新宿ニューアート
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●新宿ニューアート 20170604 (3rd)(4th)stage -outline- (2/3)

[HIROさん]
(4th)傍らに畳まれた三本の和傘と一本の日本刀。側頭部に白い狐の面を飾る白ずくめの装いで本舞台に横たわる彼女が、何処からか聞こえてくる小鳥の囀ずりで目を覚まし‥ステージが幕を開ける。和傘のうち二本を開いて前景に据え、残る一本をバトンの様にクルクル廻しつつ、順手⇔逆手に持ち替えるテクニカルな舞いで暫し魅せると白装束を脱いでピンクシースルーの下穿き姿に転じて盆に至り‥ベッドショーへ。先刻の「和傘トワリング」のくだりは「殺陣」でもあったのだろうか。髪の後ろに白い枯れ枝の様なアレンジメントが拡がる‥異様にして艶やかな姿で床に日本刀を突き立て、よろめきながら立ち上がる姿は「凄絶」にして美しい。最後は伸びやかな肢体を存分に生かした「絶品」ポーズベッドでの華やかな終幕‥となる。

[misakiさん]
(3rd)以前観劇した某女性ミュージシャンのメドレー演目。「キューティーハニー」の次のパートで着ていたボンデージ風の衣装が、この日は黒のブラ&パンティの上に肌露出の多いピンク&黒縁取りレオタードを重ね着するスタイルに変わっていた。この後ピンクのふんわりしたベッド着でしっとり舞い収め‥本舞台でフィニッシュ!
(4th)全裸‥の胸元に丸めた衣装を抱えてステージにin→シンプルなIラインのミニドレスでのコンテンポラリー・ダンス→統率された群舞が印象的な女性アイドルグループの曲に乗せてキレッキレのパフォーマンス‥と尻上がりに調子を上げてゆき、後半は明るい色のスリップミニドレスに着替え、女性ソロシンガーの優しい歌声に寄せてしっとりと。この人の「持ち味」でもある‥全身全霊で対象に向かう、所謂「刺さる」ステージはこの日も健在で‥殊に感情を込めたコンテンポラリー・ダンスの爆発力はマジで半端なく、他の演者さん達のクール&スタイリッシュな演目が続くなか「切れば血の出る様な」圧倒的な熱量で異彩を放っていた。

- 08/01 22:00
- くるりん


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