新宿ニューアート
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●新宿ニューアート[2021-0420]@ABC

@沢村れいかさん(3rd)
ピンクのショートウィッグに黒のビスチェ&ピンクシースルーのブラウス姿で始まる沢村さんの三回目は、終始磐石の安定感で推移する絶品のダンス演目。アーティスト名に掛けた黒×ピンク縛り?の装いで演じる重厚なステージからは、スピードとキレ一辺倒で押し捲る今までのパフォーマンスとは一味違う「凄み」が感じられた。

A藤川菜緒さん(3rd)
小さな日傘を手にしたパステルホワイトのシャギーミニドレス‥からネイビーブルーのスカート&スカイブルーのシャツブラウス姿へと展開し、爽やかお嬢さんスタイルで魅せるステージは、観客を巻き込む「焦らし」の演出が楽しかった。脱いだパンティを丸めて客席に投げる‥かと思いきや投げない。口にしたキャンディを被り客に差し出す‥と見せかけて「パクリ」とくわえ直してニッコリ。貰える訳ない‥と頭では解っているんだけど、つい釣られて、結果、悪戯っぽい笑顔の彼女に幻惑させられてしまう‥その一連の「流れ」が妙に楽しかったりするのです(^^)。

B宇野莉緒さん(3rd)
金髪ショートボブでベビーフェイスな宇野さんの三回目は、衣装は白黒のモノトーン、楽曲は「ベビメタ」のみ?と「縛りを効かせた」こだわりのステージ。ストロボアクションを効果的に使った絶妙な照明とも相まって激しい中にもポップな仕上がりが印象的でした。

C香山蘭さん(2nd)(3rd)
和傘二本使いの日舞から洋装での舞いへと滑らかにシフトする二回目と、ダークカラーのロングドレス&白レース日傘でコンテンポラリーダンスを踊る三回目をそれぞれ披露。二回目は和傘から、三回目は洋傘から「花びらを散らす」演出が入り、静かな曲メインのセットリストでじっくり魅せる構成になっている‥など共通点も多いこの二演目は、香盤全体の流れの中でも良いアクセントになっていて、観劇後の余韻を豊かなものにしてくれていた様に思う。

- 05/05 16:10
- くるりん


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