[利用の手引きを読む] 削除キー (記事削除時に使用)
■書き込む前に必ず[利用の手引き]を読んで書き込み内容を確認して下さい。 ■投稿時には記事削除時に使う削除キー(パスワード)を設定して下さい。記事の削除方法はこのページの一番下をご覧下さい。
レスありがとうございます。アースビート、少しづつ演出を変えながら毎年上演されているようなので是非一度ご覧下さい。浅草R座、このあとも楽しそうな企画が目白押しです。ところでTimさんの詳細で愛のある劇場レポ、以前から拝読させていただいています。(^^) - [HOME] 投稿日 7月28日(火)19時59分 投稿者 見物人 削除
[HOME] 投稿日 7月28日(火)19時59分 投稿者 見物人 削除
良いテーマの素晴らしいステージの様子が想像されます。観てみたかったです。 [HOME] 投稿日 7月26日(日)08時27分 投稿者 Tim 削除
[HOME] 投稿日 7月26日(日)08時27分 投稿者 Tim 削除
2020年7月20日(月)浅草Rに行って「Earth Beat 2nd season」の楽日を見てきました。コロナ禍の中、世界の舞踊を通して自然の大切さ平和の大切さを改めて思わせられる感動のステージでした。以下、簡単に。なお各景のタイトルは幕間に映された演目紹介によるものです。開演時間になると「本日は浅草ロック座に…」と倉木しおりさんのアナウンス。そして始まります。1景「カリンカ(ロシア)」椿(つばき)りんねさん他6人。カリンカはイチゴに似た赤い小さな果物で、花嫁を象徴しているとか。おなじみのロシア民謡が流れ、民族衣装の娘たち7人が踊ります。きょうは誰かさんの結婚式か。やがて椿さん一人残ってダンス・ベッドショー。すなおに可愛くトップを飾ってくれました。2景「ワヤン・クリ(インドネシア)」小室りりかさん他4人。インドネシアの伝統的な人形影絵芝居のことです(ワヤンは影、クリは(人形の材料の)皮革の意だそうです)。本舞台中央に置かれた、テレビくらいの大きさのスクリーンに影絵が映されます。テクノロジーの進歩した今、かえって新鮮です。もっと見たいと思っていると影絵はすぐ終わり、黄金色の衣装のダンサーたちが現れます。そしてガムラン音楽〜ドビュッシーやラヴェルにも影響を与えたという〜に乗って舞います。神々しく、そして、どこか懐かしいような…やがて小室さん一人残って自然な流れでラヴェルの「水の戯れ」をバックにダンス・ベッドショー。3景「ドラム&ダンス(アフリカ)」みおり舞さんソロ。丸盆に古タイヤが3つ重ねて置かれています。と、中から手が出たり、足が出たり、意表を突く出だし。すぐ極彩色でポップなアフリカ装飾のみおり舞さんが飛び出してきます。そしてリズムだけのような音楽に乗って踊ります。時折brrrrrrrrrr なんて声を上げたり。ボーイッシュというか、もう性別や肌の色は無意味ですね。踊りは時にアクロバティックに。やがて2本のバチを持って太鼓を叩くような動きに〜和太鼓にも通じるような。人類の発祥の地とされるアフリカの、舞踊・音楽の原点を見るようでした。4景「アンダルシア(スペイン)」鈴木千里さん他4人。アンダルシアはスペイン南部の州で、迫害を受けてきた少数民族ヒターノ(ロマ)の中から生まれてきたのがフラメンコなのだそうです。暗い中、フラメンコ・ギターだけが切なく流れます。舞台下手にプラチナゴールドの髪の男(鈴木)。赤いシャツに黒いジャケット黒いズボンに黒いハットで、沈痛な面持ち。これが気障(きざ)でかっこいい。やがて同様な衣装のダンサー4人が出てきて5人で群舞。そのあと鈴木さん舞台の奥に引っ込み暗い中で着替える様子。あとの4人がダンスでつなぎます。やがて鈴木さんドレス姿で再登場。ダンス・ベッドショーになっていきます。やはり笑顔はなく、ずっとミステリアス。男と女、大人の世界です。ここで10分間の休憩。この間、カーテンに次週の予告や、今週の演目紹介が映されます。5景「オクトーバー・フェスト(ドイツ)」鈴香音色(すずか ねいろ)さん他4人。10月祭、つまりミュンヘンのビール祭りのことですね。実際には9月〜10月。今年はコロナのため中止になったそうですが。乗りの良いドイツ語の歌が流れ、赤い衣装の女の子たちがジョッキを持って踊っています。男の子も一人まじって、この日ばかりは無礼講?やがて鈴香さん笑顔でステージに出てきて、ジョッキを持ってお客と乾杯(ふり)して回ったり。酔ってきたのか衣服が乱れ、巨乳がポロリ、Wow!そして悩殺ベッドショーへ。明るく楽しく、おいろけたっぷりの景でした。6景「琉球舞踊(日本)」西園寺瞳さん他2人。3人の沖縄衣装の女性が華やかに登場。「僕が生まれた この島の空を…」の歌に乗って踊ります。やがて西園寺さん一人奥に引っ込みお色直し。その間残った2人が踊りでつないでいます。やがて薄地の着物に着替えた西園寺さん、丸盆に出てきます。色白で細面、沖縄の歌に乗ってしっとりと舞い、ベッドショーへ。本土の人間が忘れていた日本の良さを再発見させられる思いでした。7景「オリタヒチ(タヒチ)」倉木しおりさん他6人。オリはタヒチ語で踊るの意。オリ・タヒチでタヒチアンダンスの意味だそうです。舞台には腰みの、ココナッツ・ブラの娘たちが勢揃い。楽しそうに踊っています。ここは常夏の国。やがて倉木さん登場。さらに盛り上がって皆でバンブーダンス(竹の棒を使った踊り)をしたり。急に風が吹いてきたのか、大波が押し寄せてきたのか。自然は時にやさしく、時にきびしい。それでも人は自然にいだかれて生きている。再び明るい曲。倉木さん青いパレオを腰に巻いて、笑顔で丸盆に出てきます。そしてやさしく客席をさそうように踊っていきます。なんか涙が出そう。そしてベッドショー。やがて立ち上がり、光の中を踊りながら下がっていきます。拍手。マナとは何か、感じられたような、気がしました。8景「フィナーレ(キューバ)」踊り子7人ダンサー4人の出演者全員。いったん暗転、すぐまたカーテンが開いて全員集合。明るく楽しくリズムに乗って踊ります。やがて倉木さんにマイクが渡されご挨拶、そしてメンバー紹介。それぞれに拍手。盛り上がって終わりました。最終回ではこのあと拍手鳴り止まず、やがて手拍子に変わります。少ししてカーテンが再び開きます。拍手。そして踊り子さん一人づつ出演順にご挨拶。ラストの倉木さん、今回浅草R初出演でトリで司会の大役でしたが、このあたりになると、もう、うるうる。「がんばれ!」の声援。倉木「…正直、プレッシャーもあったんですけど、みなさんのおかげで乗り越えられて…貴重な経験をさせていただきました…ありがとうございました」大きな拍手。このあと恒例の3本〆。いよぉーシャンシャンシャン…そんなふうにして盛況のうちに楽日がお開きになりました。10時20分ころ。以上、私の記憶は不正確です。m(_ _)m [HOME] 投稿日 7月26日(日)02時43分 投稿者 見物人 削除
[HOME] 投稿日 7月26日(日)02時43分 投稿者 見物人 削除
迷惑客放置でちゃらんぽらんな従業員だらけの上野が率先して休んでるのに、普段から過剰に口うるさい浅草が知らん顔して営業しててワロタ [HOME] 投稿日 3月28日(土)23時39分 投稿者 五輪を国民から守る党 削除
[HOME] 投稿日 3月28日(土)23時39分 投稿者 五輪を国民から守る党 削除
昨日の東京新聞夕刊7面に「浅草ロック座 脱 男性オンリー」との4段抜き記事があります。 [HOME] 投稿日 12月29日(日)12時43分 投稿者 20年以上行ってませんが 削除
[HOME] 投稿日 12月29日(日)12時43分 投稿者 20年以上行ってませんが 削除
2019年10月5日、浅草Rに行って「ADVENTURES 2nd」(9/21〜10/10)を見てきました。土曜日でもあり、5回目終了後に特別企画があるということで、大入りの出る大盛況でした。以下、簡単に。インディージョー○ズのテーマが流れ、「本日は浅草ロック座に…」と徳永しおりさんの開演のアナウンス。そして始まります。1景 原美織「原〜探検隊」だったか。幕が開くと原さん荒木さん花咲さんの3人、サファリハットをかぶり双眼鏡を持って登場、暗い中を探険したり。やがてダンサー4人も加わって群舞、ワニと 格闘したり(笑) そのあと1人残った原さん笑顔でソロダンス。明るく楽しくトップステージを飾ってくれました。2景 早乙女らぶ「鬼ヶ島〜決戦」だったか。桃太郎と直接の関係はなく、敵陣(抗争相手)を鬼ヶ島に見立てているようです。ラ・クンパルシータが低く流れ、照明がつくと白いスーツのダンディな男(友坂)と、着物姿の女(早乙女)。極道の妻なイメージです。戦いに向かう男。祈 ることしかできない女。そして二人最期のダンス。そして抗争。男は女を守って撃たれます。カッコイイ! そのあと喪服を着た女の、せつなくも美しいベッドショー。女が最後に撃ったものは…3景 みおり舞「Gravitation」だったか。暗い中、不思議な宇宙的な音楽が流れます。やがて太陽光のような照明。その中をみおり舞さん、銀色に輝く正多面体をくずしたような幾何学的な衣装をま とって、それを払い捨てながら、裸身を表しながら、歩いてきます。理性で解析できない中に真理はあるという意味か。そして全裸になってゆっくりと踊ります。静かな動きですが少しの隙もない緊張感。美しい、なんて簡単に言ってしまっていいのか。でも美しいとしか言えない。もう男も女も生も死も、一切を超越したような…ラストでかすかに微笑んで花道を下がっていくところに、希望が見えた気がしました。え? 惑星が生まれていく話だったって?! 知らなかったー(笑)4景 荒木まい「アン・ボニー&メアリ・リード」。ザザーッと波の音。そして照明がつくと、荒木さん原さんおよびダンサー4人が海賊の衣装で群舞。そのあと舞台うしろに、映像だったかカキワリだったか、 大きな髑髏の絵と「PIRATES OF THE ASAKUSAAN」の文字が現れます。そのあと荒木さんが残ってソロダンス・ベッドショー。ちなみにアン・ボニー、メアリ・リードはともに18世紀にカリブ海で活躍した実在の女海賊、なのだそうです。<10分間の休憩>この間、映像で次週と今週の出演者の紹介がありましたが、解説がなく終わりの方で今週の演目のタイトルがチラっと出ただけだったのは残念。解説の復活を望みます。5景 徳永しおり「Over the Rainbow」徳永さん純白のドレスでヴァイオリンを持って登場。「虹の彼方に」を奏でます。水を打ったような場内に透明感のある音楽が流れます。けして超絶技巧ではないですが、それだけに心に沁みてきます。会場はすっかり浄化され、終わると大きな拍手が。6景 友坂麗「トラック野郎」最初に声が流れます。「…待っててくれ、マドンナ」そしてエンジン音。照明がつくと、鉢巻きにハラマキのいなせな男(友坂)をセンターに、おっさん(?)や女の子たちが登場、□ックンロールミュージックに乗って会場と一つ になって盛り上がります。年配の人にはなつかしく、若い人には新鮮って感じで。やはりこの時代の曲はすなおで良いですね。後半、友坂さん赤いドレスで再登場、めいっぱいマドンナになってソロベッドショー。7景 花咲ぼたん「Prayer」どこかの国の民族衣装のような3人(姉妹?)、仲良く楽しそうに踊っています。風の音。運命が一変。と、ここまでは想像出来るのですが、この後はアイヌの伝承に基づいているらしい、くらいしか…ステージの方は、やがて一人残った花咲さんソロベッドショー。何だかわからないけど感動的に盛り上がり、ラストで両手を握りしめて祈っている姿が印象的でした。8景 徳永しおり「モルジアナ」アラビアン・ナイトから、知恵と勇気でアリババの窮地を救った美女の物語。中近東風な音楽が流れ、刀を持った盗賊4人が登場。そのあと4人の女性(徳永、荒木、友坂、みおり)が現れ、群舞。その中で紫の衣装の女性(徳永)がセンターになっていきます。盗賊を4人とも始末し、めでたしめでたし。やがて徳永さん一人になってマラ○アの「Her○」に乗ってソロベッドショー。まさに英雄。それにしても徳永さんはティアラが似合いますね。9景 フィナーレ。音楽に乗って全員集合。手拍子。皆さんだいたい演目の時の衣装でしたが、早乙女さんは桃太郎の、みおり舞さんは宇宙飛行士の衣装、だったと思います。そ して原さんの司会でメンバー紹介。それぞれに拍手。原さん浅草R座お初にして司会の大役を立派にこなしていますが、最後に「人生は冒険の連続。冒険の先に栄光あれ。せーの」Everybody「アドベンチャー!」拍手。5回目の終了した後は、この日の特別企画として踊り子さん全員による冒険活劇「宝を探せ」(みおり舞さん脚本)原さんのナレーションで、宝探しの冒険が始まります。海賊が出たりワニが出たり、嵐に遭遇したり、困難が次々と。手に汗にぎる大冒険、会場全体が「ガンバレー!」と応援。はたして宝は見つかるのか…コントのあと徳永さんの音頭で3本〆盛り上がってお開きになりました。11時少し過ぎ。 (以上、記憶不正確です) [HOME] 投稿日 10月9日(水)09時20分 投稿者 見物人 削除
[HOME] 投稿日 10月9日(水)09時20分 投稿者 見物人 削除
2019年6月29日(土)浅草Rに行って「Lovers 1st season」(6/11〜30)の楽前を見てきました。シェークスピア劇を、R座独自の解釈で再構成した8つの愛の物語〜愛の形もさまざまですが。以下、簡単に。開演のBGMが流れ、水元ゆうなさんのアナウンス。そして始まります。1景:「アントニーとクレオパトラ」。(楓彩(かえであや)・他)。幕が開くと、古代エジプトを思わせる白い衣裳の美女たちが並んでいます。さっそく時 空を超えた世界に。やがてセンターのクレオパトラ(楓さん)が一人残ってソロ・ベッドショー。浅草R座初出演とは思えない艶技で美しくトップステージを 飾ってくれました。2景:「じゃじゃ馬ならし」(キャタリーナ:須王愛/ペトルーチオ:水元ゆうな)金色の女子プロみたいな衣裳の須王さん1本鞭を持ってS女な雰囲気で登場、続いて現れた銀色のS男衣裳の水元さんと壮絶な1本鞭バトル。後半はSugar Baby L○veやOnly Y○uが流れ、須王さんピンクの可愛いドレスでソロベッドショー。原作のイメージに沿った展開でした。3景:「リチャード3世」(ALLIY・他)ばら戦争の頃のイングランド。権謀術数の限りを尽くし政敵を次々に倒してその女たちを自分のものにしていき王座に上り詰めるも最後は破滅していった男の 物語。幕が開くと、黒いコートか皮ジャンのALLIYさんを中心に数人、現代ロックに乗って切れの良いダンス。かっこいい。天井からは大きな銀色に輝く王冠 が。ハードでワイルドで、悪の魅力いっぱいのステージでした。4景:「十二夜」(豊田愛菜・他)現代のラブコメ漫画に通じるような、2組の男女の物語です。貴族の館の舞踏会か、数組の男女が優雅にワルツを踊ったり語らったり。そのあと豊田さんソロベッドショー。色々あってハッピーエンドになったようです。 <休憩時間> この間、映像で来週の出演者の紹介。そのあと今週の演目の解説。今日はまじめな女性のナレーションでした。5景:「マクベス」(大見はるか・他)引き続きスクリーンの3人の魔女の映像からスタート。やがて3次元になり、派手なギャルの大見さんをセンターに女子高生姿のALLYさん楓さんが脇を固 め、男の運命を弄(もてあそ)ぶ現代の魔女に。6景:「オセロ」(藤咲茉莉花)ソロです。白いベールをかぶって神秘的に登場、夫に不貞を疑われ殺されたデスデモーナの死後の霊の舞です。悲しくて、美しくて…ラストに白いベールをとって、天上から差し込む光条の中で、穏やかな顔。かすかに救いが見えた、と思いたいです。7景:「ロミオとジュリエット」(ジュリエット:水元ゆうな/ロミオ:豊田愛菜・他)琴の音が流れ、夏祭りの夜か、浴衣姿の若者の2つのグループがすれ 違います。中の男女がふと目が合って…恋に落ちるのに1秒あればじゅうぶん。シェークスピアのおそらく最も有名な悲恋を日本に置き換えたステージ。もう 説明は要りませんね。8景:フィナーレ「夏の夜の夢」(全員集合)(ヤボ注)原題 A Midsummer Night's Dream。この「midsummer」は夏至のことであって日本語の真夏とは違うというので近年は「夏の夜の夢」と訳されることが多いようです。夏至 の夜の夢と訳せば問題はない筈なんですが「ゲ」の音は好まれない?映画「ララ○ンド」のテーマが流れ、幕が開くと色とりどりの衣裳の妖精たちが森の中で遊んでいます。中にはとっくみ合いをしたり。童話の世界みたいです ね。そのあと順にメンバー紹介。拍手。そんなふうにして盛り上がって終わりました。なお「Lovers 1st season」は6月30日までで、7/1〜20はメンバーを替えて「Lovers 2nd season」となるとか。こちらも楽しそうです。 [HOME] 投稿日 7月4日(木)01時28分 投稿者 見物人 削除
[HOME] 投稿日 7月4日(木)01時28分 投稿者 見物人 削除
2018年10月31日(水)浅草Rに行って「秘すれば花 1st」(10/11〜31)の楽日を見てきました。「風姿花伝」の有名な言葉をタイトルにした公演ですが、能楽をモチーフに芸術の香り高い、同時にエンターテイメントにもなっているステージでした。以下、簡単に。「トッカータとフーガ」が荘重に流れ〜これが能のイメージと合っている〜「本日は浅草R座「秘すれば花」にご来場下さりありがとうございます…」と川上奈々美さんの声で開演のアナウンス。そして始まります。1景:紅葉狩(もみじがり)(せいの彩葉(いろは))平維茂(これもち)が山中で紅葉狩りをしている美女に出会い、誘われるまま酒を飲んで眠ってしまっ たが、その美女は鬼の化身で…という物語です。箏曲が流れ、カーテンが開くと着物姿の7人が彩葉さんを中央に座っています。すぐ洋楽になって群舞。そのあと彩葉さんもみじ色の衣裳でダンス・ベッドショーとなっていきますが、能のストーリーそのままではなく、それにインスパイアされて自由に踊りの世界が展開されていきます。(この後の演目も同様)。2景:雪(空まこと)旅の僧が雪の精に出会うが、その雪の精は、自分はいったい何者なのかと自問していて〜哲学的ですね〜やがて僧の読経で成仏して、は かなく消えていく、という物語。空さん白いバレエ衣裳(だったかしら)に白い髪で、静かにダンス・ベッドショー。静謐感と、かすかに悶えるようなざわざわ感。深いです。そしておぼつか ない足取りで本舞台に下がって行き、静かに闇の中に消えます。暖かい拍手。現代の小説にはなりえないような話ですが、その不思議なはかなさが、心に残り ます。3景:土蜘蛛(つちぐも)(みおり舞)源頼光たちが退治したという土蜘蛛の物語。 静まり返った場内にいきなり足拍子の音が響きます。照明がつくと黒い衣裳にタイツだったか、みおり舞さん本舞台の丸盆の上に立ってタップダンス。無彩色の世界。同様の衣裳の4人の蜘蛛の子も出てきて千筋の糸を投げたり激しくダンス。後半、白いまゆ玉のようなものの中から足が出たり手が出たり…不思議なエロス。 そしてベッドショーになっていきますが、言葉にならない叫びが聞こえてくるようでした。見る人によって様々な捉え方・感じ方がありそうです。4景:船弁慶(ふなべんけい)(沙羅)鎌倉方に追われ逃れていく源義経の一行が、ここからは先は女には無理だからと、港で静御前と別れる物語。 白いドレスの川上さん「さくらいろ舞うころ 私はひとり…」と歌い、白拍子(しらびょうし)姿の沙羅さんが舞います。良い場面ですね。そのあと沙羅さんが残ってダンス・ベッドショー。義経と別れる 静御前の心を切なく踊りで表していきます。 <10分休憩>この間、映像で明日からの出演者の紹介と、今回の演目の解説。中々ためになります。5景:狂言・神鳴(かみなり)(鶴見つばさ)雲から落ちてけがをした雷神が医者に治療してもらうが治療代がないので代わりに風水害をなくしてやる、というお話。カーテンが開くと舞台中央に虎皮ビキニの(ちょっとラムちゃんが入っているような)雷神の鶴見さん。後ろには狂言の棒縛(ぼうしばり)・蝸牛(かぎゅう)・蚊相撲(かずもう)・蛸(たこ)・松脂(まつやに)の衣裳の6人がコミカルなしぐさで踊っています。とりわけ 「棒縛」のみおり、高崎お2人の、棒にしばりつけられたままお客に酒を(エアで)飲ませてもらう仕種が可笑しい。ボトル1本さし入れする粋なお客も。そのあと雷神の鶴見さんが一人残ってダンス・ベッドショー。長身小顔でかっこいいですね。きれいなパイ○ン。6景:鉄輪(かなわ)(高崎美佳)自分を捨てて若い後妻を娶った元夫に復讐する女の物語。鉄輪とは呪詛(じゅそ)の時に頭にろうそくを立てる為に逆さに して頭に載せる五徳(ごとく)のことだそうです)うしみつ時の神社を表すような舞台装置の前で、男役の彩葉さんと女役の高崎さんの2人、情熱的かつ運命的なダンス。後半は高崎さん一人、血のりを使って 凄絶なベッドショー。7景:道成寺(どうじょうじ)(川上奈々美)安珍・清姫の物語の後日談です。黒い帽子に黒い服の男役8人の中央に、赤い着物で眼鏡をかけた川上さん。リベルタ○ゴに乗って群舞。やがて赤い長い布を何本か横に渡したのをくぐって川 上さん本舞台に向かって進んでいきます。鐘の中に入っていくように。ここからが圧巻です。本舞台の奥で早着替え、白いドレスに般若面をつけて再登場。蛇体となった清姫を表すようなダイナミックな群舞。やがて川上さんひと り残って静かにオナベッド。 般若は、怒りと悲しみで今にも泣き出す直前の表情なのだそうですが、その心の痛みが伝わってくるようです。やがて面をはずすと、か、かわいい(^^) 映画「プラネット・オブ・アメーバ」も面白そうです。フィナーレ:楊貴妃(ようきひ)。玄宗皇帝の命を受けた道士が、楊貴妃の魂の住む蓬莱宮へ訪ねていくという物語。カーテンが開くと、唐の美女たちがおそろいの薄桃色の衣裳で全員集合、そして群舞。匂うような華やかさです。少しして楊貴妃(川上)が登場、ひときわ優 雅に舞います。やがて楊貴妃をセンターに一列に並ぶと、楊「本日は浅草R座10月公演「秘すれば花」にご来場いただき…本日の公演はいかがでしたか?」大きな拍手。「ありがとうございます」そしてメンバー紹介になります。ダンサーさん4人と後は出演順に。そんなふうにして終わります。拍手。最終回ではこのあとカーテンが閉まっても拍手鳴り止まず、それが手拍子になって、再びカーテンが開きます。そして出演順にマイクを持ってご挨拶。大変だったけど充実して楽しかったと皆さん言っています。6番目の高崎さん、最後に「…それではトリの川上奈々美お姉様にマイクを返します」マイクを受け取った川上さん「知らぬまにお姉さんになってしまい…」(笑)そしてスピーチの終わりに明日からのセカンドもよろしくお願いしますと言って締め括ります。このあと恒例の3本〆(シャンシャンシャン…)和やかにお開きになりました。11時10分頃。明日からの「秘すれば花 2nd」(11/01〜20)も楽しみです。以上は個人の感想です。勘違い・記憶違いも多いと思います。m(_ _)m [HOME] 投稿日 11月8日(木)11時15分 投稿者 見物人 削除
[HOME] 投稿日 11月8日(木)11時15分 投稿者 見物人 削除
2018年6月30日(土)浅草Rに行って「Steps On Broadway(以下SOB)1」の楽日を見てきました。ブロードウェイ・ミュージカルをテーマにそれぞれの踊り子さんがその人にしかない魅力をを存分に発揮、これぞ浅草Rといった観がありました。女性客も多 く、毎回満席で最終回では何十人も立ち見が出て、大入袋が配られたそうです。以下簡単に。 コーラスラインの「○ne」が流れ、「本日は…」と真白希実さんの声で開演のアナウンス。そして始まります。1景 大見はるか「Kinky Boots」(倒産しかけた靴工場を奇抜なアイデアで再建する物語)靴音が響き、カーテンが開くと大見さんバックダンサーたちを従え赤い衣裳で劇中の ドラァグクイーン(drag queen=女装芸人。drug=薬とは関係なし)になりきって強気のダンス。さっそく飛ばしています。2景 みおり舞「Cats」(日本では劇団四季が公演。都会のゴミ捨て場に集まった猫たちの物語)「ラプソディー・イン・ブルー」がアンニュイに流れ、白いドレスに猫耳のみおりさん(ヴィクトリア)登場。続いて黒いタキシードに猫耳の真白さん(ミス トフェリーズ)出てきて息の合ったデュエットに。みおりさんが片足連続回転(フェッテ)を魅せると後ろで真白さんが側転を決めたり、などなど。後半はみおりさん1人でシースルーの白い猫衣裳で、猫の喜び悲しみそして希望を舞台からはみ出さんばかりにダンスで表現していきます。もう猫になりきっ てバレエシューズの裏が肉球に見えてきました。なお「Cats」といえば「メモリー」がつきものですが、それは使わずガーシュインで通していて、それが この演目に絶妙に合っていました。3景 鶴見つばさ「Little Shop of Horrors」(ドジな花屋の店員が新種を作って恋人の名にちなんでオードリー2と名付けて育てたら食人植物になってしまった、というB級ホラー)群舞からスタート。そのあと鶴見さん赤い髪に緑の衣裳という強烈な色彩でオードリー2のダンス。しかし優しい笑顔で観客と一緒になって手拍子したりオタ 芸したり。この人はお客の心をつかむのが上手いですね。スリムで長身、きれいなパイ○ン。4景 友坂麗「Cabaret」(ライザ・ミネリ主演の映画でも有名です)最初みおり舞さんコミカルな男装で出てきて劇中歌「ウィルコ○ン」をドイツ語で歌います。舞台はナチスが台頭する1930年頃のベルリンのキャバレー。 ちょっと頽廃的な雰囲気です。少しして主役の友坂さん椅子に腰掛け強気に登場。やはり目力があります。後半は友坂さん1人でダンス。赤いドレスに黒いス トッキングが白い肌に映えます(ナチスの旗の色にしたのは強烈な皮肉か)。切れの良い動きと、決めのポーズ。しびれますね。ここで10分間の休憩。この間スクリーンに明日からの出演者の紹介と、今回の演目のまたヘタウマ解説(笑)後半になります。5景 川菜ひかる「Sister Act」(歌手デロリスと修道女たちが巻き起こすハートウォーミングな物語。邦題「天使にラブ・ソングを」)最初川菜さん鈴木さん大見さんの3人、銀色の修道女の衣裳でかわいくダンス。そのあと川菜さんが残って、讃美歌がきよらかに流れる中、天上から降り注 ぐ、少しエメラルドな青い光の中で、白い衣裳で静かに踊る姿は、聖母マリア様みたいで、見ていて心が洗われるようでした。 6景 鈴木ミント「Evita」(マドンナ主演の映画でも有名ですね。貧しい家に生まれ才気と美貌でのし上がり大統領夫人になって権力を奮い33歳の若 さで死去したアルゼンチンのエビータことエヴァ・ペロン(1919〜1952)の波瀾の生涯)幕が開くと若い女性がなにか思案しています。どのコートを着ようかどの帽子をかぶろうか、と。夢見る少女。時は流れ、大統領夫人エビータの登場です。白いドレスで様々な思いをこめてベッドショー。そして「アルゼンチンよ、私のために泣かな○で」が流れる中、 赤いバラを1本持って誇り高く踊ります。7景 真白希実「Chicago」(これも映画になり、リチャード・ギアが敏腕弁護士の役で出演。禁酒法時代のシカゴではスキャンダルや犯罪・裁判さえ もエンターテイメントと思われていた。そんな時代背景の下、ダンサー志望のロキシーとライバルのヴェルマの女性2人を中心とする大人たちの、ダーティー でセクシーでスリリングな物語)最初は真白さんみおりさんとダンサーさんたちの群舞。そのあと真白さんが残ってダンス。黒いドレスなのでこれはヴェルマの方かしら。シックで大人の雰囲 気で、はっとする美しさ。ミロのビーナスみたいに見えてきました。8景(バックダンサー4人を含む11人)全員集合。お揃いの金色のシルクハットに金色の燕尾服にハイレグで、定番「Si○g Sing Sing」で乗りよくダンス、そして鈴木さんのMCだったかしら、メンバー紹介。盛り上がって拍手のうちにカーテンが閉まります。最終回ではこのあと拍手なりやまず、そのまま手拍子になって、再びカーテンが開いて、踊り子の皆さん順にマイクを持ってスピーチ。大見さん「男性の役で高いヒールをはいたのでふるえました」みおり舞さん「広い舞台でクラシックで踊ってみたかったので嬉しいです」川菜さんは感涙にむせて言葉にならないようでしたが、いざ話すとよくしゃべって自分のブログの宣伝も(笑)。などなど。そのあと真白さんの音頭で恒例の3本〆。拍手のうちにお開きになりました。(22:55)なおこの「SOB」は7月1〜20日、メンバーが少し入れ替わって「2(セカンド)」として再スタート。これも必見ですね。 [HOME] 投稿日 7月6日(金)11時52分 投稿者 見物人 削除
[HOME] 投稿日 7月6日(金)11時52分 投稿者 見物人 削除
下書きは出来たからまとめ直したら上げるよー。 [HOME] 投稿日 6月30日(土)17時24分 投稿者 すてはん 削除
[HOME] 投稿日 6月30日(土)17時24分 投稿者 すてはん 削除
■削除は、[削除]欄をチェックして、投稿時に設定した削除キーをすぐ上の欄に入力してボタンを押します. ■削除キーが合致しない記事は削除されません.