長文レポのサンクチュアリ
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●「Big Bird Festival」レポ

2018年1月19日(金)恵比寿天窓switchというライブハウスに行って、先日の「新春ラブリーモンキーズ」でチナツさんが告知していた大鳥れい
さんのライブ「Big Bird
Festival」を見てきました。宝塚出身の歌手で女優の大鳥れいさんのライブで、今回がデビュー25周年だとか。出演は他にチナツ、飯田緑子、成尾
憲治、NORIYASUの皆さん。私はこのイベントは初めてでしたが、大鳥れいさん歌に踊りにトークにと大活躍、5人の息の合ったステージで暖かく盛り
上がりました。以下、覚えている範囲で簡単に。

JR山手線恵比寿(えびす)駅東口を出たのが夜の7時ころ。10分ほど歩いて会場のある建物に着きます。行列について階段を降りて受付で、予約してあっ
たのでドリンク代600円払って中に入ります。もうほとんど満席。何とか3列目の席に座れました。
会場は町中の映画館くらいの広さ。天井が高く、二階席もあるようです。舞台にカーテンはなく、下手にグランドピアノ、中央にはパーカッション(太鼓の一
種)が2台、上手には大きなアンプのようなもの、あとスタンドマイクが数本、左右には大きなスピーカー。客席はすべて前向きで、ライブハウスというより
劇場です。
場内は女性客が半数くらい。チナツさんのお友達の踊り子さんも何人かいたようようです。場内は混んでいて動くのも大変ですが、私はとにかくカウンターに
行ってジンジャーエールを貰ってきて飲みながら開演を待ちます。
お客はさらに増えて、完全に満席になったようです。
開演予定の7時半を5〜6分過ぎたあたりで、舞台に出演者が1人、2人…と出て来ます。
舞台の奥には下手にピアノの飯田緑子(みどりこ)さん大人なドレスで。上手にはイケメンなギタリストの成尾憲治氏。中央にはパーカッションの
NORIYASU氏が赤いジャケットにど派手なサングラスとすっかりイメチェンして。そして舞台手前ではチナツさん黄色のワンピ、大鳥れいさんは黒地に
赤い花模様のワンピ。お二人1950年代のアメリカのファッションみたいです。5人が揃ったところで大鳥さん生演奏をバックに歌い始めます。
「さあ不思議な夢と…ティラノザウルスお散歩…タイムマシンにお願い…」
さっそく乗り乗りです。客席から手拍子。
歌の合間にメンバー紹介や
「きょうはお忙しい所お集まりいただきありがとうございます」とご挨拶。拍手。そして
「私はデビューして25年になったんですが、歌も踊りもうまくないのによくやってこられたなと。キレイなんですけど」拍手。こういうことをサラッと言っ
てのけるところが大物ですね。
場内あたたまったところで
今日はなつかしい歌を行ってみようと思います、と言って次は
「バイバイありがとうさようなら…」と本当になつかしい「ズル○女」
チナツさんはダンスしたりバックコーラスしたり。彼女の歌を聞くのは初めてですが中々良い声。一度ソロで歌ってほしいです。そのあとピンクレ○ィーの
「UF○」を
ピアノの緑子さんの編曲でアダルトな雰囲気で、ということで
チナツさんと大鳥さん振りを付けて
「手を合わせて見つめるだけで…」とセクシーにジャズ風に歌います。拍手。
このあとチナツさん一旦去り、大鳥さん1人でしっとり「セーラー服と機○銃」を歌います。
少ししチナツさん頭にうさぎ耳をつけてバッグを持って戻ってきます。そして
中から小道具を色々取り出して、
成尾氏には蝶ネクタイ、緑子さんにはパンダの帽子、大鳥さんには猫耳、最後にNORIYASU氏には老眼鏡を渡していきます。やりたいことがあるとか。 
そして皆で「生きているということ…」と谷川俊太郎さんの詩の朗読をしていきます。
よく覚えていませんが、シンプルな中に深いメッセージとかすかなエロスを含んだ良い詩でした〜小学生には小学生なりの、老人には老人なりの解釈が出来
て。暖かい拍手。
あと1曲歌って1部が終わります。8:15。
ここで15分の休憩になります。

8時半を少し過ぎたあたりで第2部になります。
男性2人は黒いスーツで、緑子さんとチナツさんはシックな黒いドレスで出てきて、主役の登場を待ちます。
そこへ大鳥さん、黒い帽子に光沢のある(ベージュか淡い紫か)ロングドレスでエレガントに登場。拍手。
そして宝塚の大先輩の歌を歌います。
ラストダ○スは私に、思い出のサント□ペ、ミ□ール、などなど。
それぞれ良かったですが、私はミ□ールが特に良かったと思います。途中で台詞の入る歌ですが、これは単に歌唱力や演技力だけでは出来ない、人間力がない
と、なんて思いました。
そのあと大鳥さん「これも敷居が高いんですが、挑戦したい歌なので」と断って、あの歌になります。
初めは一人語りで原詞の忠実な訳を語り、そのあと
「あなたのもえる手で わたしを抱きしめて…」と熱唱。
(岩谷の詞がピアフの原詞と違い過ぎている、という批判があることは私も聞いていましたが)
大鳥さん、原詞の内容を紹介した上で日本で最もおなじみの岩谷版で歌うという離れわざをやってくれました。
これによりこの歌に広がりが出ました。歌い終わると大きな拍手。
大鳥「前半は美輪○宏さんの語りで、後半は岩谷○子さんの歌で、と良いとこ取りしました」ニコッ。改めて拍手。
このへんで女性ファンから花束贈呈。拍手。
このあとちょっと趣きを変えて
劇団○季のミュージカル「リトルマーメ○ド」からタコ女の歌で「パパのかわ○い天使」。
私はこのアニメやミュージカルを見ていないのでよく分かりませんが
ややコミカルながら人間心理のダークな面をオペラみたいに大迫力で。
そんなふうに歌います。拍手。
そして
「早いもので、最後の歌です」「えーーーーー!?」
そして「…縦の糸はあなた…」と中島み○きの歌を歌います。
大鳥さん守備範囲が広いですね。
歌い終わると大きな拍手。
その中を出演者5人が順に去っていきます。
場内拍手鳴り止まず、それが自然に手拍子になっていきます。こうなると出演者は落ち着かない(^^)
少しして5人もどってきて
アンコールに答え、大鳥さん
「いやよ大人しいお妃なんて…
 自由に生きるの…」と歌います。
ご自身の生き方と重ねているようでした。
歌い終わると改めてご挨拶。
それにしても大鳥さんのトークは楽しいですね。
関西弁を交えて、時におしゃれに時にコミカルに。
そして、物販もやっていますのでよろしくとか。
このあと記念撮影ということで、舞台に
5人そろったところをカメラマンの女性が撮ります。
(この時の写真は大鳥さんのツイッターに載っています)
そんなふうに会場全体が暖かい雰囲気に包まれて
拍手のうちにお開きになります。

場内は混雑しています。
私はせっかくだから物販コーナーで大鳥さんのCDを1枚買いました(2000円)。
出口では大鳥さんが一人一人をお見送り。「またきてねー」と言って無邪気に手を振ったり。フレンドリーなところも人気の秘密なのでしょう。
建物を出たのが9時半くらい。外の寒さは感じなかったです。  おわり

以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m

- 02/27 17:57
- 行った人


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