長文レポのサンクチュアリ
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●「踊り子四人会 第2弾」レポ

2015年8月30日(日)先週に引き続き新宿シアターPOOに行って「踊り子四人会」を見てきました。今回は簡単に。(^^)

開演予定の13時を15分ほど過ぎて司会の松本格子戸さんが出てきて前説、そして始まります。
1京はるなさん
未来的音響の中、青色かつらに白いブーツで登場、アンドロイドの動き。これが可愛くて上手い。そして舞台の奥で白い布におおわれていたものをはがすと、出てきたのは白い骸骨。彼女は機械的な動きのまま治療を試みますが当然骸骨は再生しません。そこで彼女はパソコンを操作し、人間には寿命があるという情報を得ます。同時に悲しみという感情も。ここから人間の動きになって骸骨の上にかぶさるようにして声を上げて泣きます。やがて骸骨を相手にオナベッド…しばらくして骸骨を白い布でくるんで安置。再びアンドロイドの動きになって最後に何か言うように口を動かします。「アリガトウ」と言ったのか。そして終わります。悲惨な事件・事故の多い昨今、命の重さを「アンドロイド」に教えられた気がしました。

2朱魅さん
乗りの良いラテン風の曲が流れ、白を基調としたセクシーなドレスで白い羽根飾りをつけて登場。昨日は浅草でサンバカーニバルでしたが、その乗りで笑顔で明るくダンス。2曲目では羽根飾りやドレスを脱いで、白いブラとミニスカになり、より激しくエロティックに踊ります。腰をふったり胸を揺らせたりと挑発的ですが下品にならないのはさすが。踊り回って一旦引っ込みます。3曲目からはマド○ナの歌。ここでブラをはずし赤いガウンをはおって椅子にこしかけて目を閉じて指をしゃぶったり。やがて椅子からすべり落ちるようになって床でオナベッドショー。手の動きがしだいに激しくなって、そして果てます。静寂。少しして起き上がり、晴れやかな笑顔。奥へ下がってポーズを決めて終わります。オープン曲がかかりますが朱魅さん笑って辞退。それでも曲がかかり、あとはいつものようにオープン。盛り上がって終わりました。

3伊藤舞さん
赤いロングドレスに白いショールで登場。愁いの表情で男性ボーカルに乗って踊ります。時にゆっくり時に速くスピン。そして苦しそうな顔で舞台に横になります。一旦静寂。そのあと激しい曲になって男のワイシャツにやぶれたジーンズ、そして扇子を持って踊り狂います。やがてワイシャツやジーンズを脱ぎ捨て、赤い着物を着て黒い帯をしめて踊ります。歌舞伎のように、現代バレエのように。凄絶かつ妖艶に。踊り回ると倒れ込み、静かな曲が流れる中、踊りとも芝居ともつかない動き。愛も憎しみも、罪も業もすべてを包み込んでいくように。ここで客席からリボンと花吹雪。それが踊りと一体になって華麗なアート空間に。そして花吹雪に埋もれていくように終わります。深いです。

4若林美保さん
「あー夏○み」が流れる中、紺色の浴衣で紫の和傘をさして涼しげに登場。笑顔で踊ります。途中で傘を置くと帯の後ろに差してあった団扇を出してひらひらさせて踊ります。一曲踊るとザーッと夕立。やがて止むと、「真夏○果実」。いったん左に去ります。しばらくして地味な浴衣で手桶を持って再登場。手拭をしぼったり背を向けて浴衣を下げて背中を出して、手拭で体を吹いたり。このへんの仕種が美しいです。やがて浴衣ははだけて白いフンドシ姿に。粋。そして「Get al○ng together」で大きくポーズベッド。ブリッジのような姿勢から起き上がると、浴衣は下に落とし、笑顔でポーズ。オープン曲が流れると青い法被を羽織って元気に踊り回って終わります。

休憩時間になります。
3:25頃再会。また4人楽屋着に着替え、格子戸さんの司会でトークショー。又々オフレコ話がいっぱい。
なお舞台の上手奥には初代一条さゆりさんの写真パネルが飾ってありましたが、(舞台で一条さゆりさんを演じた)若林さんへ贈呈されます。お客さんからのプレゼントだそうです。
トークショーの後は恒例の写真撮影のコーナー、このあたりで4人に大入袋が配られます。
そんなふうに盛り上がって4時少し前に終わりました。

以上は個人の感想です/勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

- 08/31 23:31
- 行った人


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