DX歌舞伎町
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●川中理紗子さん 2014-0427 [3rd] stage

カーテンの生地で誂えた様な感じの和装ミニドレス。インストのナンバーでしっとり舞った後に、本日二回目の「SAKURA」が掛かる‥。奈々子さんはカバーバージョンだったけど、理紗子さんはオリジナルバージョン。トップスを脱ぎ去り‥シンプルなピンクのミニスカドレスに。桜の枝を携えての優美な身のこなしで魅せる。続いては、くしゅくしゅっ‥とした風合いのラッフルズテイストのキャミソールミニドレス。舞いに絡めながら、この先のパートで使用するエアリアルフープのセッティングを並行して行う。円環の内側に‥10時10分の位置から桜の枝が垂れ下がるエレガントな装飾が施されたフープ。そして装いはぐっとシンプルなシルエットの‥白いロングドレスに。しなやかで、それでいてキレのあるムーヴ。潤む瞳が語りかける抒情。衣装こそ違うものの‥ミカドで披露したチームYONA-YONAのステージ〜ソロパートでの舞いを彷彿とさせる‥。湖上を滑る水鳥の様にエレガントな舞い。このニュアンスは多分、彼女にしか出せないモノだと思う‥。そしてステージは、エアリアルフープへと移行する。フープに腰を下ろし、そのまま上体を反らせると頭を下に向け、床スレスレの高さでホールドする。足首はフープ上部にフックしていて、腰を起点に描かれる‥しなやかに反らせた背中のラインが何とも美しい。また、フープの内側のラインに沿って横向きに体育座りをしてみたり‥一般的なエアリアル・フープが高難度のポーズを矢継ぎ早に繰り出す「動」のムーヴであるのに対して、彼女のそれはポーズそのものの美しさに特化した‥言わば「静」のエアリアル・フープ。中でも180度近くまで開いた脚を9時15分の位置でフックして頭を真下にする‥エアリアル「T」は圧巻だった。立ち見していると‥ちょうど視線の高さに彼女の秘唇が晒される。煌々とした照明の下で見る‥悩ましくも淫靡な造形は、まるで熱帯ジャングルの奥でひっそりと開く花弁の様にも見える。堪らなくエロくて‥この上なく美しい。最後は本舞台に下がり、目映い逆光の中で決めポーズ。光の奔流に呑まれて窺い知る事は出来なかったけど‥充実した表情でこのステージを終えたに違いない。

- 05/29 22:45
- くるりん


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