関東速報
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●裸猿Pre-Exhibition

2016年5月3日(火・祝)「喫茶茶会記」という店に行って
「裸猿(らざる)Pre-Exhibition」を見てきました。シャンプー氏とMIOさん,フルートの吉田慶子さん(初見)、が思考サコさんの映像をバックに繰り広げられる上質のイベントでした。さわやかなエロス、そして深いメッセージ…以下簡単に。

地下鉄丸ノ内線の四谷三丁目駅から歩いて2〜3分の所に「喫茶茶会記」がありました。隠れ家的な店で、中は落ち着いたレトロな感じです。奥の間が会場です。そして始まります。
最初はシャンプー氏の「鶴の舞」。雪国を思わせる白を基調とした舞台背景、そして鶴の精の誇りと苦悩。氏の舞踏の技術は言うまでもなくその技術を超えた表現力でした。(自然破壊を続ける人間どもへの怒りと悲しみ、という解釈は平凡過ぎ?)
つづいて吉田慶子さんのフルート演奏。なかなか生で聞く機会のない楽器ですが、思ったより音が大きく1本のフルートがフルオーケストラのように響いてきます。
そして「少年少女」。
サンサーンスの「白鳥」が流れ、MIOさんが白いドレスでゆっくり入ってきます。動きを極限までおさえた舞い。バレエのようでもあり日本の能のようでもあります。うるんだ目が可憐。そのあとシャンプー氏と2人で無言劇のような展開。思春期の男女の、熱い思い、おそれ、ためらい、罪の意識…MIOさんの白い裸身が美しい。
そのあと「亜麻色の髪の乙女」だったかしら、シャンプー氏のピアノ生演奏でMIOさんが小さな花を1つもって笑顔で踊るところが印象的でした。
そしてフィナーレ、会場にいいた思考サコさんも呼び出され、4人メンバー紹介。なおシャンプー氏は翌日新宿歌舞伎町のゴールデン街でイベントがあるとか。それでPre-Exhibitionと言うんだとやっと分かりました。

(訂正)「蕨のSMライブ」(1/21)阿部貞事件→阿部定事件 でした m(_ _)m

- 05/04 10:07
- 見物人


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