長文レポのサンクチュアリ
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●「セクシー・モンキーズ」レポ

2015年10月1日(木)新宿二丁目のサニーサイド・シアターという劇場に行ってセクシー・モンキーズ公演「スポット☆ライト」を見てきました。
チナツ、早瀬みな、千葉なぎさ、牧瀬茜の踊り子たちと長浜満里子、天海七音(あまみやなお)の6人の皆さんによる、歌あり踊りありお芝居ありのステージで、涙と笑いの楽しい、そして心があたたかくなるエンターテイメントでした。公演中(10月1日〜4日)なので、簡単に。

新宿二丁目交差点から歩いてすぐの、小沢ビルという小さなビルの地下1階が劇場。受付で入場料3000円。中に入ります。会場は小さめの映画館くらいの広さで、客席がわりあい急な階段状になっていて、後ろの席からでも舞台がよく見渡せます。もうほとんど満席、女性客もおおぜいいます。私は4列目の席にかけました。

開演時間になったところで長浜さんが舞台に出てきて簡単な注意事項。
写真撮影やケータイの使用禁止とか、トイレは今のうちにとか。
ここで会場にいた牧瀬さん「トイレはそこを出たところですが、途中でTシャツを売りつけられる恐れがあります」(笑)
そして2人引っ込みます。
少ししてBGMが大きくなり。同時に照明が消えていって場内真っ暗に。
暗い中、声が流れてきます。東北かどこか、地方の母娘の会話か。
東京のショービジネスの世界にあこがれる娘と、それを止めようとする母親。
そして汽車の音。戦後まもなくの時代のようです。
ここで照明がつきます。
野暮ったいコートを着て小さな手荷物1つを持った田舎娘(牧瀬)、希望に目を輝かせて「東京ムーランルージュ」を訪ねます。「ダンサーになりたいんです」
最初は相手にされませんが、支配人でもあるお姐さん(長浜)が置いてくれることになり、キャンディーという芸名をもらいます。
そして(劇中劇で)ショーが始まります。
ミュージックが流れ、ダンサーが全員集合。舞台は急に華やかになります。拍手。
群舞になったり、2人づつ組んだり。
チナツさん、千葉さんはダイナミックでセクシーに、
早瀬さん、牧瀬さんは可愛く。
女優の長浜さん、歌手の天海さんも良い乗りで踊っています。
(一人一人にベティとかラブリーとか芸名がついていたようです)
なつかしい曲もたくさん出てきましたが、覚えているのは「I wanna be loved by y○u」や「愛○讃歌」や「My W○y」くらい。天海さんの生歌もいくつかありましたが、ややはすっぱな声で歌う「カモナマイハ○ス」が江利チエミふうで中々良かったです。

ダンスの合間にお芝居。
華やかなショービジネスの世界ですが
店の経営難にあえいでいるお姐さん(長浜)と妹(天海)。
ダンサーたちもそれぞれ悩みをかかえています。
恋を取るか仕事を取るか、二者択一を迫られる人。
体をこわして思ったような踊りができなくなって酒におぼれていく人。
生活のため、ギャラの高いライバル店に引き抜かれていく人。
そして去って行くときの最後のソロのダンスがそれぞれ心にしみてきます。
そんなふうに物語は進んでいきます。

全編を通じて悪人は一人も出てきませんが
出会いと別れ。切なくなる場面がいっぱい。
そして全編を通じて舞台への愛があふれています。

最後の方で牧瀬さんのナレーションで
「…(ステージは)必要なものではないかもしれませんが…守りたい…残したい」
という言葉が耳に残りました。
これは今のストリップにそのまま当てはまります。
そして終わります。拍手。
カーテンコール。メンバー紹介と、一人づつ短いスピーチ。
天海さんはご自身のCD「ミュージアム」のコマーシャルも。そのあとチナツさんだったかしら
「明日が本番です。みなさん是非また来てください」(笑)

そんなふうにして暖かい拍手のうちに終わりました。
私は受付で千葉さんからセクモンTシャツを買って(写真ポストカード2枚付きで2500円)それから天海さんからCDを1枚買って(1500円)外に出ました。
(注)天海さんは歌手としては柳原三菜子の名のようです。
雨は上がっていました。

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

- 10/02 14:24
- 行った人


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