関東速報
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●「元五木麗菜秘蔵舞台映像上映会」レポ

2018年2月10日(土)新宿のシアターPOOに行って「元 五木麗菜秘蔵舞台映像上映会」の1〜2回目を見てきました。
一昨年12月に引退した五木麗菜さんの舞台映像を見ながら、ご本人と司会の松本格子戸さんとのトークを聞くというイベントで、
昨年名古屋で行われて好評だったため東京でもやることになったそうです。会場にはファンのほか現役・引退の踊り子さんたちも集まり終始at
homeな雰囲気で盛り上がりました。以下簡単に。

会場に着いたのは1回目開演の13時の少し前。入場料2回通しで3500円+ドリンク代500円。コーラをもらいました。受付には五木さんもいて今日は
セーターに黒いスラックス(だったと思います)ですが現役時代と変わらぬ可愛らしさ。そして手作りチョコを配っています。チョコレートを融かして作った
のではなくカカオから作ったんだとか。私もいただきました。美味〜(^^) ビターでスイートで、大人の味ですね。
2列目の席が運良くあいていたので座り、コーラを飲みながら開演を待ちます。壁には五木さんの現役時代の写真がたくさん貼ってあったり、上手側のテーブ
ルには五木さんの載った雑誌や写真集などが沢山置かれていて、五木麗菜ミュージアムの観があります。場内はしだいにお客がふえてきます。
予定の13時を少し過ぎたあたりで格子戸さんが
「みなさまこんにちはー」と言いながら舞台に上がり(拍手)改めて今日の主役を呼びます。
五木さん舞台下手からステージに登場。拍手。
そしてお二人マイクを持ってトークになりますが、
格子戸さんはしゃべるプロだが五木さんもこれに勝るとも劣らないパワー。ほとんど漫才です。
とにかく上映することに。
舞台の奥のスクリーンに映像が映されます。
1本目。「007」(岡崎銀映)スクリーンの中の五木さん黒い帽子を目深に被って黒い男装でピストルを持ってカッコよくダンス。
2本目。「赤黒」(名古屋銀映)9周年の時だとか。赤と黒のツートンカラーのドレスで大きな帽子で登場。無表情にダンス。
五木さん自分の映像を見ながら「機嫌悪そう」とか「いいケツしてるな」とか(笑)
あと体を反らせる場面で五木さん、自分は背骨は2ヶ所曲がるところがあるとか。道理で超人的な美しいポーズ。
3本目。「キャリオーン」(名古屋銀映)ピンクのど派手なドレスで強気のダンス。
当時よく行っていた店のニューハーフのママの影響だとか。当時は酔って踊っていたこともあったとか。
<このへんで一時音声が不調に>
次は「ケサラ」。一昨年12月10日のまさご座でのファイナル・ステージの映像です。
(私はその前々週に蕨で同じ演目を見たので、その時の感動がよみがえります)
映像の中で五木さん真紅のドレスで登場。しかし派手な感じはなく清楚な印象です。そして「さよ○らのむこう側」に乗って踊ります。そのあと中島み○きの
「まわるまわるよ時代はまわる…」で回りながら踊り、立ち上がりは木村○揮の「海を見てると…楽しい日々を 辛く切ない日々を 君と共に暮らした日々を
 忘れられない…ケサラ ケサラ…」
多くの歌手が歌っている曲ですが、この男性が歌うと独特の味があります。
映像の中の拍手とリアルの拍手とが一つになります。そして上映が終わり、
そのあとまたお二人のトーク。
このケサラは格子戸さんの選曲なのだとか。
松本「この選曲はすごいと思いません?」拍手。
五木「その名曲を使いこなした五木麗菜もすごいよ」拍手。
こんな自慢話をイヤミなくできるのはお二人のお人柄ですね。
そんなふうにして1回目が終わり、休憩時間になります。2:40頃。

この間、五木さんと2ショットが撮れるコーナーというのがあり、さっそく行列が出来ます。
私も1枚お願いしました。インスタントカメラで1枚1000円。
物販でDVDがあるというので、何種類かある中から私は今の「ケサラ」の入っているのを選んで1枚買い(5000円)
写真とDVDにサインしてもらいました。ついでに2回目のドリンクを買いました(ジンジャーエール 500円)。
(注)上記DVD「ケサラ」には「花魁」も収録されているのでお買い得。(^^)

3時を少し過ぎたあたりで2回目が始まります。
舞台に誰もいないまま、映像だけ映されます。
1本目。「デビュー作」。デビューして3週目の映像だとか。中森○菜の「DESI○E」に乗って、片手に大きな羽根扇を持って踊ります。動きは少ない
が、それでもデビュー当時から評判が良くて、特に老人ファンが多かったとか。
2本目。「舞踏会」(上野スターかシアター上野)「Can't take my
eyes…」に乗って貴婦人ドレスで片手に棒のついたマスクを持って舞踏会の乗り。
3本目。「不思議空間」(芦原)。三味線の音をバックに赤い振り袖で和傘を持ってお人形さんみたいにかわいく踊ります。若尾光師匠の振り付けだとか。後
半はスカボ○フェアでベッドショーに。
そんなふうにして上映が終わります。拍手。
お二人ふたたびステーに上がります。
ここから芦原の話。大雪の話、開演前の九頭龍太鼓の話などなど。
白黒をやる夫婦がいて出番の時に乳飲み子を預かっててくれと言われ、踊り子みんなで交替で世話をしたとか。
あるとき五木さんが劇場のママにかけあって、それまでは舞台では早く裸になればいいとされていたものを踊り子が表現したいものを出しやすいようにルール
を変えたとか。
また「話王」という雑誌に原稿を頼まれて連載を書いたこともあったとか。格子戸がゴーストライターではないかと言われたりしたが全部自分で書いたとか。
我ながら文才があると思ったとか。「神が降りて来た」ところで格子戸が話しかけてきてうるさいと言ってボープペンを投げつけたとか投げないとか(笑)
そのほか五木さんデビュー当時は親バレしないようにメークは濃くして、取材も断っていたとか。
テレビにも映らないようにしていたとか。それでもトゥナイトだったか、前園なおみちゃんと一緒の時に仕方なくテレビに出たとか。(これは私も見まし
た)。その前園さん、一昨年の蕨での関東ラストの時に特別出演していましたね。
あと別の時にテレビに映ったが、その時は顔にボカシが入っていたとか。
このあと猥褻とは何か、という話になって格子戸さんと話が深まります。
猥褻か芸術かといった話は机上の空論なら誰でもできますが、
このお二人は現場で戦い続けてきただけあって一本筋が通っていて重みが違います。そのほかここだけの話がいっぱい。
和やかに話は進み、4時40分になったあたりでこの回が終わります。拍手。
残っている人も、新しく来た人もいますが、私はここで会場を後にしました。 以上、当方の記憶不正確です。m(_ _)m

このあと3回目の上映演目は「場末のストリッパー」「マジック」「ジュピター」、
4回目は「貴婦人」「エマニエル」「ショーガール」で、無事お開きになり、
次回は11月11日(日)に決まったそうです。この日は五木麗菜さんのバースデーですね。

- 02/13 12:47
- 見物人


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