りを捧げている様にも感じられて、思わず居ずまいを正してしまう。

1681: HIKARUさん 2015-05-14 (3rd) stage (1/2)    8月23日(日)20時10分 by くるりん
本舞台への視界を遮るカーテンは下の方が少しだけ捲れていて‥向こう側に満たされた朱色の光が隙間から零れている。

「いいよ〜♪」

軽やかな口調で投光室に声を掛けるとカーテンがスルスル‥と袖に退き、ステージが動き始める。

横幅は1m強‥高さは床から天井まで目一杯。黒い布を差し渡しただけのシンプルな舞台装置を背景にステージに蹲っている。四つん這いの体勢から右膝を残し、左膝を伸ばした前傾姿勢。腕は左右に大きく開き、その状態から顔を上げて正面を見据えている。重たくて不穏な音で曲が流れ始めると右に、左に、クイックなモーションで繰り出される「地を這う様な」横移動。やがて立ち上がるとワンショルダー‥黒×グリーンのトップスに、ゆるふわ素材のシースルー‥グリーンのシャギースカート姿で、エッジの効いたパワフルなムーヴ。そしてステージを左右に往き交い、身を翻しながらの激しい舞いに絡めて後ろ手に掴んだ黒い布を一気に引き毟ると‥その下にはピンクの縄で編まれた蜘蛛の巣が控えている。同心円の中心から放射状に伸びる四本のロープ。本舞台四隅のカラビナにしっかり固定され、大きく拡げられた蜘蛛の巣が‥踊る彼女の背後で、何とも禍々しく、異様な姿を晒している。

「蜘蛛」から「蝶」へ。一旦袖に引っ込み‥仕切り直して次のパートは、本舞台左側からのスタートとなる。両腕を横方向‥水平に掲げると、そこから垂れ下がる薄い布に蝶の羽根模様が透けて見える。後方から照らす赤い光源が彼女の姿をおぼろげに‥しかし腕を上下させて揺らめかせるシースルーの羽根だけは艶かしく際立たせる。やがて滑る様に舞い始める彼女が身に纏うのは、パステルグリーンを基調に上半身をタイト&下半身はゆるふわなシャギースカートで仕上げたバレエのコスチューム‥チュチュ風の衣装。胸の膨らみに沿って唐草模様風のレリーフが描かれ、蝶の羽根を模した振り袖部分は中指に引っ掛けてホールドする仕組みになっている。本舞台から花道〜盆を廻るゆったり伸びやかなムーヴ‥なのだけれど、合間に何度か、足先をピン‥と伸ばす「キメ」を差し込んで来ていて、それが良いアクセントになっている。足の甲から指先に至るまでキレイに伸びていて‥コスチュームのみならず、その所作も、どことなく「バレエ風」だ。

1682: HIKARUさん 2015-05-14 (3rd) stage (2/2)    8月24日(月)02時00分 by くるりん
彼女に「異変」が訪れたのは‥このパートが終盤に入ってからだった。

滑る様に舞い、美しく身体を切り返すと、後ろ手で蜘蛛の巣を「ガッ」と掴む。それまではステージの幅いっぱいに伸びやかな舞いを披露していたのに、自らの腕を伸ばせる範囲だけになり‥やがて振り返り、今度は両手で蜘蛛の巣を掴むと激しく身悶える。蜘蛛の巣に絡め取られた蝶は懸命に抗い、やがて彼女を絡め取っていた糸がプツリ‥と途切れたのか、よろめきながら足早に花道を進み、倒れ込む様にして盆に逃れる。しかしまだ完全に「解放された」訳ではない。本舞台の蜘蛛の巣から花道を辿って彼女の傍らにまで伸びる蜘蛛の糸(ロープ)を足首に結わえて激しく舞う。いきなりの「スワン」。そしてそれを解いてから脚の動きで蜘蛛の糸を張り詰めさせたり緩めたり‥を繰り返し、その後でまた唐突に「L」を切る。そこから伸ばした脚を旋回させる様に切り返して、二度目の「L」。更にもう一度切り返して三度目の「L」を切る‥。仕切り直して新たにポーズを切る度に、同じ「L」でもアレンジを微妙に変えていて、これでもか‥と繰り返される無限ループに、ただならない緊張感がみなぎる。更にこの後「Hバランス〜ムーヴ〜Hバランス〜ムーヴ‥」の無限ループへと繋いでゆき、ステージはクライマックスへ。花道から本舞台へと一気に遡り、身体ごと叩きつける様な、熱く、激しい舞いでたっぷりと魅せつけた後、曲終わりにビシッとシンクロさせてフィニッシュ!となる。

1683: HIKARUさん 2015-05-14 (4th) stage    8月28日(金)14時35分 by くるりん
同じ演目でも、劇場が変わり、照明が変わり、客層が変われば受ける印象も自ずと異なる。

初見は2014年4月結。約一年のインターバルを経て2015年4月中、そして今回の5月中、引退週の5月結‥と、繰り返し見てきたこの演目に於いてもまた然り。

ただ、その変化は、先に挙げた外的要因‥よりも内的要因、つまりは彼女自身の手によるものが大きい。やさぐれ落ちぶれ、酒に溺れたかつての名ダンサーを表現する為に、今回のステージでも様々な「演出」が採られている。

椅子の上で膝を身体に引き付ける様に小さく座りながらグラスを傾けたり。そこから下りてステージを歩く際の千鳥足、後ろ歩きで足元をふらつかせる場面や、ドレスを胸にあてがうシーンではターンを封印してその場に留まり、虚空を見上げる潤んだ瞳だけで心情を語ってみせたり。右手にドレス、左手に中身入りのグラスを鷲掴みにしての盆入り。その後しどけなく演じるベッドショーでは、赤いカーペットに俯せて床に置いたグラスの中身が零れるか零れないかギリギリの所まで傾けてみせたり‥とか。同じ演目内における「酒に溺れる」描写ひとつとっても様々なバリエーションがある事に驚かされる。盆で胡座をかきながら「クッ」と飲み干したグラスを勢い良く後方に放り投げる演出も、最初の頃は無かったんじゃないかな?

演出が「進化」し続けていたのには、最後に演じるその時まで絶え間なく作品をバージョンアップさせたいという想いと、もしかしたら引退ロードに並走してこの演目を多く観る事になるお客へのサービス、という意味合いもあったのかも知れない。

HIKARU史に残る傑作「光と影」は、個人的にも大変思い出深いものとなった。

1684: 10/14    10月16日(金)11時55分 by 見物人
2015年10月14日(水)行ってきました。以下いーかげんなレポです。

1石原さゆみさん。2回目:「セーラー服を脱がさな○で」や「スカート、ひ○り」に乗って可愛く踊ります。セーラー服が似合っています。3回目:純白のドレスで「てんとう虫のサ○バ」や「僕の髪が肩までのびて…」などウェディングソングに乗って清楚にダンス。このあと裸に白いエプロンでのベッドショーにはぐらっと来ました。すなおに結婚したくなるようなステージです。 (^^;
2天河はるひさん。1回目「海を渡る思い〜Real man」黒いミニのドレスに黒いブーツ、そして黒い猫耳としっぽで独特の切れの良いダンス。後半は一変して着物をはおって元ち○せの歌に乗って切ない和のベッドショー。2回目「JAZZY」往年のジャズの名曲に乗ってお洒落なステージ。3回目は1回目と同じ演目でしたが後半の深まりがすごく、はるひさんベッドショーしながら本当に泣いていました。思い入れのある作品だったそうです。
3若林美保さん。1回目「ペルソナ」やや中近東ふうの淡いグリーンのドレスでB○ndの曲に乗って(仮面のような)笑顔でダンス。そのあと宙吊りショー。2回目「Show must go on」これも吊りの演目で立ち上がりはタイトルになった曲で盛り上がりました。3回目「Relax」黒っぽい着物で(これがかえって妖艶)神秘的に登場、この回は吊りはなくベッドショーに進みましたが、動きを極限まで押さえたステージに巨大さを感じました。
4白砂ゆのさん。1回目:淡いピンクのお姫様ドレスで登場、笑顔で可愛く踊ります。明るく楽しくというストリップの原点に帰ったような作品でした。2回目:がらりとイメチェン。黒いSMの女王様のような衣裳で長い1本鞭をもって登場。後半はやはり明るく楽しくになったようです。
5あいださくらさん。ピンクのブラとピンクのふりふりミニスカで登場。クラスに一人はいそうな感じで、元気いっぱい踊ります。
6あすかみみさん。この人は毎回何か仕掛けてきます。1回目:フランス革命当時の軍服みたいな衣裳で凛々しく登場、丸盆に出てくるといねむりしているお客をムチでつついて「何で寝てる!」(笑)2回目:うってかわってぶりっこ衣裳で登場。マイクを持ってアイドル歌手っぽく歌います。場内もすっかり取り込まれてハートフルなステージになりました。
このあとフィナーレの時に(回によって)色紙のプレゼントやパンプレがありました。
なお若林さんは15日までだそうです。

1685: SMライブ    3月16日(水)19時59分 by 見物人
2016年3月15日(火)、SMライブの5日目を見てきました。濃密な耽美の世界に引き込まれました。以下いーかげんなレポです。(^^;

劇場に着いたのは午後5時半ころ。場内満席。女性客も大勢います。
舞台では黒い燕尾服の男がM女を緊縛しているところ。M女の白い肌がなまめかしい。やがて男はM女を天井から吊るして回転したりいたぶったり。M女のあえぎ声が可愛い。やがて男はM女を下に下ろし、首輪にロープをつけて犬のように四つん這いにして本舞台に連れていきます。女は四つん這いのままあどけない顔で男にもたれかかっています。そして終わります。拍手。

5分ほど休憩があって、6時になったところで本日のトリ、
有末剛(ありすえごう)&紫月(しづき)いろは。
舞台中央に赤い模様のちょっと少女っぽい着物のM女、後ろから紺色の作務衣(さむえ)にサングラスの男がやってきて緊縛ショーに。やがて天井から吊るしたりと、禁断の浮世絵の世界のように。女の長い黒髪が、怪談っぽくて怖い。そのあと男は鞭でピシピシ。が、やはり映画「おやじ男優Z」の原作者らしく、どこまでもヒューマンで叩き方はソフト。そんなふうに終わります。拍手。そしてこの回が終了。6時半。
休憩時間になります。場内は少しすいてやっと座れました。(^^)

7時になって2回目が開演。
1泰造(たいぞう)
鐘の音が響き、黒いガウンで顔を白く塗って不気味に登場。そして動きを押さえた亡者のような踊り。いきなり深いです。
第2景。暗い中、白人女性がろうそくを1本持って不安げに何かさがしている様子。男女の、ちょっとシュールな会話が流れてきます。
第3景。今の白人女性が黒いS女姿で再登場、マイクを持って歌ったり、裸の男をムチでピシピシしたり。泰造氏、今日唯一のM男を好演。盛り上がっておわりました。

2おとなわ&つばさ
最初に丸盆に出てきたおとなわ氏、銀色に輝く刀を持って、この刀は物怪(もののけ)の正体を見破った者でないと抜けない、とか言います。
突如雷鳴、カーテンが開き、化け猫が!
そして妖怪退治に。やがて緊縛ショーになっていきます。縛られた化け猫は胸がはだけると、中々巨乳。そして…おとなわ氏はストーリー性のあるものが得意ですね。ラストは2人,寄り添うように本舞台に下がっていきます。

3紫護縄(しごなわ)びんご&紫束
羽織袴の男と、着物姿の女が相合傘でやってきます。そして女声演歌に乗って緊縛ショーに。そのあとローソクを使ったり天狗のお面を使ったりしましたが、1本鞭で女をピシピシやる所は男が憎々しく見えるほど本格的でした。

4獅子若(ししわか)&M女
着物を着流しにした若い男と、赤い襦袢の女が登場。琴か三味線か、現代邦楽に乗って緊縛ショー。だったと思いますが、今日は和モノが多いのでちょっと記憶がまざっています。最後に男は女にやさしく着物を着せてやっていた、ような。

5ミラ狂美(くるみ)&M女
シルクハットに黒い燕尾服のミラ狂美氏が、黒いツンブラで頭に猫耳(犬耳?)をつけて四つん這いになったM女を連れて登場。最初はマジックショーや、お客様参加型のコミカルなショーも。そのあと緊縛になっていきます。M女のなまなましい白い肌と、あどけない子供のような表情とのギャップ。胸がきゅーんとなります。男はそのあとM女を吊るして回転したりブランコのように揺らしたり、そのあと下に下ろして光るヌンチャクで叩いたり、などなど。やがて本舞台に戻ると、M女は剣を呑み、男は喉に剣を突き刺します。そんなふうにして終わると、ここで会場の女性客から2人に花束が。拍手。

6有末剛&紫月いろは
1回目と同じだったと思いますが、やはり見応えがありました。
10時25分になって終了。

なお今回のSMライブは3/11〜21までで、日によって出演者・演目が変わるようです。

1686: DX歌舞伎町 20160901 (1st)(2nd)(3rd) stage -snapshot- [1/2]    9月22日(木)17時30分 by くるりん
[坂上友香さん]
ウェディングドレス風の衣装で花道に立ち、場内が明るくなるタイミングで本舞台に駆け込んで始まる、ポップでキュートな演目‥なのだけれど、後半ベッド入りしてからのセクシー方面への舵取りが見事だった。上体を俯せ、腰を高く浮かせた女豹のポーズでは、たわわにしてズシリと重たげな乳房がギリギリ床につかない絶妙な高さをキープ、その後シャチホコ風に脚を後方高く蹴り上げるシーンでは客席側の腕を身体に沿わせてバストへの視界をクリアーに保つ等‥自らの持ち味を十分に考慮した上でのさりげない気配りが効いている。笑顔の可愛らしい「東洋の美魔女」に、すっかり骨抜きにされてしまいました。

[葉月凛さん]
二回目のステージは、夏の定番 J-POPに乗せて。じっくり丁寧‥だけど「やり過ぎない」事でリアルなエロスを醸し出すオナベッド&そこから続く美しい姿態の変遷が滑らかなポーズベッドに、努力の跡が窺える。後は苦手?なダンスパートをどうするか。この日も冒頭‥デラカブの広いステージ空間をもてあまし気味だったのだけれど、本舞台でダンス→盆でベッド‥的な定番のステージ構成にこだわらない「変化球」スタイルがこの人には合っていると思うし「可能性」もある様に思う。

[六花ましろさん]
終業のチャイム、放課後のざわめき。黒髪おさげ&ブレザー姿のメガネッ娘に萌え〜からの溌剌チアガールに魅せられて後、白いフルバックパンティにモゾモゾ手を差し込んでの初々しいオナベッドへと繋がる妄想フルコース。現役世代を遥かに凌駕する「JKよりJK」な女子高生「六花ましろ」は、ストリップのステージが見せる‥束の間の幻なのかも知れない。

[御幸奈々さん]
1&3回目は白いフリフリのセパレーツと銀色のヒール靴で始まる、パワフルに踊りまくる演目。最初のパート終盤で繰り出す側転、ベッドショーのクライマックスで魅せる「馬蹄型ブリッジ+片足上げ」の美しさ‥といった身体能力の高さは健在。引き返す途中の花道で脱いだベッド着をピックアップし‥逆光の中でのフィニッシュとなる。
二回目は洋楽POPSづくし‥ターンする度に美しいドレープを描くシンプルなゴールドのドレスで始まる演目を披露。この時本調子ではなかったのか‥時折苦悶の表情?を浮かべながらのポーズベッド〜それでも淀みなく推移する動きは流石。ゆっくり本舞台に下がり、振り返り+逆光での終幕‥となる。

1687: ましろたん    9月23日(金)00時10分 by 最近DXK行ってないマン
真っ白パンティですか。萌えに行きたいなぁ。

1688: ハッ(゜ロ゜)    9月25日(日)08時15分 by くるりん
六花「ましろ」→「まっしろ」パンティ‥という事なのか(笑)
ましろたん、今週はTSみたいですね(^^)。
レスありがとうございました。

1689: DX歌舞伎町 20160901 (1st)(2nd)(3rd) stage -snapshot- [2/2]    9月29日(木)12時40分 by くるりん
[豊田せりかさん]
三回目のステージ中盤。黒の装い。叩きつける豪雨の様に激しい曲でのダンスパート。その先に待っていたのは、まるで水を打ったかの様な「静寂」だった。前節からの反動なのか‥固い踵を踏み鳴らして花道を下がる音が、ブーツを脱ぐ為にサイドジッパーを降ろす音が、ドレスを纏い直す際に漏れ聞こえる衣擦れの音が‥この上なく「明瞭に」クリアーに聞こえてくる。「無音」という最高のSEが紡ぎ出す‥ハードボイルド映画の様な「絵になる」シーンの連続に圧倒される。

[あすかみみさん]
チャイナな感じのお団子ヘアでステージを所狭しと駆け巡るこの演目は「新作」だったのだろうか。途中‥動きに絡めて勢い良く振り下ろす短筒からシュッ‥と刀身が伸びて長刀に。そしてステージ後半‥その「仕込み刀」を援用してのポーズベッドへ。時に膝裏に廻されて掲げる脚をリフトしたり、時に向こう脛の上をゆっくり滑る様に動いたり‥と、思わせぶりな白刃の煌めきが何とも悩ましい。「妖しさ」と「艶やかさ」と「美しさ」。三位一体となった超絶ベッドショーに魅了される。

1690: DX歌舞伎町 20161115 (3rd)(4th) stage -snapshot- [1/3]    12月13日(火)19時20分 by くるりん
[川中理紗子さん]
(4th) イチゴを模した真っ赤な被り物とドレス。ウェストラインを巡る様に蔕を象ったグリーンの配色。ふわふわのスカートの裏地にもイチゴのアップリケと、イチゴ、イチゴ、イチゴな演目。ベッドショーでは盆に敷き詰めた色鮮やかなサテン地の布の上でイチゴを口に含み、白いローションを垂らして思わせ振りに。煽り上げや腰をくねらせる動きを絡めたノーポーズベッドで悩ましく魅せる。

[葉月凛さん]
(4th) 「百万回生きた猫」幾度となく生まれ変わり、生き直したある猫の物語。海賊に飼われ、マジシャンの相方になり、盗人の片棒を担ぐものの‥最後は一匹の野良として、美しい白猫との愛に生きる。百万回生きた事を誇らしげに語り‥求愛する場面が、現実にも「俺ってスゴいんだぜ!」的なトークで女性を口説こうとする輩がいるよなぁ‥な〜んて妙に人間臭く思えたりして(笑)。良く出来たストーリーでした(^^)

[上野綾さん]
(3rd) この日の観劇は彼女のステージ後半から。踵付きの黒いニーハイ・ロングブーツ&黒ビスチェ。盆に置かれた重厚な一人掛け用の革張りソファー。肘掛けに手を置き、片膝を座面につけてのシャチホコは、余りにも鋭くてほとんどI字→そこからの深〜いL→更に切り返してHバランス‥から身体を捻り、背中を反らして脚を振り上げる手放しビールマンへ。続くオープンショーでも片肩と頭部の二点支持‥からの倒立→そこからの開脚ポーズ切り‥と惜しみ無い超絶技巧の連鎖で魅せる。涼しい表情で誰よりも熱いステージを展開する「東洋のアイスドール」から目が離せない。
(4th) グラマラス‥それでいて美しくシェイプされた裸体にふわふわな天使の羽だけを纏って披露されるエアリアル・リングは、円環の内側で 180度開脚‥しつつ頭を真下に向けるTの字やh‥そしてリングの内側に沿って背中を預け、傍目には寛いでいる様にも見える高難度なポーズの連続技で構成されている。床に降りてからは滑らかなノーポーズで暫しムーヴ〜そこから伸び上がる途中‥力を貯めるかの様に一瞬、動きが止まり‥その後でポーズとして結実する一連の流れが何とも「絶妙」だった。ある程度やり尽くされた感のある「天使×エアリアル」モチーフの演目だけど彼女ならではの「色」が濃く出ていて‥見応えがあった様に思う。

1691: DX歌舞伎町 20161115 (3rd)(4th) stage -snapshot- [2/3]    12月15日(木)18時15分 by くるりん
[清水愛さん]
(3rd) 紫の着物‥の下に黒地に細い黄緑で密にラインが描かれた柄×半身黒の和装‥の下に朱色の下穿き。脱ぎに絡めてシックな色彩の変遷で魅せるこの演目は日舞的な身のこなしであるものの、高まりゆく情念に寄り添う所作がまるでコンテンポラリー・ダンスの様な‥さながら「ネオ日舞」といった趣き。控えめ‥だけどエモーショナルな動きに、目が釘付けになる。

[香坂ゆかりさん]
(3rd) 全身を編み上げる黒い紐リボンに黒のロングブーツ、黒の指出し手袋。これを基調に白のトップス&ショートパンツ、黒のミニドレス、紫のガーターベルト‥といったアイテムを脱ぎ着しながら進めてゆく。途中‥テンガロンハットを被り、ピストルを構えてハードボイルドに魅せたり、ブート感強めの K-POPを多用してメリハリを効かせたり‥と、何となく「小室りりかさん」風?の展開に。自分的には香坂さんに「ゆったり‥ふんわり」したイメージを抱いていたので、何だか新鮮でした。

[真白希実さん]
(3rd) メタリックカラーのウィッグ、スパンコールのキャミソールトップ、サテン地のロングスカートで盆付きスタート。本舞台に遡り、羽根扇子を一つ〜途中から二つ使って艶やかに舞う。アイテムを少しずつ脱いでゆき‥やがてゴールドのボディチェーン&Tバック姿に転じてからは、派手なポーズに頼らず、滑らかな動きだけで観客を惹き付ける「絶品」ノーポーズベッドで魅せる。最後は逆光の中‥羽根扇子を二つ持って見得を切り、その後で照明を落とす雰囲気たっぷりのラストとなる。
(4th) ショート丈の燕尾服風ジャケットの下にパステルカラーのミニドレス、足元は黒のストッキング&黒のロングブーツ。踊りながら手先に花弁を一つずつ出現させるマジック?と辺りに振り撒くパフォーマンス‥そしてバトントワリングで魅せるとトップレス&黒いハットを目深に被ってのベッドショーへ。途中までぐぐっと引き付けた脚を次の瞬間、無造作に放り出してLを切らない?フェイントや「焦らし」を上手く使い、ハットの下に隠されたミステリアスな表情と相まって観る者の気持ちを逸らさない。ラストのダンスベッドはブート感の強い打ち込み系の楽曲に乗せてハード&アクティブに。前段の焦らし&肩透かしの反動からか‥このパートのカタルシス感が半端なかった。

1692: DX歌舞伎町 20161115 (3rd)(4th) stage -snapshot- [3/3]    12月17日(土)19時25分 by くるりん
[チーム清水坂46っく]
夏の白いセーラー服で日本刀を振り翳す清水愛。彼女の背後‥閉ざされたカーテンの向こう側から開いた和傘を突き出してくるくる廻しているのが香坂ゆかり。見えない敵と斬り結ぶ‥本格的な殺陣で暫し魅せると清水嬢は盆上からひらりと飛び降りて壁づたいに素早く移動。非常口にハケる。このタイミングで閉ざされたカーテンが開き、朱色の襦袢に身を包んだ香坂嬢が静々と花道を進み‥艶やかに舞う。

先刻出ていった場内前方の非常口から、再びステージに帰還する清水嬢。装いは上がえんじ色、下が白袴の若侍スタイル。囚われの姫君〜香坂嬢を救出に現れたという設定なのだろうか。香坂嬢を後ろ手に縛り上げていた見えない縄を日本刀で断つ仕草や、大柄な姫を庇って小柄な清水嬢が盾となり‥敵と斬り結びながら脱出を図る活劇風?パントマイムで鮮やかに魅せる。

ステージ中盤は「妖怪ウォッチ?」。ジバニャンとピカチュウの着ぐるみに身を包んだ二人がお客に「妖怪体操」を指南したり、顔馴染みのカブリ客をいじったり。若干のグダグダ感も‥何だか楽しい。

ステージ後半はキレのあるペアダンスとwポーズベッド。二人同時に同じ動きをしたり、対面してシンメトリーなポーズを描いたり‥とチームショーらしい、息の合った所を見せる。演目を通じて B'zの楽曲が多用されていて、ステージ全体のトーンを揃えるのに一役買っていた。

1693: 5年ぶり(たぶん)    1月9日(月)00時24分 by 最近DXK行ってないマン
くらいにDXKに行ってきました。なんで久しぶりに行ったかというと、
TwitterでTimさん(@timtojxj)が清本玲奈さん(@renakiyomoto)をオススメしていたから。

結論から言うと、確かにステージが凄いですねー。
清本さんのTwitterを見てみると、今週はデビュー作と新作「Army」らしいですが、
あれがデビュー作?レベル高すぎ。デビュー作は後半の展開が大好物なパターンでした。

1694: 続き    1月9日(月)00時35分 by 最近DXK行ってないマン
良い踊り子さんは発見したのですが、久しぶりに行ったDXKについても少々。
よく行っている方からすると何をいまさらという話かもしれませんが。

ポラがパンツ着用なのは、自分はポラ買わない人なのでどーでも良いのですが、
オープンショーがパンツ着用なのはいかがなものか、あれではオープンショーならぬパンツショーですな。
なんか画竜点睛を欠くというか、どーにもしまらない感じがしました。
まあ、いろんな事情があって、仕方なくああしているんでしょうけど。

1695: 清本玲奈さん    1月12日(木)11時26分 by Tim
Twitterに投稿して良かったです。
もう4作出してるみたいで、DXKでは、1作目と最新作のArmy。2つとも凄い魅力的です。東洋でもう1演目、たぶん3作目かな、タイトルも知らないけど、これがまたメチャ良かったです。劇場全体が一体となるノリの良いステージで、かなうならもう一回観たいです。

東洋のは、だいぶ前ですが、珍しくレポ書いて、それに振り付け紹介の動画にもリンク貼ったので、良かったらご覧いただけると嬉しいです。

http://wwr2.ucom.ne.jp/internet/tim/report504.htm

1696: DX歌舞伎町 20170119 (2nd)(3rd)(4th)stage -outline- (1/3)    2月14日(火)05時30分 by くるりん
[川村あいねさん]
(3rd)本舞台左側にグリーンの布を被せた脚立&その表面を覆うたっぷりの藤の花。そこから枝を一本抜き取って舞いに絡める「和」テイストの前半と、白のトップス&白エナメル×ピンクシースルーのミニスカートでのアクティブなダンスで魅せる後半部分の二部構成。上体の反りが深いK〜スワン〜Hバランス‥とダイナミックに推移する連続ポーズベッドが、いかにもアスリート体型の彼女らしくて‥見ごたえがあった。
(4th)以前SNAでも見た‥光るグローブで暗闇に軌跡を描く演目。前ショート、後ろロング丈‥フリフリの白いドレスを脱ぎ去って白のシンプルなジャケット&白のマイクロミニパンツに転じ、更にジャケットを脱いでピンクのキャミソールトップ姿になると照明が落ち‥指先にLEDを仕込んだ手袋に灯がともる。明⇔暗の切り替えがそれほど頻繁でなかったり、スモークを炊いて滲む光で雰囲気たっぷりに魅せたり‥とDXKならではの演出も楽しい。

[六花ましろさん]
(3rd)北の国から‥でお馴染みのメロディー「ルル〜ルルルルル〜♪」に乗って盆から花道を辿り、本舞台で振り返るとピンクのミニドレスの上にモコモコしたモールを纏い、足元はピンクのレッグカバー&パールピンクのヒール靴‥と全身ピンクの装い。次いで白のブラトップ&ミニスカート&白のガーターベルト姿になり、この後白のナイティに着替えてシンプルなポーズベッド→ダンスベッドでのフィニッシュ‥となる。
(4th)落語っぽい感じの口上が入り、チンドン屋風のBGMが流れると朱色の着物に紫の帯、オレンジ色の小さな和傘を翳してコミカルに舞う。続いて白の襦袢‥からパープル系のスリップミニドレスに転じ、盆上でオナニーベッド。パンティに手を突っ込んでモゾモゾした後は横紐を解き‥それ以降はオナベ的な表現を控えたあっさりした展開に。この後「蒲田行進曲」に乗せて大団円‥的なダンスベッドでの「終幕」となる。

[園田しほりさん]
(3rd)ピンク地に柄が入る襦袢にグリーンの帯を締めて朱色の和傘を開き、しどけなく座り込んだ体勢でスタンバイしている。立ち上がると件の和傘をピックアップして舞いに絡めたり、傘の外周に沿って床を転がして魅せたり。衣装を緩めつつ徐々に激しさを増してゆくダンスは次のパート‥ピンクシースルーのドレス姿で更に一段‥ギアが上がり、自由闊達な舞いで観客を「魅了」する。

1697: DX歌舞伎町 20170119 (2nd)(3rd)(4th)stage -outline- (2/3)    2月15日(水)16時40分 by くるりん
[園田しほりさん]
(4th)白地に赤×黒で幾何学的な模様が描かれた衣装→白地に水彩画風のタッチで草花が描かれた和装へ。この和装をはだけてのフリースタイル&コンテンポラリーなベッドショーがいかにも彼女らしい。

[misakiさん]
(2nd)ゴールドのブラトップの上にノースリーブ‥朱色でショート丈の着物を重ね、ボトムは黒のパンツ&足袋靴姿。この上に白の打ち掛けを羽織ってスタートする。丸顔で長い黒髪ポニーテール&幼げな目鼻立ちに父性本能がくすぐられまくり‥?なのだけれど、そのステージは「熱い想い」が込められた本格的な物だった。激しいダンスベッドから急制動し、盆上でピタリと決まる「Hバランス+ビールマン」は、その姿態の美しさだけではなく‥首筋を伝う汗、荒ぶる呼吸を懸命に宥めつつも抑え切れない腹膜の動きで観客の心を射抜く。躍動する生命力がその一瞬にギュッ!と「凝縮」されているみたいだった。
(3rd)スパンコールレッドのノースリーブジャケット&ミニスカートに黒の踵付きロングブーツを合わせた一曲目が映画「キューティーハニー」のテーマ。黒のボンデージ風レオタードでSMチックに演じる二曲目は打ち込み系の重くハードなサウンドに乗せて。ピンクシースルーのイブニングドレスの前を開いての盆入り〜しっとりした所作とシンプルなポーズベッドで魅せる三曲目は情感たっぷりのラブバラード‥と、一人の女性アーティストの曲で丁寧に編み上げられた演目。ラストは脱いだベッド着を抱き締めながら花道を下がり、逆光の中で背中を反らす美しい立ちポーズでの終幕‥となる。
(4th)顔をすっぽり覆うタイプのマスクを四枚重ねにして携え、濃淡ブルー二色‥チュチュ風のミニドレス&白のロングブーツ姿でステージに立っている。件のマスクを舞いに絡めて床に置いたり、再びピックアップして翳したり。二枚ずつに分けて両手持ちしてみたり。最後には一枚だけを残してハラハラ床に落としたり。残されたそれは「想い人」の象徴なのだろうか。マスクを被ったり‥外したりしながら本舞台〜花道〜盆とステージを広く使い、ダイナミックかつキレッキレのマリオネットダンスを披露する。ベッド入りの曲を除いて終始アップテンポ&アゲアゲなナンバーで推移し、ラストのダンスベッドまで一気に駆け抜ける疾走感のある演目は、荒削りだけどキラキラ光る原石の様なステージで‥将来性も大いに有りそう。

1698: DX歌舞伎町 20170119 (2nd)(3rd)(4th)stage -outline- (3/3)    2月19日(日)06時30分 by くるりん
[大見はるかさん]
(2nd)(4th)場内が明るくなると本舞台中央に後ろ手をつき‥両脚を前に投げ出して座る姿が目に飛び込んでくる。彼女を挟んで左側に籐製のバスケット、右側には大きなテディベアの縫いぐるみ。バックには控えめにオルゴール音楽が流れている。籐バスケットから取り出した紙飛行機の中に何か書かれていたのか‥飛ばそうとして思いとどまり、開いて文面?を読む仕草をして見せたり、小さなテディベアを取り出して掲げたり‥とメルヘンチックに進めてゆく。白のキャミソールトップ&マイクロミニスカート&チョーカー&ショートブーツ‥と白ずくめの衣装も良く似合っていて、ステージ中盤‥スカートを穿いて立ったままパンティの横紐を解く場面が「見えそうで、見えない」清楚系エロの極み‥といった感じで何とも可愛らしかった。
(3rd)ピンクのミニドレスの上に白いフワフワのショートジャケット。足元は黒のストッキング&黒のショートブーツ。この衣装を脱いで黒のブラ&パンティ&ストッキング姿になり、更に黒×パープルのゴスロリ風ミニドレスにスイッチ。一旦袖に退くと、全裸+ピンクの猫耳姿で四つん這いになり、木製の椅子を可愛らしいネコパンチ(笑)で押しやりつつ本舞台に。ビミョーに猫っぽい?コミカルな振りを入れながらのダンスで暫し魅せると椅子を持って盆に至り‥ベッドショーへ。猫がする様に座面の上にちょこん!と鎮座して曲の始まりを待ち‥音が流れると、曲の節目節目に小気味良くポーズを差し込む「王道」ベッドショーで、ステージを締め括る。

[あすかみみさん]
(2nd)(3rd)(4th)ピンク地にゴールドの刺繍を施した和洋折衷のドレス‥からピンクの長い布を身体に巻き付ける感じのトップス&ロングスカート姿に転じ、更にこの衣装の胸元でクロスする布をずらして乳房を晒した後に白シースルー‥フード付きのネグリジェドレスを纏ってベッド入りする構成の演目。「羽根は大きく〜結び目は固く〜」のフレーズに乗せて披露されるベッドショーは、時折Hバランスを崩した体勢‥から大きく背中を反らせたビールマンを入れ込むコンテンポラリー感あふれるポーズベッド。ラストは鏡張りの本舞台中央‥まるで祈りを捧げる様に大きく背中を反らし、クラッチした両手を掲げる「超美麗」スワンでの終幕‥となる。

1699: 扉が薄いせいかも知れないけど    3月9日(木)12時30分 by 私もスケベ
ロビーに居る常連さん達の大きな笑い声が暗転で静まり返る場内に、響く響く。
踊り子さんがどんなに凄いステージをしても、照明さんが良い仕事をしてくれていても、全部台無し(T_T)
会話が楽し過ぎて気が付かない?それとも自分たちが応援している踊り子さん以外はどうでも良いって事なのかな。
一見らしきお客が何人かいたけど、彼らの方が観劇マナーが良かった様な気がする。

1700: DX歌舞伎町 20170204 (3rd)(4th)stage -outline- (1/3)    3月13日(月)05時30分 by くるりん
[浅葱アゲハさん]
(3rd)仰向けで膝を立てた体勢からオナニーベッド‥の後は膝立ちになって自らを慰め、最終的には見えない「誰か」にしがみついて腰を使う正常位でのエアセックスに至る一連の流れ。本舞台〜盆を広く使って伸びやかに展開しつつも、その表情に「憂い」を残すコンテンポラリー・ダンス。そしてバックに流れる「変わらなくていい‥そのままでいい」のフレーズが切ない女性ボーカル曲に、昨今の業界を取り巻く様々な状況がオーバーラップして妙に切なくなったりもして。ラストは圧巻のエアリアル・ティシューでステージを締め括るのだけれど、個人的にはその前段「地上戦」の部分に単なる空中パフォーマーに留まらない「ストリッパー=浅葱アゲハ」としてのアイデンティティーが強く感じられて‥興味深かった。
(4th)キャラクターが描かれたTシャツの上に白シースルーのカーディガンを纏い、下はパステルカラーのワイドパンツ姿で直径数十センチは有りそうな大きなタマゴを抱きかかえた体勢で始まるステージは‥懸命にタマゴを暖め、孵そうとする前段と、殻を破り、生まれ出た「何か」に彼女が憑依して演じる後半部分の二部構成になっている。寓意性が高く、若干の解り難さがある演目で‥これからのブラッシュアップに期待したい。

[美咲遥さん]
(3rd)暗転が明けると花道と本舞台の際に座り込み、客席側に向かって脚を遊ばせながらスタンバイしている。立ち上がると黒×赤×黄のブラトップ&黒のTバック‥の上にピンクのキャミソールミニドレスを纏った姿‥を起点に脱ぎながら進めてゆき、この後暗がりで白く光る帯光性?のモコモコしたモールを身につけた白のミニスカート姿になる。そして照明が完全に落ちると白いスニーカーの厚底に仕込まれた LEDが点灯し、タップ‥というよりはストンピングに寄せたパワフルな振りを披露。ベッド入りはワンショルダー‥体幹に大きな蜘蛛の巣が描かれた黒の全身ストッキング姿で。ブート感が強めの激しい曲に乗せたダンス&ムーヴで「妖しく」魅せる。
(4th)白地にゴールドラメが煌めくチョゴリ風ドレス&トップスで艶やかに。何だか以前と雰囲気が違う様な‥そしてどこかで見た様な気がして思い返してみたら、前回観劇時‥場内後方にいたお客のオネーサンだった(゜ロ゜)様な。踊り子さんがプライベートで遊びに来る事があるんですね。ホームだからかな?

1701: DX歌舞伎町 20170204 (3rd)(4th)stage -outline- (2/3)    3月17日(金)10時30分 by くるりん
[御幸奈々さん]
(3rd)赤〜ピンクのロングドレスの上から締める黒のコルセット。白いショートブーツ。軽やかに舞い、次のパート‥ピンクのブラトップ&ミニスカートに転じてからは更にキレとパワーを増してノリノリに。次いで淡いピンク‥ホルターネックのトップス&ロングスカートからピンクでフリフリのガーターベルト&パンティ姿になってベッドショーへ。ノーポーズからK→シャチ→スワン‥と王道な展開で魅せる連続ポーズベッド。この時のスワン‥そしてオープンショーでのしっかり足首をホールドするビールマンは反りが深く、特にオープンショーではポーズをキープしながらの片足ピョンピョンを披露するなど、相変わらずの身体能力の高さに舌を巻く。
(4th)下に着込んだ黒の衣装がうっすら透けている赤レースのミニドレス‥からこれを脱いで黒のトップス&ミニスカート&腕カバー&ショートブーツに転じ、ベッドショーはピンク色‥フリフリのナイトドレスでしっとり演じる。「赤」はいつもの‥「黒」は本舞台後方に組まれたフレームに乗ってポーズを決めたり、コンテンポラリー風に踊ってみたり。「ピンク」は揃えた指先で秘唇を撫で廻す悩ましいオナニーベッドで魅せたり‥と、各パートのテーマカラーごとに演じ分ける構成になっている。オナベッド時‥曲の繋ぎ目の「空白の時間」に漏れ聞こえる喘ぎ声と息遣いがセクシーだった。

[友坂麗さん]
(3rd)与作〜インストの和ロックに乗せたお引き擦り着物ロングドレスでの舞いは、しっとり‥だけどそれだけではない、キレのある優美な動き。特に上半身をはだけ、長い黒髪をバサリ‥と振りほどくシーンは、今まで同様の場面を何度も見てきているにも関わらず心揺さぶられてしまう「友坂流」キラーチューン。心強い踊り子さんが戻ってきてくれた事を喜びたい。
(4th)赤い和装に薔薇一輪‥で始まる、しっとりした演目を披露。憂いを帯びた表情で花びらを千切っては散らす花占い‥から最後は花道に放ってみたり。ベッドショーでは白地に薔薇の柄が描かれた襦袢で臨んでみたり。バックに流れる歌詞にもその存在を匂わせる「薔薇推し」モチーフは、和装とのコラボレーションが、何だか新鮮。

1702: DX歌舞伎町 20170204 (3rd)(4th)stage -outline- (3/3)    3月20日(月)13時45分 by くるりん
[清水愛さん]
(3rd)赤紫に白い柄の着物‥帯は白×黒×赤紫だったろうか。帯の上からは明るい色の帯揚げ?が外にはみ出し、前身頃を覆う様に、たっぷりボリュームを持たせて垂らされている。次いで黒や黄緑などの色をパッチワーク風に紡いだ和装に転じ、二本の白い下帯をほどいて振り廻す狂乱の舞いにシフト。新体操のリボン競技の様に艶やかな軌跡が空中に描き出され、一抹の危うさを孕みながらもその美しさで観客を魅了する。クールに着崩した衣装、歌舞いた演出、らしくない選曲‥なのに「和」が濃厚に匂い立つ、清水愛の「ネオ日舞」から目が離せない。
(4th)天使の羽根を背負い‥後ろ向きにしゃがみ込んだ体勢から、伸び上がる様にジャンプ!→キレとスピード感がハンパないハイスパート・ダンスへ。ゆったりした身頃‥黒の衣装に身を包んでの舞いは「突き」「蹴り」を入れてアグレッシブに。そして時折披露される高速ターンではドレスに風を孕ませて美しいフォルムを描き出す。演目中、何度も着脱される天使の羽根に天使⇔人間の‥衣装の白⇔黒の変遷に善悪の葛藤が見え隠れし、ステージ後半‥ポーズベッドを締める「のけ反りスワン」が、そのまま次のダンスベッドの起点となるドラマチックな展開で「物語」はクライマックスへ。一気に登り詰め‥緻密な演出を超絶ダンススキルで編み上げた「至高の演目」に終止符を打つ。

[小宮山せりなさん]
(3rd)フレンチスリーブにフリルをあしらった白のトップス&ミニスカートでの軽やかな舞いに絡めて胸元から取り出す小さなスティック。その先端から放たれるレーザービーム?が闇を走り、頻繁にスイッチされる明⇔暗の隙間を縫ってしなやかな身体が躍動する。この後は黄×ピンク×青のビキニ(パレオ)スタイルに転じ、盆入りは白くふんわりしたベッド着で。安定感のあるポーズ→ダンスベッドでステージを締め括る。
(4th)胸ぐりの大きく開いた‥身体にぴったりフィットする白のロングTシャツ&半身違いでレッド×ブルーのマイクロミニパンツ。ぼろぼろで穴開きの紫色ストッキング。肩にバットを担ぎ、ワル〜イ表情でステージを練り歩きつつ、時折意表を突いて豪快にフルスイング!カブリ客の鼻先ギリギリを掠めると、お客の身体がビクッと震え‥にも関わらず当の彼女は不敵な面構えでニヤリとしたり。アメコミのダークヒロイン「ハーレイ・クイン」に題を取った非公式スピンオフの傑作演目。

1703: DX歌舞伎町 20170308 (3rd)(4th)stage -outline- (1/2)    5月4日(木)04時10分 by くるりん
[西園寺瞳さん]
(4th)白く大きな雪だるまの横にちょこん!と体育座り‥から立ち上がってスタートする「スノーマジックファンタジー♪」な演目。先端に☆型をあしらったステッキを振りかざし、白ずくめの衣装で可憐に舞う姿は‥ある意味、新人さんよりも新人らしい。雪だるまは、もしかしたらハセリンさん家の「だるお」なのかな(^^)

[真由美さん]
(4th)ピンクの革ジャンにフリフリのミニスカート‥からスパンコールのキャミソールミニドレスに転じ、胸の真ん中に赤い薔薇のコサージュをあしらった黒の衣装でベッド入りする構成の演目。パンチの効いた女性ボーカルの K-POPで始まり、朗々と歌い上げる洋楽ラブバラードで盆へ→ブート感強めの曲に乗せたパワフルなダンスベッドで終幕‥と、ある意味大味な、だけど相当に力強い「王道」を感じさせるステージに仕上がっている。

[雨宮衣織さん]
(4th) LEDを仕込んだ「お引きずり」が妖しく光るロングドレスで始まるステージは、この後そのスカート部分を外してショールの様に纏っての艶やかな舞い→ピンクのフリフリネグリジェドレスに身を包んでの盆入り→ベッドショーへ‥という構成をとる。 LEDを絡めた衣装の魅せ方や、もしかしたら自分で編集しているのか‥曲間の繋ぎが絶妙な音源、ポーズベッドでの腰上げL→Hバランスへのゆったりエレガントな切り返し等、非常に洗練されたオトナのステージ。

[豊田せりかさん]
(3rd)ステージ序盤‥朱色×ブルーのお引きずり着物ドレスにダークブルーの帯&二丁使いのゴールドの扇子を翳す優美な舞い→本舞台〜花道〜盆へと移動しながらの脱衣→オレンジシースルーの下帯を掲げつつ盆入り→ベッドショーへ‥という流れ。下帯を足指に挟み、スワン〜腰上げL〜シャチホコの連続ポーズ‥から帯を援用して雰囲気たっぷりに魅せるノーポーズベッドへと繋ぎ、ラストは静々と本舞台に下がる。和装オンリーの演目にして一度も袖に退かない「技有りの構成」が光る豊田せりかのネオ・ジャパネスク。

1704: DX歌舞伎町 20170308 (3rd)(4th)stage -outline- (2/2)    5月8日(月)12時25分 by くるりん
[豊田せりかさん]
(4th)着崩したグリーン系の和装に手を入れて蠢かすオナベッド‥的なオープニングから「楽」と大書された布を背景にアクティブなダンス→黒のキャミソールミニドレス&Tバック&ブーツでスタイリッシュに舞い収めると人差し指をピストルの様に立ててフゥーッと一息→仄かな照明の下‥オールヌードで本舞台〜花道〜盆へと進みながら携えた一振りの枝花を絡めたポーズを決める。ステージの締めは‥転調や変則的なリズムを多用したノリの良い曲で演じるダンスベッド。フリースタイル&自由闊達な動きから一瞬でポーズを決め、その余韻が冷めやらぬ内に次のムーヴに繋げる超絶技巧。最後までノンストップで昇り詰め‥圧巻のラストとなる。

[広瀬奈々美さん]
(3rd)黒のボンデージ風キャミソールトップにオレンジレッドのスカート姿。大柄なボディを伸びやかに‥ゆったり使ってエレガントに舞う。続いてはホワイトシースルーのショールを被り、ハイウェストで切り返すパステルカラー×レースのネグリジェドレスで。前面の深いスリットを活かした太腿のチラ見せ‥から紐パンティの脱衣〜腿に結わえるエロティックな所作で魅せる。

[桃瀬れなさん]
(3rd)本舞台に置かれた大きな段ボール箱から「ぴょこん!」と顔を突き出し、人懐っこい視線で辺りを見廻す一匹の子猫。「ひめのトリセツ」と書かれた一冊のマニュアルを被り客に手渡して始まる演目は、外の世界での「ひめ」の冒険記なのか、新しい飼い主とのドタバタの日々なのか。赤×ピンクのチェック柄ミニドレスでスタートし、途中から黒のゴスロリ風衣装に転じてハードダンス→身体にぴったりフィットするピンクのロングTシャツで盆入り→ベッドショーへ。ラストは四つん這いで花道を進み、途中で振り返ると黒くて長い尻尾を高速でフリフリ!→段ボール箱に再び収まって「終幕」となる。
(4th)赤基調の豪華な和装に身を包み、ゴールドの帯を前結び。長い煙管をくわえ、ニヒルな表情で前方を睨む一人の遊女。殺気‥というのだろうか、寄る者全てを傷つける刃の様な佇まい‥から煙管を短刀の様に扱って切れ味鋭い殺陣に繋げ、盆入りは衿をピンクで抜いたブルー系の襦袢でしっとりと。フラッシュライトの洪水の中‥床に膝を突き、騎乗位を連想させる激しい上下動〜ダンスベッドに至る流れを見事に演じ切り、本舞台で力尽き事切れる‥凄絶なラストとなる。

1705: DX歌舞伎町 20170502 (3rd)(4th)stage -outline- (1/2)    5月21日(日)20時55分 by くるりん
[桃瀬れなさん]
(4th)完ロリの小さな巨人「桃瀬れな」の、この日四回目のステージは‥激しく踊りまくり、怒涛の連続ポーズを決める前〜中段と、客席を巻き込んでハートフルに展開する後半戦の二部構成。おヘソを出した青いセパレーツのセーラー服の上に軍服風?白い外套を纏う一曲目→ショート丈の白いネグリジェドレスで更に加速するハードダンス→俯せた体勢から逆エビに身体を反らせて開脚する裏V字?をフィーチャーしたテクニカルなベッド‥と一気に畳み掛け、最後は被り客と一緒に紙飛行機を折り「せ〜の!」で一斉に飛ばす叙情的なシーンでしっとり纏めている。

[美咲遥さん]
(4th)服越しにもその魅力が伝わる‥ムッチリ悩ましい肢体の女教師が白ブラウス×黒タイトスカート姿で胸にバインダーを抱えて現れ、差し棒をかざして出欠を取り、やがて髪を振りほどき眼鏡を外してブラウスをはだける王道的展開?を見せるエロスなステージ。たくし上げられたタイトスカートのみを身に纏って回転盆の上にしどけなく横たわるベッドは、赤い照明の下‥傍らに脱ぎ捨てられたオレンジピンクのブラ&パンティも一緒に廻り、どことなく退廃的だ。ラストは脱ぎ散らかした衣装を再び纏い、眼鏡をかけ直して本舞台へ。僅かに着崩れ、亡我して緩んだ表情が「情事の後」を思わせる‥セクシーな終幕となる。

[木村彩さん]
(4th)神話的なアニメーション作品に着想を得たのだろうか。「君たちを50億年見守ってきた‥しかし今ほど君たちの存在を脅威に感じた事はない」男性の声が暗闇に響き、やがて暗転が明けるとパールピンクのチャイナドレス×堕天使の黒い羽根を背負ってステージに立っている。盆〜花道〜本舞台とステージを広く、大きく使ったバレエ風のムーヴ→ハイウェストのロングスカートの上にアシンメトリーなデザインの肩出しポンチョを重ねたパステルグリーンの衣装→ホルターネックから伸びる二本の帯を手首に結わえて振袖風に使うドレス→ベッドショーへ。スピリチュアルな雰囲気の女性ボーカル曲に乗せてしなやかに舞い‥その合間にポーズを差し込む構成のノーポーズ⇔ポーズベッドで艶やかに魅せる。

[豊田せりかさん]
(3rd)この日の観劇は彼女のステージ後半から。黒のブラ&Tバック&ニーハイ・ストッキング。鞭を腿に巻き付けてポーズを切り、椅子に俯せ脚を掲げてシャチホコ風に魅せる等‥テクニカルに展開する。

1706: DX歌舞伎町 20170502 (3rd)(4th)stage -outline- (2/2)    5月24日(水)17時00分 by くるりん
[豊田せりかさん]
(4th)ブライトブルー×ホワイトの和装は、裾の部分がまるで波しぶきの様な意匠。これに打ち寄せる波の音→TUBEのラブバラードで始まる最高にミスマッチな「和」の演目。この衣装をはだけてゴールドで刺繍が入るピンクシースルーの襦袢姿になり、花道でピックアップした白い薔薇を携えて盆に至り‥ベッドショーへ。女性ボーカル曲を一つ挟み「10年経っても‥ラブストーリー‥最後は君と」な曲で終幕に向かう。休業を間近に控えた「10年‥」のくだりが彼女のおよそのキャリアと重なって‥ちょっぴり切ない。

[清本玲奈さん]
(3rd)タイトな身頃の白いタンクトップに青いスキニーデニム。これに黒のブルゾン&ショートブーツを合わせて踊りまくる‥ロックな演目。途中‥ブルゾンを脱いで袖に飛ばし、代わりにオレンジシースルーの布を振り廻すと、それに応える様に何人もの観客がタオルを廻し始めたり。紫シースルーのベッド着で盆入りしてしっとり纏める‥かと思いきや徐々にテンションを上げてゆき、最後はノリノリのダンスベッドで締めてみたり。「盛り上げ所」を心得たライブ感あふれるステージが、何だか新鮮だった。
(4th)本舞台に揃え置かれた二脚のパイプ椅子が良い仕事をする「技あり」の演目。椅子から立ち上がり、背後に廻り込むと背もたれを掴んでガッ‥と左右に開き、開門したゲートをくぐる様に間をすり抜けて花道へ。その後、離れた椅子を再び横並びに整えると脚を組んで座り、そこにクラクション&排気音のSEを重ねて「ドライブ中の助手席の彼女」になってみたり。また、衣装はオレンジ色のふわふわミニワンピ‥からパープルのミニドレス→ダークグリーンのワンピース‥と、コントラストの効いた色鮮やかな変遷を見せ、その着替えも本舞台の床に散らされた衣装を舞いに絡めてピックアップしたり脱ぎ去ったり‥と一瞬たりとも観客の気持ちを逸らさない創意工夫に満ちたもの。ベッド入りは件の椅子を折り畳んで胸に抱え、軽快にステップを切りながらターンテーブルにin→盆中央に設えた椅子を援用したポーズベッドで魅せる。中でも座面に片膝を突いて前傾→後方高く脚を伸ばすポーズが美しかった。

1707: 5頭    5月29日(月)14時41分 by Tim
いつも詳しいレポありがとうございます。
この週は、私も出張絡めて観ました。
玲奈ちゃん、今、一番観たい踊り子さんです。
せりかちゃんをみれなくなるのは寂しいですね。

http://wwr2.ucom.ne.jp/internet/tim/report546.htm

1708: レスありがとうございます    5月31日(水)12時15分 by くるりん
玲奈さん‥デビューして間もないのに独特の雰囲気、というか空気感?を纏っていて感心させられました。他の演目にも出会ってみたいです。
せりかさん‥見れなくなるのは本当に寂しい。なので今週も川崎ロック座に足を運んでしまいました(T_T)
5結川崎は‥A新人さん?の意欲作やダンス巧者BCDの連続香盤、チャーミングな@Eなど見応えたっぷり(^^)
ちょっぴりスレ違い気味でアレなのですが‥オススメです。

1709: くるりんさんへ    1月26日(金)14時03分 by 大阪人
くるりんさんへ、詳細なレポ、たまに読んでいます。でも、ここまで、
詳細なレポを書こうと思えば、それなりにメモを取らないといけないのでは。。。
観劇できてますか。メモに気を取られて。

関東は劇場が、閉鎖した所があるとは、いえ多いのでうらやましいです。
大阪では、東洋と晃生の2件になってしまいましたからね。

1710: DX歌舞伎町 20190529 (timeline)(1/3)    6月14日(金)21時00分 by くるりん
F波多野しずくさん(2nd)
この日の観劇は彼女のステージ後半から。右太腿に拘束具風のバンドを巻いてのポーズベッドは、切り返してポーズに至るタイミングの取り方が独特で、何だかクセになりそう。

G桜庭うれあさん(2nd)
「ティグディントン、ティグディントン♪」なリフレインが印象的なガールズポップに乗せて、レインボーカラーの傘を携えた「てるてる坊主」コスチュームで登場。この後ライムグリーンのトップス&ミニスカート→ゴールドスパンコールのトップス&ブルースパンコールのショートパンツ→前身頃に青地×白ドットの大きなリボン風アレンジを施した白レースのキャミソール姿へと展開し、ラストは開いた傘を差し上げながらポーズを決めるベッドショーへ。Hバランスで浮かせた脚を曲に合わせて曲げ伸ばしするムーヴが可愛らしかった。

@北川れんさん(3rd)
白いシャツに緩めのネクタイ、タイトな黒のジャケットにストライプ入りのワイドパンツ。中折れ帽に黒のローファーで始まる、ちょっとハードボイルドに寄せた男装の演目は、この後ピンクシースルーのシャツに着替えてターンテーブルにin→ベッドショーへ。プレーンかつオーソドックスなポーズベッドで手堅く纏めている。

Aちるちる☆いちるさん(3rd)
黒いマントを羽織った「リボンの騎士」風の男装での剣舞‥からパープルメタリック×白シースルー&ゴールドの段々フリルのゴージャスなドレス姿→本舞台左側で脱衣→恋人だった?騎士の被っていた忘れ形見のハットを抱き締めて盆に至り‥ベッドショーへ。演目をデラカブ仕様に上手くアレンジできなかった為だろうか、若干唐突な感じでステージが終わってしまったのが少々残念だった。

B青山ゆいさん(3rd)
東洋のダンスクイーン=青山ゆいがこの日三回目に披露したのは、まるで何かに取り憑かれてしまったかの様なトランス系のパフォーマンス。黒シースルー×レースのネグリジェドレスをはだけつつ盆になだれ込むと目をカッと見開き、膝立ちの体勢から震える両手を宥める様にゆっくり掲げ、やがてステージ終盤‥曲の昂りに呼応して髪を振り乱し、盆を突き通さんばかりの激しいヘッドバンギングを繰り返す。狂気と正気の境目ギリギリの所で踏みとどまる、その危うさ‥というか緊張感が、何だか最高だった。

1711: DX歌舞伎町 20190529 (timeline)(2/3)    6月15日(土)11時45分 by くるりん
C空まことさん(3rd)
最初はステージの背景として置かれていた3本の白い和傘をピックアップして舞いに絡めてゆく「紫の和装×HIPHOP」な演目を披露。一見すると白にしか見えない和傘にはブラックライトに感応して光る柄が描かれていて、傘を振り廻しながら途中で照明が落ちると妖しい図案が闇に舞う。加えて「うねり、しなり、くねる」ムーヴの滑らかさも絶品で、結果、他の誰にも似ていない完全無欠の「空ワールド」に。超ひさしぶりだったけど、見れて良かった。

D木場ちひろさん(3rd)
ミッドナイトブルーに銀河を描いたデザインのパーカーを頭からすっぽり被り、両耳をオレンジ色の大きなヘッドホンで塞いでいる。少し尖った感じのイマドキのJKがミニスカートの裾を翻し、スカートの奥に煌めく白いパンティが悩ましいダイナミックな前蹴りが印象的なダンスで魅せると、この後、パーカーを脱いで爽やかな夏のセーラー服に転じ、更に普段着感満載‥オフホワイトのシンプルな下着姿に。ステージラストはパワフルに切り返す連続ポーズ→ノリノリのダンスベッド。若さと瑞々しさが炸裂する‥満開の笑顔でのフィニッシュ!となる。

E中条彩乃さん(3rd)
本舞台中央に置かれた椅子に片足を乗せ、背中を向けたハードボイルドな決めポーズから振り返って始まるこの演目は、黒のブラトップの上にダークグリーンのジャケット&ミニスカートを纏い、黒のヒールつきロングブーツでステージを練り歩く‥そのふてぶてしさが魅力的な「ちょいワル×カワイイ」テイスト全開のステージ。生意気だけど憎めない‥やんちゃな感じが何だか良かった。

1712: DX歌舞伎町 20190529 (timeline)(3/3)    6月16日(日)06時30分 by くるりん
F羽多野しずくさん(3rd)
♪目の前のガラスを割れ!的な楽曲で始まるロックな演目‥なんだけど、フードを被ると犬さんに見える?可愛らしいパーカーを着用してのパフォーマンスは、その「甘辛加減」が何だか絶妙。この後も反骨精神溢れるロックナンバーに乗せてダンサブルに展開し、彼女の魅力を凝縮した「カワイイ×カッコイイ」路線で一気に突っ走る。

G桜庭うれあさん(3rd)
桃色の片想い♪だったり、不思議な不思議なピーチパイ♪だったり‥と桃づくしの選曲で綴る絶品アイドルステージ。セットリストや振り付けも「カワイイ!」の一点に向けてギュギュッと凝縮される感じでアイドル偏差値?が非常に高い。その一方で屈託のない笑顔からハイスピードで切り返すキレッキレのポーズベッドを披露する等、パフォーマンスの面でも安心して見ていられる。アイドルストリッパーの「完成形」だと思う。

1713: 6月14日21時00分の投稿    6月16日(日)07時45分 by くるりん
×波多野しずく
○羽多野しずく

失礼しましたm(_ _)m

1714: DX歌舞伎町 20190629 (timeline)(1/4)    8月10日(土)21時50分 by くるりん
C美咲遥さん(1st)
白い打ち掛け→これを脱いでブルー×オレンジの花柄着物ドレス→肌襦袢へ展開する「和」の演目を披露。ある程度キャリアを積んだ踊り子さんのムッチリボディって‥何だかイイんだよなぁ(^^)

DMIKAさん(1st)
ダンスレッスン着風の黒ストレッチスラックス&キャミソールトップで盆付きスタート→ピンクシースルーの衣装で「地上戦」ポーズベッド‥からの超絶エアリアルは、リング内で頭を下にした 180度開脚で描く逆T字を皮切りに、その肢体が英小文字のh‥そしてbの様に見えるポーズへと変遷し、多彩なバリエーションで魅せる。また、盆上に吊られたリングを片手で掴みながら被り席を掠める様に周回してお客の帽子を脱がし、そのまま隣の客に被せてからステージをスタートさせたりと、硬⇔軟を自在に使い分けながら演目をビルドアップしてゆく‥そのセンスに感嘆させられた。

E友坂麗さん(1st)
白いブラウスに黒のタイトミニ、赤いヒールの女教師演目=GTRはステージ後半のインタラクティブかつエロスな展開が素晴らしかった。纏められていた長い黒髪は、しどけなく横たわって後、ほどかれて目隠し風に顔を覆ってミステリアスに。そして廻る盆の上‥穿いていた黒ストッキングを自らの手で破り、秘唇を撫で廻すオナB→最後は被り客の手でそのストッキングを脱がせてしっとり妖艶なベッドショーへ。要所要所で眼鏡を掛けたり外したり‥といった小技も絶妙に効いていて、とにかくエロい。ストッキングを脱がす際にもたついて焦る被り客と、冷静な彼女との対比がちょっぴり面白かった。

F武藤つぐみさん(1st)
ピンク×グレー?×白のウェイトレス風の衣装&ウサ耳カチューシャで本舞台に3つ並べたボックスの上に横座り。上空にはリングが吊られていて、ステージ前半にエアリアルを入れ込むちょっぴりレアな構成の演目。蓋付きのボックスからの衣装の出し入れを経てダークパープルのキャミソール姿になると「乾杯〜いま君は人生の〜」的な曲に乗せて袖の応援客は発泡酒、彼女はいいちこのボトルをカツン!と合わせる演出が入る等、少々支離滅裂で散漫な印象を受ける。「結局この人は何がしたいの?」的な感想が先に立って、正直あまり楽しめなかった。

1715: DX歌舞伎町 20190629 (timeline)(2/4)    8月13日(火)18時25分 by くるりん
G小宮山せりなさん(1st)
白ブラウスに黒タイトミニ‥な女教師演目の小宮山せりなバージョン=GTS。基本的なフォーマットは友坂さんのGTRと共通する部分が多いものの、茶髪ロングを纏めずに靡かせ、足元はシルバーのヒール、ストッキングは黒のニーハイ&赤いガーターベルト‥と独特の妖艶さを醸し出している。袖の応援客にパンツを被せたり‥等、コミカルな演出も楽しかった。

H真白希実さん(1st)
片肩脱ぎしたピンクシースルーの襦袢姿で座り込み、盆付きスタート。紐で十字に縛られた「お重」を側に置きつつステージ冒頭から美しい連続ポーズを決める「乙姫様?」な演目は、この後本舞台右側でピンクシースルーの振袖&シャギースカートに着替え、ダンスベッド的な展開を経て艶やかにフィニッシュ!

@御幸奈々さん(2nd)
黒ベースにゴールドのチェーン風アレンジを施し、フリル部分はパープルな感じのセパレーツ。いつも通りの豊富な運動量でキレッキレのアクティブダンスで魅せた後、ピンクシースルーの振袖付きミニドレス姿に転じ、デラカブの広いステージ空間を目一杯に使う‥柔らかくフワッとした舞いにシフト。まるでそこだけ重力が存在していないかの様な軽やかな「足捌き」にベテランの新境地を見る。

Aチナツさん(2nd)
ブート感強めで重いサウンドに乗せ、打ち掛け→着物ドレス→ピンクシースルーの襦袢へと展開する「威風堂々」花魁な演目。十分に引き締まり、かつ力強い肢体とパフォーマンスは、特別なこの週の為に仕上げてきた物なのだろうか‥並みいるロック座のトップランカー達にも決してひけを取らない。OGの見せる「所属の意地」が、メモリアルウィークに華を添える。

1716: DX歌舞伎町 20190629 (timeline)(3/4)    8月14日(水)18時05分 by くるりん
B葉月凛さん(2nd)
トリッキーな演目が多い彼女のステージの中でもひときわ異彩を放つ「熱海」を披露。高座にある様な「捲り」を使って旧き良き時代の温泉場的なシチュエーションをテンポ良く演じてゆく。盆に腰かけ脚を揺らしてチャプチャプ「足湯」→プロジェクター画像&ナレーションで春画や性的な御神体について解説する「秘宝館」→王道の「お座敷ストリップ」→クラッカー、ラッパ吹き、オロCの栓抜き、林檎の切り分けが楽しい「花電車」とリズミカルに展開し、最後は軽やかな曲に乗せたダンスベッドで本舞台に引き上げ、可愛らしく笑顔でフィニッシュ!

C美咲遥さん(2nd)
パールピンクのトップ&パステルカラーでフリフリのドーム型スカートのロングドレス→オレンジレッドのセパレーツに黒のハット&ブーツ→盆に設えた椅子を援用してベッドショーへ。座面に片膝をついて前傾→反対側の脚を高く蹴り上げて描く「人」の字‥などのポーズで魅せる。

DMIKAさん(2nd)
オレンジ×黒のパンツの上にオレンジ×ピンクの和装トップス。「いらない何も捨ててしまおう〜♪」な曲でハードに踊りつつ、途中で上を脱いでトップレスになる導入部→単発でも難度の高いムーヴを幾つも織り交ぜた「バレエ×コンテンポラリー」な後半戦まで、まるでダンススキルの見本市の様な展開を見せる圧巻のステージは、ラストの男性デュオ曲でのセンシティブな舞いで柔らかに着地する。圧倒的なハイパフォーマンス‥だけでは体現できない「観劇後の余韻」こそが彼女の真骨頂なのかな、とつくづく思う。

E友坂麗さん(2nd)
オレンジシースルーのロングキャミソールの上にストライプ入りゴールドシースルーの布を羽織るスタイルで、MIKAさん同様「いらない何も捨ててしまおう」な曲で始まる彼女のステージは、選曲がこのアーティスト縛りになっていて、演目に一本筋を通す様な印象。また、ステージ中盤で豪快に振り廻す‥白地×外周がブルーの大きな旗は、本舞台に退いて後、彼女のボディラインを透かしてシルエットショー的に魅せる等、ステージ全体のアイコンとして上手く機能している。ラストを締めるのは激アツなダンスベッド‥なんだけど、過熱する場内に冷水を浴びせかける様なクールな表情&流し目が堪らなかった。

1717: DX歌舞伎町 20190629 (timeline)(4/4)    8月17日(土)06時05分 by くるりん
F武藤つぐみさん(2nd)
パープルっぽい和装でキレキレダンス‥から黒のトップス&マイクロミニパンツ姿に転じ、下を脱いで黒のパンティ→上も脱いでトップレスになる演目。ダンスベッドではMJのリミックス曲をバックに観客を煽って手拍子を促したり、オープンショーでは次の出番のせりなさんの為にエアリアル・フープを盆上に設えたり‥と、フックの効いた、ちょっぴり癖のあるステージで魅せる。

G小宮山せりなさん(2nd)
打ち掛けに前結びの帯&オレンジ、グリーン等多色使いの着物ドレスでネオ花魁スタイル‥から徐々に脱いでゆき、ラストは盆上に設えられたエアリアル・フープでのパフォーマンスで締める演目。10時10分の位置でリングを掴むと眼にも止まらぬ「超高速」スピン→真っ直ぐに伸ばした脚をクロスさせてホールド&頭を下に向けて描く逆Y字‥など、独創的なポーズを用いて、エアリアルを上手くステージに取り入れている。

H真白希実さん(2nd)
フリフリでブルー×ピンク×ホワイトの配色?片方だけスカートの裾が長いアシンメトリーなセパレーツで盆付きスタートするこの演目は、いきなり超絶美技のバトントワリングで魅せるなど、最初からアクセル全開。一方ベッド入りは、ダークパープルの地にピンクのフリルをあしらった衣装でしっとりと。ピンクのフリル繋がり?コーデを上手く使って、演目に統一感を持たせている。


HOME 0 〜 50 〜 100 〜 150 〜 200 〜 250 〜 300 〜 350 〜 400 〜 450 〜 500 〜 550 〜 600 〜 650 〜 700 〜 750 〜 800 〜 850 〜 900 〜 950 〜 1000 〜 1050 〜 1100 〜 1150 〜 1200 〜 1250 〜 1300 〜 1350 〜 1400 〜 1450 〜 1500 〜 1550 〜 1600 〜 1650 〜 1700 〜