川崎ロック座
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●3/17

2018年3月17日(土)イベントがあるというので再び川崎Rに行きました。激混みでラストまで立ち見でした。以下、みおり舞さんの3回目と4回目を
簡単に。

3回目「ボレロ」
静寂の中、ラベルのボレロがかすかに流れてきます。
照明がつくとみおり舞さん
本舞台中央で正面を向いてまっすぐ立っています。3日前に見たとおりだ、と思っていると今回は腰に金色の細いレースのようなものを巻いているだけで全
裸。それだけで既に神聖な、完成した美しさ。 
そして始まります。うそーっ! 同じ動きのはずなのに全然違います。
マンダラ世界のような、というか、神が乗り移ったような、というか、
男性・女性・肌の色を問わず多くの舞踊家がチャレンジしているボレロですが
このボレロは、それらすべてを収斂させたような。
全裸だが全裸であることを忘れさせ、虚飾の全くない 
踊りそのもの、イデア界の踊りのような。 自分でも言っている意味がわからない。(^^;
曲が最高潮に達すると踊りも超絶技巧になりますが、その超絶技巧をも忘れさせるような。
大変なものを見てしまった。
曲は終盤に向かいます。
踊りながら本舞台に下がって行って、そこでクルクルクルッと回って終わり、暗転。
一瞬の後、客席あちこちからブラヴォー!ブラヴォー!ブラヴォー!いつまでも続きます。
ストリップではまずないことです。
そんなふうにして終わります。

そのあとトリプル・ポラ。それが終わるとフィナーレ。
踊り子さん全員が順番に出てきます。さすがに華やか。
合ポラはなく、フィナーレが終わり、カーテンが閉まります。イベントの準備をしているようです。
ここで客席に乾杯用の缶のお茶とクラッカーが配られます。すこしして
カーテンが開くと、本舞台に置かれたテーブルにケーキとろうそくとグラスが載っていて、踊り子さんたちが集まっています。そして武藤つぐみさんの司会で
みおり舞さんの2周年イベントが始まります。
ケーキにろうそくで乾杯!
そして花束贈呈。おおぜいのファンたちから贈り物も。
そして共演の踊り子さんたち一人一人が祝福のメッセージ
「いっしょに出られてうれしいです」「舞ねえさんの踊りは次元が違うと思いました」
「ねえさんの自由なところにあこがれます」
「初対面の時はこわい子やなーって思ったんですが、今では仲良しです」などなど
最後に武藤つぐみさんが得意の英語で
「コングラチュレーション…マイ・エヴリデイ・イズ・ハッピー・ビコーズ・ミオリマイ・ソバニイルカラ。レッツゴー」
などなど。心のこもったメッセージでした。
最後にみおり舞さんにスピーチが求められます。
舞さん「ありがとうございました。これからもマイペースでがんばります。
みなさんついてきて下さい」名セリフ。拍手。
このあとプレゼントコーナーということで
劇場招待券をお客の5名にプレゼント、じゃんけんで勝ち残った5人がゲット。拍手。
そんなふうに盛り上がってイベントが終わる間際に
武藤さんが舞さんの後頭部に手をあて、顔をケーキに、ぐちゃ。 あ、
休憩時間になります。
5分ほどして4回目がスタート。場内は満席のまま。
……(中略)……
武藤つぐみさんのオープンが終わり,暗転。10:45頃
舞台にギター、アコーディオン、パーカッションの男性ミュージシャンが3人出てきて生演奏がスタート。
そしてみおり舞さんのダンスで「アイリッシュの恋占い」
やはり生演奏は違いますね。乗り乗りのダンス。手拍子。
楽しく終わるとポラショー。
長い行列ができます。この間も生演奏は続きます。
見学していた踊り子さんたちも客席で曲に合わせて踊ったり、お客も踊ったりと場内カオスに。いつからいたのか、南まゆさんも来て「しこたまガールズ」が
そろいました。
ポラは延々と続いています。なおポラプレに武藤つぐみさんデザインの、みおり舞さんの似顔絵が描かれたクッキーをもらいました。
ラストまでいたかったのですが、私はここで劇場を出ました。11:25頃。
この後はオープンショーで盛り上がったことでしょう。
(注)「文學界」5月号(税込970円)p234〜235に九龍ジョー氏による「若き藝能者たち
第31回 ストリップ小屋の厳かな静寂ーみおり舞、武藤つぐみ」という記事があって当日のことが書かれています。

- 05/06 13:08
- 見物人


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