DX歌舞伎町
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●【チームショーKM2】2015-02-10 (4th) stage (2/2)

〔SCENE3〕いったん閉ざされたカーテンが再び開くと、シンプルなテーブルと椅子のセットに遥嬢&りりか嬢‥。遥嬢は例の「ガテン風」ツナギスタイル。りりか嬢はOLの制服に身を包んでいる。背後には書き割りの文字で「ケータイshop」とあり‥新しいケータイを買いに来た遥嬢に、りりか嬢がDoCoMoのスマートフォンに使い方が似ているというasokoブランドのスケベーフォン(笑)を勧めてくる。コミカルな台詞廻しでの軽妙なやり取りは全て「口パク」で、遥嬢が威勢の良い若いオニーチャンの声‥対するりりか嬢は「オカマ風」だ(笑)。以下、二人の会話に乗せてスケベーフォンの様々な特長が語られる。手を離すと13秒で電源が落ちる‥とか。縦に握ってシャカシャカ振ると起動する‥とか。タッチパネルの触り方にもコツがあるらしく‥最初はイマイチな反応でも、使い込むうちに段々感度が良くなってくる‥とか。流石はスケベーフォン、なハイスペックな仕様になっている(笑)。所々に入る観客の笑い声‥的なSEが、どことなく古き良き時代のアメリカンホームコメディを連想させる仕上がりで、最後は本舞台中央に二人並んで深々と一礼。「アリガトーゴザイマシタ!」私見だけどヘタなお笑いコンビよりずっと面白かった。シナリオや演出も良く纏まっていた様に思う。

〔SCENE4〕コントの後に再び閉ざされたカーテンが開くと、見覚えのある青いパーティションが二つ‥本舞台への視界を遮っている。その影から顔を覗かせるKM2の二人。軽快な足取りで進み出ると、花道を辿って盆へ。ターンテーブルの外周に沿ってまぁるく歩くと、再び花道を遡り、本舞台上の青いパーティションの影に消えてゆく。再登場は二人がそれぞれのイニシャル‥K(りりか嬢)とM(遥嬢)を型抜きしたきらびやかなボードを持って。爽やかな笑顔でステージを練り歩くと、そこから先は二人のダンスバトル。りりか嬢がパーティションの影に消えると遥嬢が前に、遥嬢がパーティションの影に隠れるとりりか嬢がステージに出てきて、お得意のソロダンスを交互に魅せつける‥。同じ様な選曲でクイックなモーション、キレのあるダンス。でも二人の個性というか、テイストの違いがけっこう明確で‥見ていて楽しい。

and more‥

KM2の新作は、一目でその面白さ&楽しさが伝わる良質なエンターテイメント作品に仕上がっていました。次回作にも期待大‥です。

- 04/21 02:00
- くるりん


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