池袋ミカド
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●池袋ミカド劇場[2021-0408]DE

D恋沼あおさん(4th)
黒レース×スパンコールのミニドレス‥の上に赤いショートジャケット&シルクハットを纏って始まる恋沼さんの四回目は、歌詞にも「シルクハット」というワードが頻出するキャッチーな選曲や、脱ぐ前から既に美巨乳が零れているセクシーなネグリジェドレス姿、センチメンタルな歌詞とハイトーンボイスが絶妙にマッチしたベッド曲の美しい世界観‥と、デビュー二週目とは思えない程充実した内容になっている。顔立ちも可愛らしいし、ステージ度胸も十分。これでウェスト廻りがもう少しシェイプされれば早々に「化ける」かも知れない。数ヶ月先の「彼女」が、ちょっと楽しみだ。

E春野いちじくさん(3rd)
白黒のブラウス&ミニスカートにチェックのエプロンを合わせてパン屋の女性店員さん‥から食パンの被り物に白いコック服のパン職人になり、そこから茶色のエプロンを解いたり胸元をチラ見せしたりして徐々にセクシーに。メロングリーンの大きなカップのブラの下にはメロンパン、開いた脚の付け根にはホットドッグ、食パンマンの被り物をしているのに曲はアンパンマンだったり‥とコミカルかつシュールに展開し、ステージラストを飾るダンスベッドは、全裸に濃いグリーンのハート型サングラスのみを身に着けて演じるなど、単に可愛らしい‥だけに留まらない、一癖も二癖もある「春野いちじくワールド」で魅せる。

E春野いちじくさん(4th)
裾に近い部分に油絵風の重厚なタッチで花の意匠が描かれた肩出し白のロングドレス→色とりどりの花で飾られた襷を掛けた白のミニドレス→フレンチスリーブに段々フリルをあしらったピンクシースルーのネグリジェドレス‥へと変遷する四回目は、ダンスらしいダンスもなく、ポーズらしいポーズも切らない、更に言えば所謂「ノーポーズ」ですらない、終始フェアリーでゆったりした時間が流れる、ある意味大変に「攻めた」作品に仕上がっている。極上の癒しと穏やかな雰囲気‥だけでこのワンステージを乗り切ってしまう所に「春野いちじく」という踊り子の非凡さが良く表現されていると思う。

- 04/22 19:35
- くるりん


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