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事件記者K |
| No.6 |
98.5.19 00:27 |
| Titre バールようのもの |
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| Article ×月×日 S署管内で盗み。「泥棒」というとチンケに聞こえるが、日常的にはかなりの頻度で発生しており、被害は全く馬鹿にならない。窃盗だけで一つの課(捜査3課)がつくられているほどですから。 店などへの多額被害窃盗は、午前中に広報文が回ってくることが多い。なぜなら、従業員が引き上げた後で盗みに入り、次の朝に出勤してきた人が犯行を発見するからだ。今日被害が発覚したのは地域の中規模ショッピングセンターで、店長が午前八時に店に出ると、金庫が破られ700万円が盗まれていたという。事務室の窓ガラスが割られ、金庫はバールようのもので壊されていた。 「この手の事件は狂言でなければなかなか見つからないよな」と思いつつ、原稿処理。(実際、狂言オチは結構ある)それにしても、盗みの原稿を書くときにいつも引っ掛かるのが「バールようのもの」。最近の若い奴は「バール」を知ってるのだろうか。現場には壊れた金庫があるだけで、発生段階で「何で壊されたか」は簡単に分かるはずはない。かなづちかもしれないし、鉄パイプかもしれない。確かに、使用したのが何か分からない場合は「バールようのもの」で統一するのが簡単ではあるが。それとも、金庫破りにはバールが一番という、窃盗グループの常識でもあるのだろうか。一度聞いてみたい。 |
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