初心者のためのストリップマニュアル 
スタートアップ・ストリップ 第1部(WWW版)


                       Ver.1.11 97/11/23
                       Written by みそしる
                      (HVN11198 in HEAVEN)

★★★★★ このマニュアルの著作権はみそしるに属します
              転載、再配布、盗用等を禁じます ★★★★★

 内容一覧
 【はじめに】
 【1】 ストリップ基礎の基礎
 【2】 ストリップのマナー
 【3】 踊り子さんのステージ構成
 【4】 企画ステージのあれこれ
 【5】 ストリップに関する情報の入手法
 【終わりに】

 【はじめに】

このマニュアルは、ストリップに関心をお持ちの方、とりわけ初心者の方のために企 画されたものです。

人は言うかも知れません。

   「ストリップなんて簡単、ただ見るだけだから」

まあそうなんですが、でもやっぱりちょっとだけ詳しくなりたい方、「劇場に行って みたいけど、ちょっと怖い……」と思ってる方のために、このマニュアルが一助になれば と思います。
無知な私が知ったかぶりをして畏れ多くもマニュアルなんぞを書くというのもおこがまし い話ではありますが、みなさんの議論のたたき台になればと思っております。
先輩諸賢のご叱咤やご意見など、どんどん聞かせていただければうれしいです。

このマニュアルをWWWで公開する場を与えてくださった SWEETさんに深く感謝いたします。 SWEETさんのサイトがストリップの世界に与えた、あるいは 今後与えるであろう影響は大きいと思います。それとともに、実に素晴らしい交流の場で もあります。運営には多くのご苦労があることでしょう。その努力に深く敬意を表したい と思います。
また、パソコン通信ネット「HEAVEN」(このマニュアルが最初に公開されたのは、このネ ットにおいてです)の多くの書き込み、またWWWにおいての多くのストリップ関連サイ トが、私の知識に多大な影響を及ぼしています。ここに感謝したいと思います。
また、このマニュアルを作成するにあたってご協力いただいた方々にも心から感謝いたし ます。みなさまからいただきました数々のアイディアや情報はこのマニュアルに書き加え させていただきました。本来ならばお名前を特に記してお礼を申し上げるべきところです が、こうしたマニュアルにハンドルが出ることをよしとしない方もおられるかも知れませ んので、誠に恐縮ながら失礼させていただきます。

最後になってしまいましたが、全ての素晴らしい踊り子さんに心より感謝したいと思 います。踊り子さんなくしてストリップなし。神代の昔、天鈿女命(アマノウズメノミコ ト)の頃からそれは変わりません。
全ての素晴らしい踊り子さんに幸あれと願ってやみません。

文責は全て私にあります。しかし、このマニュアルの内容により生じうるいかなる損 害についても、私は責任を負いかねますので、自己の危険においてご利用くださいますよ うお願いいたします。

 【1】 ストリップ基礎の基礎

ストリップは基本的には女性が踊りながら脱いでいくのを見るものです。大体350 0〜6000円(通常料金の場合)で、7人からそれ以上の女性の裸が生でたっぷりと見 られます。

ステージは大抵の場合昼12時前後に始まり、深夜12時前に終了です(かつてはオ ールナイトでやってたこともあったようですが、現在は風営法の規定のため不可能のよう です)。踊り子さん一人当たりの持ち時間は20分〜25分ほどで、全員合わせて1ステ ージで2時間半から3時間弱、それを通常は一日に4ステージ繰り返しています(但しい わゆる温泉場のストリップでは開始時間が遅かったり、昼の部自体がなかったりするよう です)。

開場後はもちろんいつでも劇場の中に入れますが、効率よく見るためには、ステージ の区切りである正午前、3時前、6時前、9時前(ただし劇場によってはこれよりちょっ と早めの時刻になっている場合があります)というのが一応の目安といえるでしょう。実 際にはそれよりちょっと早めに入るようにしたほうが何かと便利です。それまでの客が帰 るのに乗じて、いい席に陣取ることができたりします。

早朝(言葉通りの意味ではなく、主に開演前の時間帯のことです。割引料金が適用さ れる時間帯といっていいでしょう)に行けない方がいい席を取るために一番お薦めなのは 、夕方6時前に入ることです。実は、二回目と三回目の間は、最初から続けて2ステージ 見て満足して帰る客が結構多いにも関わらず、入ってくる客の数はそれほどでもないため 、劇場が相対的に一番空いているときなんですね。運がよければ、あっさりとかぶりつき (一番前の席)に座れることもあります。ぜひ一度かぶりつきで見てみてください。

なお、観客の入れ替えは通常ないので(昔はあったらしいんですが)時間さえ許せば 、もう死ぬほど(といってもせいぜい半日ですが)生の裸を見続けられるわけです。

さらに時間のある人は、開場前に行けば、大抵は早朝割引料金で入れます。通常料金 から1000〜1500円位の割引になります。開場までの時間にビデオを見せている劇 場もあります。

あと、学割も使える場合がありますね。学生証を見せる必要はありますが…… 早朝 割引との併用はできないと思います。

一部の劇場では、割引券を配っているところもあります。これを使えば、次回は50 0円〜1000円引きになります。これも早朝割引との併用はできないと思います。

逆に、料金が高くなる時期もあります。例えば、1月上旬や8月中旬などにおいては 、多くの劇場が通常より割高の料金設定を行っているようです。この時期は劇場にとって も書き入れ時のようです。あと、ビッグネームが出演する特別興行などの場合にも高くな ることがありますので注意してください。

なお、踊り子さんの顔ぶれは、基本的には10日に一度変わります。毎月1日、11 日、21日が初日になります。上旬、中旬、下旬ということになってるんですね。業界で はこの10日間を「1週」と呼んでいるようです。

以上のことは大体どこの劇場でも共通です(ただし、浅草ロック座などでは半月や一 か月単位の興行が打たれています)。踊り子さんは、10日ごとに全国津々浦々の劇場を 回るわけです。

 【2】 ストリップのマナー

まあ、マナーといっても大げさなものではありません。どこの世界にもある、最低限 のルールのことです。別に劇場は基本的には怖い場所ではないのですが、下手をすると、 怖い人が出てくることもないとはいえないので、そこのところは少しばかり心して見に行 きましょう。ってまあ怖い人は滅多に出てこないでしょうが、客がマイク越しに怒鳴られ ることはままあります。そうなると周りの人も気分が悪いし、踊り子さんのサービスも悪 くなりますので、自分のためにも他の人のためにもマナーは守りましょう。そんなマナー の一部をまとめてみました。

<マナーその1> 踊り子さんの肌・衣装には手を触れない

小学生でも知っている、基本中の基本です。ただし、タッチショー(後述)などのと きは例外です。

<マナーその2> 舞台に肘などをついたり、物を置いたりしない

これも絶対にやめてください。まず確実にマイク越しに注意されますし、下手すると 怒鳴られます。これくらいはいいだろうなんて考えないでください。踊り子さんはしばし ば予想外のダイナミックな動きをします。お互いにとって大変危険です。

<マナーその3> 写真撮影・ビデオ撮影はしない

ある劇場で、堂々と写真を撮る人を見かけたことがあります。たまに取材で撮影して いる場合もあるのですが、その場合はそれと分かる腕章などをしているのが通例であると ころ、そのようなものもしてません。「やめたほうがいいですよ」とおせっかいながら忠 告したのですが、その男性は全然意に介さない様子でシャッターを切り続け、結局つまみ 出されてました。カメラを没収されかねないので、やめといたほうがいいです(実際そこ まではやらないかも知れませんが)。
ただ、これにも例外があります。最近は特別ステージに限りスチルやビデオカメラの持ち 込みを認めるという企画をしている劇場もあります。この場合には当然持ち込み可という ことになりますね。
劇場によっては、出し物として有料のポラロイド撮影ショーがあるところもあります。相 場は1枚500円〜1000円程度です。

<マナーその4> 私語はしない

ステージ中は私語厳禁です。これもまず確実にマイク越しに注意されるか怒鳴られま す。小声だからこれくらい聞こえないだろうなんて思ったら大間違いで、すごく耳障りで す。

<マナーその5> 新聞・雑誌類はショー中には読まない

これもかなりの踊り子さんが嫌がります。下手をすると踊り子さんからは怒鳴られる わ、マイクでも怒鳴られるわ、と何でそこまでって思うほどに怒られる場合もあります。 踊り子さんは自分から目を逸らされるのを本能的に嫌うのだと思います。たとえタッチシ ョーのように当事者以外は退屈でしょうがないときであっても、私語をしたり新聞類を読 んだりするのはやめときましょう。

<マナーその6> 節目節目には拍手する

拍手は実に大切です。これで踊り子さんのノリやサービスが大きく左右されます。初 心者の方で、拍手のタイミングが難しいと感じられる場合には、周囲に合わせて拍手する ようにすれば失敗がありません。まあ大抵の場合はここで拍手してくれといわんばかりの 状況になりますから、ショーをちゃんと見てれば分かると思います。
参考までに拍手のタイミングを説明しておきましょう。
まず、踊り子さんの登場の際に拍手です。といっても、出てきたらといってすぐに拍手す るというものでもなく、踊り子さんにピンスポ(スポットライトによる照明)が当てられ るタイミングで拍手するのがいいように思います。それで、アップテンポの曲の場合には そのまま手拍子を続けてください。また、踊り子さんがデベソ(舞台のうち客席に張り出 した部分の先端のこと)に進み出てきたところで拍手する場合もあります。
次に、ブラを外してポーズをとったところ、下を脱いでポーズをとったところでもそれぞ れ拍手してください。舞台の袖に下がるところでも拍手です。ベットショー(後述)の場 合には、一通りの演技が終わって立ち上がって下がろうとするところで拍手します。
オープンステージ(後述)の場合は曲に合わせた手拍子になります。オープンのときに拍 手が少なかったりすると、踊り子さんが手でリズムを取って手拍子を求めるときがありま す。このような場合には、踊り子さんは顔こそ笑っていますが、内心では機嫌が悪かった りしますので、このようなことにならないように進んで拍手しましょう。

<マナーその7> ヤジったりはしない

つまらないヤジを飛ばしたりすることは絶対にやめてください。場がしらけます。ま た、応援は原則として拍手で行うようにしてください。演劇などでもそうですが、掛け声 を掛けるのは大変に難しいことなのです。

<マナーその8> 喫煙マナーは守る

たばこについては、建前ではほとんど全ての劇場が場内禁煙ですが(たぶん法令上そ うなってるんでしょう)、現実には多くの劇場では有名無実と化しています。そうした劇 場では、たばこを吸っていても特に怒られるとかはありません。しかし、禁煙が厳格に守 られている劇場も少ないながらもありますので、そうした劇場ではたばこは指定場所(ロ ビーなど)以外では吸わないようにしてください。黙認されてる劇場であっても、最低限 の喫煙マナーは守ってください。踊り子さんに煙を吹きかけるとか、舞台に灰を落とすな んてのは論外です。かぶりつき(一番前の席)での喫煙は他のお客さんの鑑賞の妨げとな るばかりか、踊り子さんの衣装への引火の危険もありますので避けましょう。

 【3】 踊り子さんのステージ構成

一人の踊り子さんの持ち時間は、大体20〜25分です。(本当は劇場ごとにもっと 厳格に決まっています。踊り子さんは曲で経過時間を知ります)この持ち時間の中で、い ろいろな出し物を演じるわけです。大体のパターンとしては、

   ダンシングステージ〜企画ステージ(仮称)〜オープンステージ

という三部構成で進行します(一部のSMショーやポラロイドショーなどの場合には 最後のオープンステージがないこともあります)。

ダンシングステージというのは、最初に踊り子さんが登場して、1〜2曲踊りを披露 するものです。大体、1曲目では踊りだけでほとんど脱がず、2曲目あたりで徐々に脱い でいくというパターンが多いです。2曲目の終り頃にブラか下を脱いでポーズを取り、一 旦袖に下がります。

企画ステージ(これは私が勝手につけた仮称です)というのは、ダンシングステージ とオープンステージとの間に行われるステージのことです。これにはいろいろなパターン があり、包括的な名称は(たぶん)ありません。ここが一番の見せ場(一応)で、時間も 一番多く割り当てられています。パターンとしては、ソロベットショーやタッチショーな どがあります(詳しくは後述)。

オープンステージというのは、アップテンポの曲に合わせて踊り子さんがポーズを付 けて回るショーのことです。これは昔は実に珍しいものだったようですが、現在では当然 のように行われています(SMショーやポラロイドショーをする踊り子さんの場合には、 例外的にオープンステージがない場合もあります)。ただ、「オープン」といってもいろ いろな程度があります。オープンステージでは手拍子でムードを盛り上げましょう。サー ビスの度合いが違ってきますよ(本当)。
なお、お気に入りの踊り子さんに花束やプレゼントなどを差し入れる場合には、このオー プンステージのとき(あるいはポラロイドショーのとき)に渡すのが通例のようです。ダ ンシングステージや(ポラ以外の)企画ステージで渡すことは普通ありませんので注意し てください。まあ、ショーの流れを妨げることなく差し入れができるようになればもう初 心者とはいえないと思いますが…… 最初のうちは渡すタイミングをつかむのが難しいか も知れません。とりわけ人気の踊り子さんの場合には大勢の方がプレゼントを渡していま すので、彼らの渡し方を参考にするといいでしょう。

 【4】 企画ステージのあれこれ

企画ステージというのは私が付けた仮称です。ここではその企画ステージの具体的な 内容を一部ご紹介します。

<ソロベットショー>

一番多いのはソロベットショー(広告などでの略称はS。なお、ベッ「ド」ではない ことに注意。何故かは私には分かりません。でもまあベッドっていってはいけないという わけでもないと思います)と呼ばれるものです。これは、踊り子さんがオナニーショー( これを特に「オナニーベット」という場合もあるようです。これに対して、決めポーズを つないでいくベットは「ダンスベット」というようです)やそれに類したことをお盆(デ ベソの中心にあって、回転するようになっている円形の台のこと)や舞台の上でやってみ せるものです。器具を使う場合には天狗ベットショーと呼ばれることもあります。この名 称はもともとは天狗の面を使って行われたことに由来するようです。これらのショーは通 常はスローナンバーをBGMにして行われます。

<タッチショー>

次に多いのは、タッチショー(略称T)でしょう。これは踊り子さんが客に体を触ら せるというものです。このサービスは浅草ロック座などを除いた大抵の劇場でやっていま す。何かストリップの大原則に反したショーのようにも思いますが、前に挙げたような一 部の劇場を除き大抵はこのショーが組まれているのが現実です。
踊り子さんの方が順番に客を回りますから、客は別に並ぶ必要はありません。自席に座っ て待ってればいいです。ただ、大抵の場合はかぶりつきの客を回った辺りで時間切れにな りますので、後方の客にまで順番が回ってくることはほとんどありません。かぶりつきに 座った方がいいというのはここにも理由があります。
タッチの際に注意しなければならないことは、マイクでも毎回注意される通り「優しく優 しく」ということです。強くタッチすると、まず確実に踊り子さんを怒らせます。そうな ると踊り子さんはさっさと切り上げて次の客へと移っていきますので、結局損をすると思 います。初心者の方は、自分の番の前に、周りの方がどうやってタッチしているかをよく 観察しましょう。

<ポラロイドショー>

あと、このタッチショーとよく組み合わせられるものとしては、ポラロイドショー( 略称P)があります。(両方続けてやる踊り子さんの場合にはタッチポラあるいはTPな どと略されることもあります)これは劇場のインスタントカメラで踊り子さんの写真を撮 影するというものです。一枚の相場は500円〜1000円です。まあ実際には一枚50 0円であっても1000円で2枚撮る人が多いようです。もちろん1枚だけでも大丈夫で す。
ポーズの注文を詳しく受けてくれる踊り子さんもいますが、その場合でも撮影にはあんま り時間をかけないようにしてあげてください。人気の踊り子さんの場合は希望者が多いで すから、てきぱきと段取りが運ぶようにしてあげましょう。
なお、撮影の際には極端なアップは避けた方が賢明です。ポラは接写には弱いので、確実 にボケます。念のために言っておきますが、私がヘマを打ったわけじゃないですよ。
踊り子さんの中には、ツーショットを撮らせてくれる方や、写真にキスマークやサイン、 シールをつけてくれたり、握手してくれたりする方もいますので、希望者はお願いしてみ ましょう。サインを頼むときなんかは、あらかじめソフトなポーズをとるようにお願いし ておくと喜ばれるようです(まあサインに限らずソフトなポーズだと喜ぶようですが…… )

以上、企画ステージ(仮称)の一例を紹介しました。

 【5】 ストリップに関する情報の入手法

ストリップでどのようなショーが行われているかはこれまでの説明で大体分かってい ただけたと思います。では、どこの劇場にどんな踊り子さんが出演してどんな出し物をや っているかを知るにはどうすればよいのでしょうか?

このマニュアルを読んでおられる方なら、インターネットによる情報収集の方法があ ることは先刻ご承知のことでしょう。全く便利な時代になったものです。 SWEETさんを初めとする、ストリップを 愛する多くの方の献身的な努力により、様々な情報がWWW上で公開されています。

また、パソコン通信を通じても情報収集ができることもみなさんご存じの通りです。< /P>

他に手っ取り早くかつ基本的な情報源としては、風俗情報夕刊紙の「内外タイムス」 があります(120円、日曜は休刊)。これには首都圏の多くの劇場の広告が常時まとま った形で掲載されています。どの劇場にどの踊り子さんが出演しているかとか、どんな企 画があるかなど、いろんな情報が得られます。同紙には踊り子さんの連載記事や劇場紹介 記事(まあほとんどがパブリシティー記事でしょうが)も載っています。駅の売店やコン ビニなどで買えます。ただ、あくまでも夕刊紙なので、発売は早くても午後になってしま うので、初日の顔触れはその時点まではほとんど分からないので、初日の早朝に行こうと 考えて情報収集するときにはちょっとつらいですね。

なお、広告に載っている情報はあくまで予定であり、変更されることもしばしばなの で注意してください。ややもすると一人の踊り子さんが同時に複数の劇場広告に載ってい ることさえあります。これはダブルブッキング(二重予約)です。少なくとも一方は確実 にキャンセルになります。「見たかった踊り子さんが出てないぞ!」といったことを避け るためには、電話で劇場に問い合わせる方法もあるようです。まあ初心者の方はそこまで はしないかも知れませんね。私も電話したことはありません。

ストリップ専門紙・誌というのは見当たらないようですが、雑誌によってはストリッ プ情報のページがあるものもあります。でも、凄く充実した内容のものは正直言ってあま りないようなんですよね。私は雑誌をあまり重視していません。これは私がアイドルスト リッパーさんの追っかけではないからでもあります。でも首都圏以外の方にとっては雑誌 は重要な情報源でありうると思います。H系雑誌の何誌かが主にアイドル系の踊り子さん のスケジュール表を載せています。雑誌は大抵月刊なので、情報が少し古く、変更があり がちなのがちょっとネックですが、全国的な情報が得られるという強みがあります。

<以下の雑誌に関する情報(点線の間の小さいフォントの部分)は古いものですので 、あくまでも参考にとどめてください>

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具体的には、「プレイタウン情報」に踊り子さんのグラビア、インタビュー、スケジュー ル予定表や記念日情報などが連載されています。同誌は比較的ストリップ情報には詳しい といえますが、置いている本屋が少ないようなのは残念です。

「特選あそび専門街」には「花道劇場旅日記」という連載があります 。これは踊り子さんの日常を日記風にまとめたものです。一人の踊り子さんが半年間ずつ 連載しているようです。

ビデオ情報誌「アップル通信」にも踊り子さんの紹介やスケジュール 表などが6ページほど載っています。

あと、「Crash」には長期連載の「踊り子さんインタビュー」が 掲載されていましたが、残念ながら97年の初めに休刊してしまいました。この連載は私 には大変興味の持てるものでして、もし単行本になったら即買いたいと考えているのです が…… ならないかなぁ……
なお、実質的な後継誌の「メディアなんとか(汗)」にもストリップのページがあるよう です。

この他にも「ザ・ビッグMAGAZINE」(大洋書房)など、定期・不定期 に踊り子さんの紹介をしている雑誌があるようです。これはまめに書店をチェックするし かないですね。
--------------------------ここまで----------------------------------

あとは、劇場によっては店頭に出演者リストを掲示しているところもありますので、 それを見てから考えるという方法もあります。広告をたまにしか載せない劇場なんかだと 、電話以外で情報をつかむには店頭に行って看板を見るしかないかも知れません。あまり 便利な手とはいえないのですが…… それに、始末が悪いことに、店頭のリストに載って いるからといっても、その踊り子さんが実際には出ていないこともたまにあります。これ は前述の新聞広告の場合と同様で、踊り子さんが何らかの事情で出ないという事態になっ ているにもかかわらず、それが広告やリストに反映されないということがままあるという ことです。この点には十分注意する必要があります。どうしてもという場合は劇場係員に 問い合わせた上で入場するようにしましょう。

熱心なファンの方であれば、ポラロイドショーの際や、ロビーなどで直接踊り子さん から教えてもらうということもあります。まあ、ポラロイドを撮るついでに聞くというの は初心者の方でも比較的簡単といえるでしょうが、ロビーなどで直接聞くとなると、これ はそう簡単にできるというものではなく、努力の積み重ねの末に可能となることですから 、初心者の方には難しいとは思いますが、正確度や鮮度の点では群を抜いているでしょう ね。

あと、旅行先などで劇場の場所や、そもそも劇場があるのかないのかなどを知りたい ときもあるでしょう。そういうときには、その辺の人に聞くという訳にもなかなかいかな いものです。まあこういう場合にその方面に詳しいのはタクシーの運転手さんか警官だと いう説もあります。警官に気軽に聞ける方は少ないでしょうが……
また、タウンページ(職業別電話帳)で調べるのが意外と効果的なこともあります。ただ 、この方法は慣れてないと結構大変かも知れません。

 【おわりに】

つたないマニュアルを最後まで読んでくださってありがとうございます。これを読ん で、「たまには劇場にでも行ってみるか」と思われる方が一人でもいてくだされば、私も うれしいです。ストリップの楽しみ方も多種多様です。軽い気晴らしにもなりますし、思 い入れたっぷりに好きな踊り子さんを追っかける楽しみ方もあります。自分に合ったスタ イルを見つけて、楽しく見ることが一番だと思います。

このマニュアルの作成に協力してくださった多くのみなさんに改めて心から感謝しま す。みなさんの激励とアドバイスなしには、このマニュアルを公開することはできません でした。数多くいただいたご意見には必ずしも応えられていないのが心残りですが、今後 の課題としていきたいと思います。

では、みなさんが楽しい舞台を見ることができますように……

★★★★★ このマニュアルの著作権はみそしるに属します
              転載、再配布、盗用等を禁じます ★★★★★

   by みそしる

更新履歴(WWW版)
Ver.1.11 97/11/23
マニュアル内にリンクとアンカーを作成
「ストリップ基礎の基礎」の内容の一部変更
「ストリップのマナー」の内容の一部追加
「ストリップに関する情報の入手法」の内容の一部追加
その他細かい部分の修正

Ver.1.1   97/10/30
最初の公開バージョン