DX歌舞伎町
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●DX歌舞伎町 20170204 (3rd)(4th)stage -outline- (3/3)

[清水愛さん]
(3rd)赤紫に白い柄の着物‥帯は白×黒×赤紫だったろうか。帯の上からは明るい色の帯揚げ?が外にはみ出し、前身頃を覆う様に、たっぷりボリュームを持たせて垂らされている。次いで黒や黄緑などの色をパッチワーク風に紡いだ和装に転じ、二本の白い下帯をほどいて振り廻す狂乱の舞いにシフト。新体操のリボン競技の様に艶やかな軌跡が空中に描き出され、一抹の危うさを孕みながらもその美しさで観客を魅了する。クールに着崩した衣装、歌舞いた演出、らしくない選曲‥なのに「和」が濃厚に匂い立つ、清水愛の「ネオ日舞」から目が離せない。
(4th)天使の羽根を背負い‥後ろ向きにしゃがみ込んだ体勢から、伸び上がる様にジャンプ!→キレとスピード感がハンパないハイスパート・ダンスへ。ゆったりした身頃‥黒の衣装に身を包んでの舞いは「突き」「蹴り」を入れてアグレッシブに。そして時折披露される高速ターンではドレスに風を孕ませて美しいフォルムを描き出す。演目中、何度も着脱される天使の羽根に天使⇔人間の‥衣装の白⇔黒の変遷に善悪の葛藤が見え隠れし、ステージ後半‥ポーズベッドを締める「のけ反りスワン」が、そのまま次のダンスベッドの起点となるドラマチ

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- 03/20 13:45
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●DX歌舞伎町 20170204 (3rd)(4th)stage -outline- (2/3)

[御幸奈々さん]
(3rd)赤〜ピンクのロングドレスの上から締める黒のコルセット。白いショートブーツ。軽やかに舞い、次のパート‥ピンクのブラトップ&ミニスカートに転じてからは更にキレとパワーを増してノリノリに。次いで淡いピンク‥ホルターネックのトップス&ロングスカートからピンクでフリフリのガーターベルト&パンティ姿になってベッドショーへ。ノーポーズからK→シャチ→スワン‥と王道な展開で魅せる連続ポーズベッド。この時のスワン‥そしてオープンショーでのしっかり足首をホールドするビールマンは反りが深く、特にオープンショーではポーズをキープしながらの片足ピョンピョンを披露するなど、相変わらずの身体能力の高さに舌を巻く。
(4th)下に着込んだ黒の衣装がうっすら透けている赤レースのミニドレス‥からこれを脱いで黒のトップス&ミニスカート&腕カバー&ショートブーツに転じ、ベッドショーはピンク色‥フリフリのナイトドレスでしっとり演じる。「赤」はいつもの‥「黒」は本舞台後方に組まれたフレームに乗ってポーズを決めたり、コンテンポラリー風に踊ってみたり。「ピンク」は揃えた指先で秘唇を撫で廻す悩ましいオナニーベッドで魅せたり‥と、各パー

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- 03/17 10:30
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●DX歌舞伎町 20170204 (3rd)(4th)stage -outline- (1/3)

[浅葱アゲハさん]
(3rd)仰向けで膝を立てた体勢からオナニーベッド‥の後は膝立ちになって自らを慰め、最終的には見えない「誰か」にしがみついて腰を使う正常位でのエアセックスに至る一連の流れ。本舞台〜盆を広く使って伸びやかに展開しつつも、その表情に「憂い」を残すコンテンポラリー・ダンス。そしてバックに流れる「変わらなくていい‥そのままでいい」のフレーズが切ない女性ボーカル曲に、昨今の業界を取り巻く様々な状況がオーバーラップして妙に切なくなったりもして。ラストは圧巻のエアリアル・ティシューでステージを締め括るのだけれど、個人的にはその前段「地上戦」の部分に単なる空中パフォーマーに留まらない「ストリッパー=浅葱アゲハ」としてのアイデンティティーが強く感じられて‥興味深かった。
(4th)キャラクターが描かれたTシャツの上に白シースルーのカーディガンを纏い、下はパステルカラーのワイドパンツ姿で直径数十センチは有りそうな大きなタマゴを抱きかかえた体勢で始まるステージは‥懸命にタマゴを暖め、孵そうとする前段と、殻を破り、生まれ出た「何か」に彼女が憑依して演じる後半部分の二部構成になっている。寓意性が高く、若干の解り難さがあ

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- 03/13 05:30
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